2008年9月21日日曜日

ローストポーク

「イギリス料理ってどんなものですか?」
これはイギリスに来られたお客様からの質問では、頻度ベスト10に入っています。
簡単に言うと、いい素材のものをオーブンに放り込んで出来上がり。
それを切ってお皿に入れるとロースト料理。
切り身をパンにはさんでサンドウィッチ。
残りは煮込んでパイ生地をかぶせて焼いたらパイ。
もちろんもっと手の込んだものもありますけどね。

私はローストしたお肉が大好きです。
ビーフ、ラム、チキン、鴨、ポーク、鹿肉、野鳥、何でも食べます。
でもお料理法が単純なだけに、素材が悪いと全く美味しくありません。
小さな農場で放し飼いにされている家畜はやっぱり味に差が出てきます。
スーパーマーケットで一般に売られているお肉は、閉じ込められた環境で、無理に太らせた家畜が殆どです。
えさも何が入っているか保障されていませんし、病気が怖いので、抗生物質の薬漬けになっているものも多いわけです。
そこまでしてもやはり値段を落とすのには限界があるので、よほど大規模にやっていかないと畜産農家の経営は大変です。
最近は消費者も「安いものには裏がある」ということが分かってきましたから、ファーマーズマーケットやオーガニックショップなどでお買い物をする人たちが増えてきました。
それでもこういったところで買うと、スーパーマーケットの値段の3倍以上になることも珍しくありません。
このポークは、ティムちゃんがいつもリッチモンドで土曜日に開かれる、ファーマーズマーケットのオーガニック農場のスタンドで買ってきました。
秤で重さを測ったら、1.2kgありました。
これで20ポンド弱だったんですって。
ちょっと高めだけれど、サイズからして、これ、まだ子豚ちゃん。
皮に塩を振って、水分を丁寧にふき取って、200℃にしたオーブンで20分。
その後は温度を170℃まで下げて1時間15分ほど焼きました。
オーブンから出したらこんな感じです。皮の部分がカリカリになっています。
これをクラックリングといいます。
マッシュポテトとサボイキャベツ、スタッフィング(ハーブを入れたパン粉を練って焼いたもの)を添えてグレーヴィーソースでいただきます。
りんごソースも忘れずに。
これはお料理用の煮崩れするタイプのりんごを煮たもの。
単純に煮るだけ。
以前はレモンを絞ったり、砂糖を入れてみたり、色々工夫をしましたが、りんごだけの味に落ち着きました。
イギリスではポーク料理の付け合せに欠かせないものです。

2 件のコメント:

rosso さんのコメント...

う~ん、イギリス料理といえば、フィッシュアンドチップス、スコッチ、あ、お酒ですね。
ローストポークもそうなんですね。
素材が良くないと、と言うのはどこの国でも同じですね。
日本では最近偽装ばかりで、何を信じればいいのか。
でも全部手作りってわけにもいかず、困ったものです。

Miki Bartley さんのコメント...

Rossoさん、こんばんは。
私はとりあえず手作りでがんばっていますが、この間怖いテレビ番組を見ました。
お肉に水とか薬とか注射して売っているんですよ。切り身は本当に信用できるところを探すのが肝心なんですね。
フィッシュアンドチップス私も好きです。でもつい食べ過ぎてしまいます。