2025年5月5日月曜日

マンチェスターへ行ってきたよ!




久しぶりにマンチェスターに行ってきました。

ロンドンからだとユーストン駅からの特急で2時間ほど。
最後に行ったのは2019年にサッカーを見に行った時だからずいぶん経ちます。
2時間ということは日帰りも可能ですが、マンチェスターはゆっくり泊まって数日観る価値が十分にあります。


ラディソン・エドワーディアンの建物は旧館の外観がこんな感じ。
中央に旗が出ているんだけど、その袂に FREE TRADE HALL の文字。
これが示すようにこのホテルは昔「Free Trade Hall」という建物だったのです。

マンチェスターは北イングランドに位置して、産業革命で重要な都市のひとつ。
イギリスで市民運動や労働条件などの話題になると必ず名前が上がる場所。
協同組合発祥の地でもあります。
そして、このホテルが建っている場所は、そのマンチェスターの歴史上とても重要なところなんです。

1819年にピータールーの虐殺といわれる市民弾圧事件があったのがまさしくここ。
地図を紹介しますね。
中央のセントピーターズフィールドを左右に横切る大通りがピーターストリート。

それがこの下の地図上A34と書かれている通りです。
ホテルの建物が広場の南半分だということがわかりますよね。

ピータールーの虐殺に遭った労働者たちはランカシャーのいろんな場所から平和的な集会のためにセントピーターズフィールドへ集まっていました。
ただ、その規模が大きかったことに加えて、イギリスでは選挙権の不平等などの政治的な不満が高まっていたこと、世界的な天候不順のために不作が続いてヨーロッパ各地で暴動が起きていたことなどから政府側の過剰防衛が原因になったとされています。
数年前に映画にもなりましたが、大ヒットというわけではなかったので観なかった人も多いと思います(実は私も観ていません)

集会の情報が事前に知られていたことから新聞記者たちが集まっていたために、目撃された事件はすぐに記事にされて全国へ伝わりました。
ナポレオンが敗れた決戦ウォータールーにもじってピータールーの名前を付けたのも新聞記者のひとりで、事件にはその名前が定着しました。
因みにイギリスのガーディアン紙という社会問題の提起に定評がある新聞はこの事件がきっかけとなって廃刊させられたマンチェスター・オブザーバーの代わりに創刊された新聞がはじまり。

その報道によって被害者の数は変わりますが、被害そのものはもちろん、平和的な市民運動を暴力で封じようとした体制に批判は傾きました。

その後この事件が基になって選挙改革が進んでいくことになります。
また、反穀物法連盟の設立にも大きな影響がありました。
穀物法というのはイギリスのこの時代に大地主層を守るために外国から入ってくる安い小麦にかけられた税金をまとめた法律のこと。
不作に加えてパンの値段が上がる理由になったのがこの法律なので撤廃を求めて労働者が立ち上がったのです。

1846年に穀物法が廃止された後、自由貿易のすばらしさを讃える、だれでも利用できるホールが建てられて、フリートレードホールと名付けられました。


オーケストラの演奏やダンスが行われる会場もあって賑わった建物でした。
政治的な集会なども多く開かれて、女性の参政権を求める激しい運動「サフラジェット」はここから始まったとされています。

総選挙前の候補者に向かってクリストバル・パンクハーストとアニー・ケリーが「あなたが当選したら女性への参政権を認めますか?」と質問したことで会場から強制的に追い出されます。
その後罰金刑か監獄への収監かの選択を迫られた二人は収監を選びます。
「平和的な活動よりも逮捕されたり問題行動を起こす方がニュースになって運動が人の目に触れる」という発想の転換がこの時だったとされています。
イギリスでは今でも目立つこと(主張や抗議に関係のない場所でおこす犯罪まがいの活動)で主義主張を広く知ってもらおうとする人たちが多いのはこの流れ。

そんな事件の記念プレート。
それ以降、放火や暴力、デモなどいろいろな方法が採られて、収監された女性もハンガーストライキなどで抗議を続けました。

サフラジェット運動は第一次世界大戦終戦時に部分的な女性参政権が認められたことで鎮火します。
女性の参政権が部分的にも認められたのは、戦争中に暴力などを伴う大きな問題がなかったことと、その時の女性による社会での活躍や奉仕が後押しになったといわれています。


さて、そんなフリートレードホールですが第二次世界大戦中に爆撃の被害に遭います。

再建されたのが1951年。
こちらがその記念プラークです。


この場所は他にもマンチェスターの音楽シーンにとって重要な場所なんですが、長くなってきたので別の機会にご紹介したいと思います。












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2025年5月3日土曜日

ブリティッシュ・ビストロに行ってきた!






今日は先日行ってきたレストラン、ラビット(リンクします)を紹介します。

コンセプトが地元での消費、ということでイギリスの食材を使ってはいますが英国料理というわけではありません。

なので、イギリス料理が食べたい!という人にはお勧めしづらいけれど、カジュアルに美味しいものを食べたいとか、イギリスのワインを飲んでみたいという人にはいいと思います。

なぜイギリスワインかというのは、ウエストサセックス州のワイナリーを持っている兄弟のレストランだからです。
イギリスワインを置いているレストランは増えたけれど、グラスで提供しているお店はそれほど多くありません。
なのでちょっと飲んでみたい程度の人にはお手軽に試せるのでいいと思います。
こちらがイギリスの白ワイン。
私はイギリスのバッカスというブドウで造られたワインが好きです。
因みにおうちではニューホールというワイナリーのバッカス(リンクします)を飲んでいます。


アスパラガスもシーズンに入りました。
イギリスでは緑のアスパラガスが一般的。
旬は4月23日から6月21日まで。
もちろんそれ以外の時期でも手に入りますが、秋から春先までははるか南米から届くのでここでは出さないと思います。

島国のイギリスだから魚介類も豊富。
特に貝柱はダイバーが潜って手で集める方法が環境にいいと推奨されています。
緑のソースはこれも今旬のワイルドガーリックの葉で作られています。
貝柱は一つずつ注文できるので便利。

こちらはロンドンで作っているブラッタチーズ。
車で20分くらいのアクトンで手作りされているので鮮度はばっちり。
玉ねぎのジャムと一緒にこれもワイルドガーリックのソースが少し添えてありました。


こちらはラムの炉端焼き。
ラビットのメインは炭火もしくはロテサリーで調理されます。


ミネラルウォーターとワイン、食後のお茶も入れてひとり70ポンドちょっと。
とびきり安くはないけれど、ロンドンでは高い部類には入らない。
サービスもいいし、気楽に楽しめるビストロです。
前菜やおつまみだけでワインを楽しんだりするのもいいと思います。


おまけ
お手洗いの壁紙がウサギでかわいかったので写真に撮りました。







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2025年5月1日木曜日

切手の専門店ギボンズ





このブログで何回か切手についての記事を書いたことがあります。
大英図書館でお勉強(リンクします)ではいくつかの切手のお値段なんかも紹介しました。


ではロンドンで切手を買いたければどこに行けばいいのか?

答えはストランド通りにあるギボンズです。
コレクターのための雑誌も出しています。



それにしても切手のお値段ってよくわかりません。
1840年に切手の利用が始まった時には黒い1ペニーと青い2ペンスの2種しかなかったわけで、その額面で取引がされていました。
新しいもの好きな人がシートで購入して壁紙に使った例もあったとか。

印刷の際は横に12枚x縦に20列というサイズのシート印刷でした。
ということで黒い切手が240ペンス、青だと倍の480ペンスですね。

今は十進法だから240ペンスは2ポンド40ペンスですが、1972年まではもっと複雑でした。
12ペンスで1シリング、そして20シリングが1ポンドです。
ということはペニーブラックのシート1枚が1ポンドってことですね。

1840年当時、1ポンドは熟練労働者の4-5日分のお給料だったそうです。

今では世界中の切手が取引されていて珍しいものだとすごい金額になったりします。


ウインドウにはお値段と一緒に切手が飾られていたりするので覗いてみると面白いです。
きれいなセットのものは500ポンドから2000ポンドくらい(9万円から38万円)。
これなんかは消印があるから使用済みのものですね。
ローデシア(現ジンバブエ)の切手で何と6000ポンド(1000万円ちょっと?)

これらは香港の切手で比較的新しいものみたい。
お値段も1000円ちょっとからなのでお小遣いで買えますね!

びっくりしたのは遊戯王カードやポケモンカードが売られていたこと(驚)
桃太郎君、まだ持ってたら売ればいいのに(笑)なんて思いましたが店頭で60ポンドくらいで売ってるカードなら買取は持っていくための電車賃にも足りないんじゃないかな?


ギボンズのお店はストランド通りのちょうど真ん中あたり。
コベントガーデンの南側です。







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2025年4月29日火曜日

カレン・スキンクって知ってる?



さて、今日ご紹介するのはみんなが大好きカレン・スキンクです!
世界に誇るイギリス料理シリーズ(爆)

この2行でそっとこのブログを閉じた人がいそうです(笑)

カレン・スキンクって初めて聞く人も多いかもしれません。
スコットランド料理のひとつです。

スコットランド料理といえばハギス!

カレン・スキンクはハギスよりもずっとハードルが低いと思います。

簡単に言えば燻製タラのクリームスープ。
今日は作り方を紹介しますね。

材料2人分

燻製のタラ 2切れ
ポテト(なんでもいいけれど、私は新じゃが派 2個
玉ねぎ 小1個
人参 小1個
キノコ ひとつかみ
アスパラガス 3本
蕪の葉 ひとつかみ
ミルク 500ml
塩、コショウ、ナツメグ 少々

この材料は冷蔵庫の残り物を活用しました。
ポテトと玉ねぎ以外は何でもいいです。
何ならなくてもいいくらい。
ランチや軽食のメインにできる量ということでお魚が多めです。
前菜なら具材は半分でも問題ないと思います(つまりテキトー🤣)

さいの目に切ったジャガイモと人参、粗目のみじんにした玉ねぎをお鍋に入れてごくひたひたの水で煮ます。
お塩も小さじ半分ほど入れて10分くらい。
今日紹介するのはさっぱりタイプ。
*こってりタイプにしたければお鍋ではなくてフライパンでバターとオイル半々で炒めます。

別のお鍋で燻製のタラにかぶるくらいのお水を入れてさっと火を通したら水洗いします。
その後さっくりと身をほぐすんだけど、あれば手袋をした方がいいです。
匂いが手に付くから。

お野菜のお鍋にミルクを入れてキノコ、アスパラガス、蕪の葉を入れて中火にします。
ミルクが沸騰手前くらいの状態で5分ほど、お野菜に火が通るまで煮ます。
塩コショウとナツメグで味を調えたらできあがり。

*こってりタイプはフライパンにミルクを入れてもいいし、お鍋に入れなおしてもいい。
最後にクリームを100ml加えて温まったら出来上がり。

ランチにぴったり。
もしくは量を少なめにして前菜にも。


カレン・スキンクというのはカレンさんのスープという意味で、各家庭によって入れるものも色々。
お好み焼きみたいに冷蔵庫の残り物を整理するのに作ってみてください。

燻製のタラが手に入りづらければ、タラの切り身に多めに塩を振って一晩寝かせた後、グリルで焼いたもの(その場合は茹でる工程を省く)を使えばいいと思います。




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2025年4月27日日曜日

コロニーグリルでサンデーランチ




メイフェアのコロニーグリルでティムちゃんとサンデーランチしてきました。

おうちでサンデーローストするときには前菜は食べません。
メインだけでお腹がいっぱいになってしまうからです。


でもレストランに来たら何故か前菜を注文するティムちゃん。
いつも食後に前菜を食べなければ、もっと楽しめたのにって言います。
そこで「なんで食べたくないのに注文するの?」って聞いてみました。
「Play the game」というのが理由だそうです。
ティムちゃんが通っていたプレップ(私立小学校)のモットーだったこの言葉は折に触れてティムちゃんが口にする一節です。
「自分に期待されたルールを遂行する」って感じの意味。
数少ないイギリス人のいいところのひとつ、と自虐的に言っていましたが、私はティムちゃとイギリスのそんなところが大好きです。


前菜用のドリンクはマンザニーヤというスペインのシェリーの一種をグラスで注文しました。
お味も量もちょうど良かったです。
ラギターナはおうちでも常備しているマンザニーヤです。

私はお腹がいっぱいにならないように生ガキを選びました。
3つ、6つ、12個と選べたので3個だけ。
今はまだ4月だけど、5月からは月の名前に「R」が入らないからこれ以降は9月までお預け。

ティムちゃんは野菜スティック。
真ん中のディップはタラコが入ったクリームディップです。

メインには二人ともラムを選びました。
今から思えば一人はビーフにすればよかった。

キッチンからお皿に盛られた状態でサンデーローストがやってきました。
ここは数か月くらい前まではテーブルの横でお肉を切り分けてくれたのですが、システムが変わったそうです。
サンデーローストってその辺りがイベント感があって好きなんだけどなぁ。
他にも以前はテーブルクロスがあったのに、最近は使っていないそう。
お味は悪くはないけれど、とびきり美味しいわけでもなくてちょっと残念。
というか、かなり残念。

正直なところおうちのサンデーローストの方がここを含めほとんどのレストランよりも美味しいです。
ワインはティムちゃんがお肉に合うものを選んでくれました。
これは美味しかったし、サービスもとても良かったです。

ミネラルウォーターとワインを1本ずつ、マンザニーヤ2杯にサービスを入れて156.40ポンドでした。

コロニーグリルのいいところはやっぱりサービスかな。
客層はアメリカ人が多いのでそのせいかもしれません。

寛いでゆっくりとお食事したい人にお勧めします。


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2025年4月25日金曜日

裏道が好き!




コベントガーデンの裏道を歩いてきました。
このエリアに限らず、ロンドンには裏道の奥にサプライズがあることもしばしば。

楽しいサプライズといえばパブかな(笑)
このパブはラム&フラッグ(リンクします)というパブでけっこう有名です。
だからもちろんサプライズではないんだけど、細い道に入ってお客様にご案内すると「隠れ家みたい」って喜ばれることも多い。

観光地でもある大学の街並みから、こんな小さな路地が伸びている。
レンガの建物と石の建物の間。
ここをずんずん入って行ってその奥を曲がるとパブ。
ここは天皇陛下がオックスフォードに留学されていた皇太子時代に訪れたこともあるそうです。
12世紀からのパブ。
過去にここを訪れた著名人を数名…。
ホーキング博士、オスカーワイルド、ボリスジョンソン、クリントン大統領に交じってエマワトソンやデイヴィッドボウイの名前も見られます。
クリントン大統領はオックスフォードに在学でしたから、頻繁に来たんじゃないかな。

中は普通のパブです。
ここはいつ来てもアルバイトみたいな若い子が働いている。
客層は地元の長居する人は落ち着いた年齢層、観光客も多い。
この日のビールが壁に張り出されています。

その日によっていろんなビールが楽しめるみたいですね。


裏道のお散歩が楽しいのはパブ以外にも楽しい発見が多いこと。
有名人が住んでいたプラークとか、大切な建物があった場所とか、もうすでになくなってしまった場所であることも珍しくありません。

コベントガーデンにはメイドンレーンという道があって、そこにはポーターハウスというアイルランド系のパブがあります。

レンガの壁、お二階の部分に緑色のプレートが見えますか?
風景画家として有名なターナーはここに建っていたおうちで生まれました。
もう建物はありません。
並びはこんな感じだから、似たようなスタイルだったのかな。
この通りから路地に入るとこんな感じ。
路地にもパブがある。
こんなところを歩きながら、ターナーも歩いたのかなぁなんて想像したり。

裏道のお散歩、もちろん時間や場所によってはあまりお勧めできない場合もありますが、常識の範囲でうろうろする分には問題ないと思います。
ちょっとでも危ないかなという考えが頭をよぎったら、引き返す。
でもお昼間の観光地ではそういった場面はあまりないと思います。




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2025年4月23日水曜日

市販のカレーソースを使ってみた!



ティムちゃんが大好きなインド料理屋さんのひとつがメイフェアにあるジムカーナ。
先日、ここでクッキングソースを出していると聞いて、早速注文していました。
届いた箱を開けるのって楽しいですよね!
丁寧にバブルラップ(プチプチのこと)されている。
中から出てきたのはロゴンジョッシュとヴィンダルーソースの2種類。

これを使えばミシュランレストランの味になるらしい。

瓶には作り方が書かれていて、ティムちゃんはこういったことに忠実なタイプ。
長く一緒に住んでいても、お料理の方法だけは本当に両極端に違う私たち。
今回は作り方にお好みのお肉(でもラムがおすすめ)と書かれていたのでラムの足を500gちょっと用意しました。
この部位はラムの足。
私はネックフィレを使うべきと主張しましたが、脂が多くて健康に悪いからと却下されました(ティムちゃんは健康オタク)
でも足はネックフィレほど柔らかくない。
そこで瓶には書かれていなかったけれど、一晩レモン汁にマリネしてあります。

きっと固い仕上がりになると私がしつこく言ったので、試しに一つサッと焼いてみた。
全体で7分。
フライパンから取り出して3分ほど置いてから切ってみたのを味見させてくれました。
こういった時にティムちゃんは必ずタイマーを使います。
自慢気な顔で「ね、レモンが効いたんだよ、柔らかくてしかも健康にもいい」だって。
その顔を写真に撮ろうとしましたが、イヤだって(笑)

カレーはティムちゃんの担当だけど、ライスは私が作ります。
ストウブのライスココットは私のものだから(笑)
カレーの付け合わせのピラウライス。
作り方は簡単。

バスマティ米はサッと洗って20分ほど浸水させた後ざるに上げておきます。
ライスココットに油を大匙2とサフランを一つまみ入れておきます。
お鍋にお好みのスパイスを入れて10分くらい煮立てます。

濾したものをお鍋に用意したらお塩大匙1を加えて、
沸騰したらお米を加えて4分。

ざるに上げたバスマティ米をライスココットに入れて、油とサフランが全体にいきわたるようにさっくり混ぜたら蓋をしてオーブンへ。
120℃くらいで30分。
1時間ちょっとそのままでも問題ないです。
なので先に用意しておくと作業が重ならなくて便利な調理法。

カレーの用意ができたらお皿に移して食卓へ。
オクラもスパイスで炒めて一緒にどうぞ。

カレーはラムをフライパンで炒めた後ソースで煮込むだけ。
てっきり他にも野菜を入れると思っていたんだけど、ラムだけ。
意外とさらっとしている。
お味ですか?
ビミョーでした(笑)

その後、残ったカレーは30分少々煮込んでから自然に冷まして冷蔵庫に入れておきました。
ライスココットの小さなお鍋がちょうどよかった。
蓋をしたまま煮込んでそのまま冷まして冷蔵庫へ。
翌日弱火で30分ほど火を入れてティムちゃんが食べました。
「昨日よりもずっと美味しい」らしいです。

レシピ通りだとラムを炒めた後ソースで煮込むのは5分らしいんですが、それだと私たちの好きなお味ではなかった。
でもゆっくり煮込むと美味しくなったそうです。←私は食べてないのでわかりません。

お好みはそれぞれなので、5分だけ煮込む方が好きな人もいるかもしれません。
足じゃなくて他の部位だともっと美味しいと私は思うんですけどね。

ラムシャンク(骨付きのすね肉)を焼き付けてこのソースにマリネさせてそのままオーブンで低温で4時間くらい火入れするのもおいしいと思います。
今度やってみよう!!
書いてある通りじゃなくて、こんな風に自分風にアレンジする方がお味はともかく絶対に楽しいと思うんだけどなぁ(笑)

もう一瓶はソースを少し煮込んでからエビを入れてさっと火を通して食べようという話になっています。
面白くも何でもないのでティムちゃんが作ってひとりで食べるといいと思います。
因みにそんな時はティムちゃんはライスをパスタのように茹でて食べます。
5分半。
それがパラパラで美味しいそうです。
そんなの美味しいって言う人に何を褒められても嬉しくない(爆)





















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