2025年4月1日火曜日

コベントガーデンのイタリアン LUCI



ティムちゃんとは知り合ってすぐの頃からお食事デートが多かった。
ふたりとも食べることが好きだから、共通の楽しみ。
近所に住んでいたのでおうちにお迎えに来てくれたこともありますが、お互いロンドン中心地が都合がいい時の方が多くて、待ち合わせによく使っていた場所がコベントガーデンにありました。
Le Palais Du Jardin という名前のバー・レストラン。

残念ながら、もう閉めてしまったので写真はありません。
あの頃は今みたいにスマートフォンじゃなかったし、写真はカメラで撮るものだった。

レストランで撮影なんて、ふつうは誰もしなかったです。
ごくまれに観光中のお食事でカメラを出してお料理の写真を撮る人がいなかったわけじゃないけれど、ふつうの人は観光でもなければカメラをもって食事にはいかなかった。

ウェブに Le Palais Du Jardin の写真があるかもしれないと思って、探してみたら出てきた。
緑ののれん😂のお店。
写真ではお店の前が工事中なのでよく見えないかもしれないけれど、このお店、開店している時はドアが無くて、かなり忙しい通りであるロングエーカーに面した部分がすべて開いた開放的なつくりでした。
そこから店内に入ると中央に大きなくつわ型のカウンター。
そのカウンターでシャンペンを注文して、ティムちゃんが来るのを待っていた。
レストランで働いている人たちや飲んだり食べたりしている人たち、通りを行きかう人たちを見ているのが楽しかったので待つのも苦にならなかった。
カウンターの中の人がディッシュウォッシャーから取り出したグラスをきれいに拭いて並べていたのを今でも覚えています。


先週、お友達とご飯の約束をした時に「イタリアンのLUCI(リンクします)に行こう」という話になって、お店には覚えがなかったけれど、住所を確認したら、元 Le Palais Du Jardin だったところ。


懐かしかったので、少し早めに来たら、入り口は造花で飾られて以前の面影はゼロ。


このレストランになる前はお洋服屋さんだったので、内装もすっかり変わっていました。
ショーケースにはケーキもあります。
でも主なメニューはフォカッチャのサンドウィッチや
切り分けるタイプのピザ類。

デリとイートインの部分がグラウンドフロアー。
ピザの窯もこのフロアーにあります。


階段を降りるとお手洗い(男女共用の個室が3つ)
階段を上がるとレストランです。
レストランの階にもお手洗いがある。

階段そばからの写真がこちら。
窓からの明かりが入るので暗いと感じるかもしれません。
でも窓際から同じお部屋を撮るとこんな風。
同じ時間に同じお部屋でも光の入る方向でずいぶん印象が変わりますね。

さて、ここではアラカルトでも注文できますが、ランチタイムやプレシアターにはセットメニューがあります。

私たちはセットメニューでオーダーしました。


こちらが12時から7時までのセットメニュー。
2コースで £26 、3コースで £29。 
前菜とメイン、もしくはメインとデザートといった2品か、前菜、メイン、デザートの3品かを選べます。

STARTERS 前菜(の中から一つを選びます)

POLENTA FRITTA ポレンタのフライ
Deep-fried polenta, pecorino cheese, truffle oil 

TAGLIERE MISTO ITALIANO イタリアハムの盛り合わせ
Cured meat board with coppa, finocchiona
salami, pecorino calcagno, olives

CRISPY ARTICHOKE アーティチョーク
Salsa verde


MAINS メイン(の中から一つを選びます)

TAGLIATELLE RAGÙ タリアタッレのラグー
Slow-cooked bolognese sauce, grana padano

HOME-MADE SPAGHETTI CACIO E PEPE スパゲッティーのチーズソース
Pecorino cheese, black pepper

MARGHERITA マルガリータピザ ビーガン対応可
Tomato sauce, fior di latte mozzarella, basil, extra virgin olive oil
PICCANTE 2.0 ピカンテピザ
Tomato sauce, fior di latte mozzarella, nduja, spianata salami, spicy honey, basil

DESSERTS デザート(の中から一つを選びます)

TIRAMISU ティラミス

CHOICE OF PANNA COTTA パンナコッタ
with wild berries or salted caramel

AFFOGATO AL CAFFÉ コーヒー・アフォガート


本当のことを言えば、アラカルトでピザだけ注文しようかなって思っていたのですが、複数人でのお食事であれば、お料理が出てくるタイミングとかもあるだろうし同じパターンのものを注文した方がいいかもって考えて、私もセットメニューにしました。

そこで、ハムの盛り合わせを前菜にマルガリータピザメインに選びました。
前菜のハムはみんなでお味見できるし、余ったらマルガリータに乗せて食べようというわけ。


今回のランチ仲間はほかでもないブログ仲間のねこなすさんとロンパラさん。

ねこなすさんは前菜にアーティチョークを注文したんだけど、品切れってことでアスパラガスが来ました。


そしてメインにはタリアテッレのラグー。


ロンパラさんは前菜にポレンタ。
テーブルに来た時には3人で大笑い。
どう見ても厚揚げに海苔!!

めっちゃ重そう!
そう思ったんですが、一口貰ったら意外に軽かったです。
中はふんわり、外はカリッと。

ロンパラさんが選んだメインはピカンテピザ。


私が注文した前菜のハムの盛り合わせはこちら。
オリーブが付いています。

メインのマルガリータはこちら。
これにハムとルッコラを後乗せしてデコレーション。

わーい!おいしそうにできたね!!

ピザカッターに気が付かなくてナイフで切っていたんだけど、途中で見つけました。
ピザの下に入っていて、取っ手は見えていたんだけど、お皿の一部だと思って気が付かなかった。

セットメニューはそんなに高くないと思います。
お味もふつうに美味しい。
ただ、ワインがすごく高い。
最近、おなじような事ばっかり書いている気がする!!
一番安いワインは42ポンド。
だけど注文したら品切れだった(笑)

そこでメニューにはない安いワインを代わりに持ってきてもらって、それをみんなでシェアしました。
おうちに帰ってティムちゃんに写真を見せたらこのワインでこの値段はあり得ないと言われたけど、最近のロンドンはどこもこんな感じです。

卸の値段じゃなくて、市価は12ポンドから13ポンド、このレストランでは44ポンドだったので、最近のレストランではこんなものだと思います。



ということでこちらがお勘定。

私たちがいた間、他のお客さんは男性一人。
セットメニューをさっと食べて帰っていきました。
平日のランチタイムはこんな感じなのかな。

レビューにはプレシアターのサービスが遅いって書き込みがいくつもあったので、ランチタイムにゆっくり行くのがおすすめなのかもしれません。

でも忙しくて活気のあるレストランを期待しているのなら週日のランチはがっかりかも。

サービスは悪くなかった。
でもワインとアーティチョーク、一回のランチでふたつも定番のものが品切れというのはマネージメントが今ひとつだと思います。
レビューにあったサービスが遅いというのもスタッフ不足なのかも。
オープンすぐとかならともかく、もう開店して1年ほどになるわけだし。
ヒマなのはそんな積み重ねのせい?
マーケティング用の写真を撮っている人達がいたから 春の新しいメニューとかなのかな。
それとも一般のレビューみたいに載せる用の写真かな?
どのお料理にも手はつけていなかったので写真だけって感じでした。

これだけヒマだと思い切りおしゃべりできるので仲のいいお友達とのんびり食べるのがおすすめなレストランです。






今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年3月30日日曜日

桃太郎君がいない母の日


今朝は朝6時5分前にメッセージのチャイムで起こされました。
日曜日の朝1時が2時になって、つまり1時間損をしたサマータイム初日の朝です。

まだお外は暗い(涙)のに一体だれかと思ったら桃太郎君からでした。

「FIND MOMO”S COOKBOOK!(モモのお料理本をさがせ)」

まるで暗号ですよね。
MOMOというのはロンドンにあるモロッコ料理のレストランで、昔、何回か行ったことがある。
その時にお料理の本を貰ったのがダイニングルームの本棚にあるはず。

気になって2度寝できないのでダイニングルームまで行って本を探しました。

そうしたら本の中に母の日のカードが隠されていました。
いつ隠したんだろう?
面白いことを考えてくれました。

実は桃太郎君は今ホリデーに出かけています。
なので、メッセージはくれると思っていましたがカードは諦めていたのでうれしかったです。
封筒を開けたらこんなカードが出てきました。
ガヴィン&ステイシーというドラマの登場人物のひとり、ネス。
ウェールズ人で思ったことをストレートに言うキャラクターです。
ティムちゃんも私も、そして桃太郎君も大好きなドラマなので面白いと思って選んでくれたのかな。

カードの中には僕がいなくても楽しんでいると思うけど、帰ってきたら一緒に何かしようって書いてありました。
うれしいなぁー。

このブログ「パブの肴」を始めたのは2007年の3月で、初めてすぐに母の日がありました。
その記事(リンクします)を読み返すと桃太郎君が絵をかいてくれたこととか彼のお小遣いが月に12ポンドだとか書かれていて懐かしい。

この時の絵はまだダイニングルームに飾ってあります。
子供ってすぐに大きくなってしまうけれど、いつまでたっても母親にとってはベイビーです。
ホリデー先の桃太郎君を位置情報で追いかけてみたり、レストランやホテルにいたらそのウェブサイトでメニューを調べてみたり、まだまだ私もティムちゃんも子離れできません。

母の日をホリデー中なのに忘れていなかったことがうれしい!





今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年3月29日土曜日

マグノリアのお花





こちらはリッチモンドグリーンに面したおうちのマグノリア。
左手に見えるおうちは300年ほど前の建物です。
ではマグノリアはどれくらい古いのか?
それが今日のテーマです。

マグノリアは日本ではモクレンとよばれる木です。
でもモクレンには仲間がいっぱいいるので、ハクモクレンとかタイサンボクとかこぶしとか、細かいことがいろいろ違う。

美しい花の宿命で、園芸によって交配が進むんでしょうね。

イギリスでは園芸に詳しくなければモクレンの仲間はみんなマグノリアって感じでまとめられています。
「色が~」とか「花びらの枚数が~」とか細かいことは気にしない(←もちろん園芸のプロは違います)

日本のモクレンは中国原産のようですが、イギリスに最初に持ってこられたマグノリアはアメリカのヴァージニアから。

そう、アメリカ原産のものも存在するのです。
1687年にロンドン司教のヘンリー・コンプトンという人がいました。
園芸に興味があった彼が、宣教師としてアメリカに渡ったジョン・バニシターから手に入れたものがイギリス最初のマグノリアです。
1730年にはアメリカから更に大輪のマグノリアが持ち込まれました。
そちらの方が人気になったためにオリジナルの方は人気がなくなってしまったそうです。
そして、イギリスでも交配が進んだいろんな種類のマグノリアが、この季節一斉に咲き出すのです。

このマグノリアですが、花の咲く木としては最も古いもののひとつ。
何と恐竜が生きていた白亜紀の頃に誕生しています。
そして同じころに生まれた木なのがチューリップの木。
チューリップの木はマグノリアよりも花が咲くのが遅く、5月の半ばが見頃。

たくさんの種類があるマグノリアと違って、チューリップの木は2種類しかありません。
チューリップの木と、チャイニーズチューリップの木。
イギリスで見るものは、ふつうはアメリカから持ってこられたものです。

恐竜が絶滅した後も今とほぼ変わらない姿で残ったマグノリアとチューリップの木。
なんだかすごい木なんだな~。


ところでマグノリアやチューリップの木が誕生した白亜紀半ばにはまだ地球にはミツバチがいなかったんです。
ミツバチの前身であるハナバチが生まれたのも白亜紀の末期。
じゃあマグノリアやチューリップの木の受粉はどうしていたか?
甲虫類(カブトムシのように甲らがある虫)が受粉していたんです。

甲虫は蜂などに比べると不器用なので受粉の仕事が上手ではありません。
そこで、マグノリアもチューリップの木も上向きに花が咲いて、甲虫が安全にとまれるようになっています。
そして花の中に空間のゆとりがあります。
そこを甲虫が歩き回る間に花粉がお腹の部分にたくさん付くようにできている。
マグノリアの種類によれば、夕方甲虫が立ち降りると花が閉じて朝まで甲虫が逃げられないようになっているものさえ存在します。
中でもがいている間に体中に花粉が付いて、花が再度開くとその花粉を次の花に運ぶという仕組みです。

何気なく見ている春の花々。
いろんなことを知ると見る目が変わってきますね。










今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年3月28日金曜日

マグノリアがきれいな通りで和菓子を食べてきたよ!




こちら、ロンドン、ピカデリーサーカスのすぐそば、セントジェームス教会のお庭のマグノリアです。
今週の月曜日(3月24日)に撮影。
こっちも同じ日に撮影。

こちらは桜(造花)とお雛様、セントジェームス教会の並びにある源吉兆庵の店頭。

クリスマスツリーのように終わったら12日以内に片付けないと縁起が悪いとかはないのか、ちょっと心配。
缶入りイチゴパフェの広告も店頭に出ていました。

つられて中に入ってみるときれいな和菓子がいっぱい。


季節柄、ピンク系のものが多い。
箱入りのものもあれば、個別包装で一つずつ買えるようにもなっています。
お値段は3ポンドから5ポンドくらいな感じで、箱で買う前に試してみたい人にはいいアイディアですね。
大福なんかもある!


でも春といえばこれですよね。
桜餅!!
全然ピンクじゃない。
でも食べてみたかったので一つ買ってみました。

お店の中に小さなイートインのコーナーがあってお抹茶と一緒にいただきました。

購入したもののイートインということで、お皿やお茶碗は無しなのがちょっと残念だけど、その分サービス料などもかからないので安く提供できるようです。

私はもう少しもち米の粒が感じられるような桜餅が好きなんだけど、久しぶりの優しい和菓子の味にほっこりしました。

実はねこなすさん(リンクします)ロンパラさん(リンクします)と一緒にランチ後のお茶に行ったんだけど、おしゃべりが楽しくて1時間ほどあっという間に過ぎてしまいました。
ここは小売りだけだと思っていたのでイートインがあるのは知らなかった。
何回も前は通っているのにお店に入ったのも初めて。

季節の和菓子を単品で買えるのは、和菓子をよく知らない人たちにも敷居が低くていいなって思いました。

源吉兆庵・ロンドン店(リンクします)

実はマグノリアの話を書こうと思っていたのに、「花より団子」の記事になってしまいました(笑)

マグノリアのお話はまた次回!



今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年3月26日水曜日

馬車が見たいなら行ってみよう!




王室で使われている馬車やリムジンの展示をロイヤルミューズ(リンクします)という場所で観ることができます。

毎年3月から10月までの開館なので、その時期にロンドンにお越しならぜひどうぞ。

先日、宮殿からお誘いを受けて久しぶりに観に行ってきました。
ここに行って一番印象に残るのは、きっと戴冠式で使う金の馬車。
これ、見かけはすごく素敵。
でも、18世紀半ばに作られた馬車なので実は乗り心地がひどく悪い。
それだけじゃなく、一旦動き出した停めるまで180mも進んでしまうそうで危険極まりない😱
戴冠式以外にも大切な在位記念日などのパレードで利用されます。

この写真はこのブログのために私がロイヤルミューズで撮ったものなんだけど、なんだか見覚えがある。
構図というか、おんなじ角度で昔同じ写真を撮った気がする…。
そう思ってブログを探してみたら出てきた!
びっくり!
2011年の記事です。
そして写真だけでなく、内容も似たようなカンジ。
10年以上経っても書き手として成長していないのがよく分かる(←まるで他人事のよう)

ガイドとしてのプライド(ナニソレ🤣)もあるので、今回は前記事ではまだ紹介していなかったものをどうぞ!

故エリザベス2世の馬車、ダイアモンドジュビリーコーチです。
でもね、この馬車はかなりの曰く付き。
名前から彼女の在位60周年で使ったのかと思うでしょう?
2012年のその日は雨のパラつく寒い日でそれなのにお船でテムズのパレードだったのをホリデー先のイタリアで見ていたなぁ。


実はこの馬車、注文を受けずにオーストラリアの馬車メーカーが作ったらしい。
本当はエリザベス2世の80歳のお誕生日(2006年)記念プロジェクトだったらしいけれど、出来上がったのはずっと後。
オーストラリア政府の補助金は少額で、この馬車会社の社長さんが自宅を抵当に入れて資金繰りをし完成させたら「注文していない」って言われてさんざん😭
結局は王室のお買上げで収まりました。
でも↑で書いたようにダイアモンドジュビリーではお船のパレードだからこの馬車は使っていません。
実際に公用で使われたのは2014年の国会開催式の時。


ランターンのクリスタルガラスがキラキラ!
天井の飾りもアップデートされています。

英国では古くからイングランドのシンボルとしてバラ、スコットランドのシンボルとしてアザミ、ウェールズのシンボルとして長ネギが使われます。
これに加えてクローバーがアイルランドを表すのが普通。
でもね、アイルランドは独立国。
英国に含まれるのは北アイルランドです。

そこで、北アイルランドを示すフラックス(亜麻)がこの馬車では使われています。
フレックスはリネンの材料で北アイルランドの産業のひとつ。
バラとアザミの間、わかるかな~?
この馬車はブレーキもついているし、エアコンも完備。
ほぼ車と同じサスペンションなので乗り心地もいいそうです。
こちらは後ろ側から。


これ以外のブログで紹介しようと撮った写真は前の記事とモロにかぶっていました(笑)
でもせっかく撮ったから見て🤣🤣🤣

ケイトさんのウエディングで彼女が乗ったロールスロイス。

お医者さん用の駐車スペースは今回空いていました。
以前の記事にはアストンマーティンが停まってましたよね!

ここには200人以上の人が住んでいるのでちょっとした村みたいなものです。
御者の制服の写真も撮りましたよ!
これも前回撮ったなぁ…。
でも今回はこれ(の偽物)を着て馬車に乗って写真が撮れるようになっていました。
御者の制服だから階段のところに立った方がサマになりそうな気もします(笑)
こういった参加型のアトラクションは楽しいです。
日本でも顔の部分が開いていて、自分が映りこむ写真が撮れるようになってるものとかありますよね。



といってもこの場所は王家の機能部分として今でも使われている場所。
リムジンの出入りがあったり、飼われている馬を見ることもある。
馬車を引く馬は2種類飼われていて、最適なのはウィンザーグレイという品種。
見た目の美しさもさることながら、馬車を引くための資質で定評があるそうです。

もう一種はサラブレッドの血を引く茶色い品種でクリーヴランドベイですが、適正よりも種の保存のために故エリザベス2世が飼いはじめたそうです。

こっちはクリーブランドベイですね。

ロンドンのバッキンガム宮殿のそばでこんな馬車を見かけることがあります。

実は今でもセントジェームス宮殿とバッキンガム宮殿の間での書簡の配達は馬車で行われているのです。
こういった馬は儀式の馬車を引かせる前にいろんなトレーニングがあります。
初めはタイヤとか重いものを練習場で引かせて物を引っ張ることに慣れさせます。
それ以上にロンドンの騒音や観光客に慣れさせる必要もある。
ということで、馬車を引かせても大丈夫、となったら、まずこんなメールコーチから練習を始めるそうです。


子供たちに人気がある観光地です。
バッキンガム宮殿を回り込んだ壁の一部に入り口と出口があります。

今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。