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2026年6月23日火曜日

イギリス、熱波の影響はどう?

今朝、4時過ぎに雷の音で目が覚めました。
リッチモンド公園とか、すぐ近くに落ちたのかもしれない。
起きちゃったのでブログでも書くことにしました。

今、ヨーロッパは熱波が凄いことになっています。
ここロンドンも30度以上の気温が続いて、今日から数日間は警報が出ています。

イギリスの注意報は色別になっています。
風、雨、気温など色々な気象状況で発令されます。
影響の大きさ(Impact)と発生確率(Likelihood)の組み合わせで
「黄色・橙色・赤色」に分けられているので、英国気象庁のこの表がわかりやすいかも。



黄色:注意報= 注意・要確認
一部の地域で交通機関に影響がでそうとかいうレベルのことが多い。
自分が影響を受ける可能性があるかどうかを判断することが重要。

橙色:警報= 警戒・準備
悪天候が原因で道路や鉄道の閉鎖とか停電、命や家屋が危険になる可能性がある時に出されます。

赤色:特別警報= 最も危険・即行動
めったに出ません。
生命の危険、交通機関、建物への影響、インフラへの被害とかも予想される危険な状況。
外出を控えて、緊急サービスや地方自治体の指示に従う必要があります。


で、今のロンドン(2026年6月23日朝の時点)はというと;
橙色=高温のための警報 今日いっぱい(6月23日)
赤色=高温のための特別警報 明日(6月24日)朝〜25日夜まで

AIに観光してもいいか聞いたら以下の答えが返ってきました。

橙警報の日(現在)→ 元気で問題なし → 工夫すれば軽め観光 OK
少しでも体調不良 → 中止して屋内へ

赤警報の日(明日〜) → 観光より安全優先
基本は観光を控えるレベル
健康リスクが広い範囲で発生する可能性あり 
命に関わるレベルの暑さとされている

実は有名な衛兵交代式も暑さのために今日、明日、明後日の予定がキャンセルされました。


AIに高温警報の時のロンドンのおすすめ観光スタイルを聞いてみました。

「こうすればOK」というAIのおすすめ観光スタイルはそのまま信用しないで!!
以下がAI(Copilot)の回答です。
朝(〜10時)と夕方以降だけ行動
屋内中心:
美術館(British Museumなど)
ショッピングセンター
カフェ
移動は地下鉄やバスを活用(徒歩を減らす)


AIのお勧めに対する私の意見
朝(〜10時)はいいけれど、夕方も暑いです。
日が暮れるのは9時半なのでそれ以降の夜景を観光もいいかも。
大英博物館に入場するためには外に並ぶ場合が多いので気を付けて。
中の人も多くて普段でも暑い日はサウナの様(特に2階!)、それよりはV&A とかの方がおすすめ。
ショッピングセンターはいいアイディア。
空調もしっかりしているし、レストランやお手洗いもある。
バタシーパワーステーション(リンクします)などは観光要素もあるからいいと思います。

カフェやレストランは冷房が入っていないところも多いので要確認。
ホテル内のレストランや高級なところとかだと普通は大丈夫。

地下鉄は気温が25度を超えた時点でエリザベス線以外は乗らない方がいいと思います。
路線バスも私だったら10分以上乗りません。
移動は配車サービスを利用するのがおすすめ。
Uberを配車するときは種類を選べる。
Uber X ではなく、最低でもComfort を選ぶと空調が設定できます。
予算にゆとりがあるのならエグゼクティブかラグジュアリーだとさらにエアコンが効いているので快適に移動できます。

どうぞ安全に過ごしてくださいね!


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2026年4月21日火曜日

イギリスの万引きはどこで多いの?そして何が盗まれるの?



記事の中で国家統計局の公式統計なんかも少し紹介しましたが、今日はもう少し詳しい話をしようと思います。
なんか、いつもの「パブの肴」とぜんぜん違う!と思いました?
たまには真面目なところも見せておかないとと思っただけです!
だって、二日酔いだった~(リンクします)なんて記事ばっかり書いていると思われたくないですからね(笑)


これから紹介するのは 2024年にイギリス(イングランドとウェールズ)で警察に登録された万引きの統計調査結果の概要です。
パーセンテージは前年からの変化。
全ての犯罪がそうであるように、報告されないものもあるわけで、実際の数はもっと多いと想像します。
保険で処理するには届け出が必要だけど、少額の場合は保険の対象ではなかったり、補償を受けたために次回更新するときの保険料の増加を考えると必ずしも補償を受けることが得策ではなかったりします。

万引き事件の総件数 516,971 +20%
この数字は、2003年3月に現在の警察の記録方法が始まって以来の最高水準です。

1日当たりの万引き事件 1,417 +203
ということで、1時間あたり59件の事件😰

経済的損失 22億ポンド +22%
これまでの記録更新!

商店のスタッフに対する暴力 1日2,000人以上 +50%
そのうち1日に70件以上が武器を使う事件。

スタッフの安全に関する不安 47% +15%
離職の理由にもなっている。

どんな方法で万引きが行われるかというと、具体的には集団で大きなバッグを持って店にやってきて、高価な商品のセクション全体を組織的に奪っている状態。
日本で沢山の人達が想像する、お店の人の目を盗んで商品をバッグやポケットに隠して気付かれないようにお店を出る、というものとはスケールが全く違います。
こんなイメージは従来の万引き。
でもこの程度だったら今のイギリスでは先ず報告もされないんじゃないかな?(だからといってやっていいわけじゃないけど😅)

こういった犯罪白書では窃盗による直接的な損失だけを見てしまいがちですが、他にも大きな経済的影響があります。
例えば警備費用の増加、保険料の上昇、商品価格の上昇から販売数の低下、従業員の離職率の上昇、そしてそれらの結果として店舗閉鎖やその投資減少にも繋がります。

こういったトータルのコストを計算すると、経済的影響は前例のないレベルで、小売業が店舗を持つという従来のスタイルに疑問を持たないといけないところまで来ています。
そして、英国小売協会の調査では回答者の61%が事件後の警察の対応を「悪い」または「非常に悪い」と評価しています。
警察を含め、法執行機関の対応が足りていないという考えが犯罪組織を調子に乗せて、状況が深刻になっているという意見も。

地域社会への影響も無視できません。
犯罪多発地域では店舗閉鎖や投資減少が起こります。
そして、雇用や地方税収の減少から経済的な停滞地帯を生み出して、それが長期にわたる可能性もあります。
小売犯罪スタイルの変化は、現在のイギリスでおそらく最も重大なリスクのひとつ。
現代の万引き犯は、転売を頭においています。
なので価値が高くて持ち運びしやすくて、闇市場の流通経路を持つ商品を優先的に狙っています。
昔のように、ふとした瞬間のスリルや欲望によって万引きするスタイルではないのです。

万引き犯のターゲットリストも紹介しておきます。
何が盗まれるのか、そしてその理由も併せて書きますね。

商店が挙げた万引きされやすい商品カテゴリーと万引きの理由
1 食肉製品 85%  高価格で転売可能、レストラン市場向け
2 アルコール 78%  確立された闇市場の存在
3 菓子 72%  小型で隠しやすい
4 ベビーミルク     68%  高コストながら必要不可欠なので需要が高い
5 チーズ 65%  長期保存可能、レストラン市場向け
6 美容製品 62%  高額、オンライン転売
7 タバコ 58% 中毒性があり需要が高い
8 コーヒー 55%  高級ブランド、カフェ市場
9 洗面用具 52%  必需品、マーケットなどの屋台で販売
10 エレクトロニクス 48%  オンライン転売

レストランやカフェで盗品を買うなんて、信じられませんが、おそらくメニューが柔軟でないチェーン店ではなく、個人店だと思います。
本日のスペシャルメニューとかが盗品で作られた可能性があるってこと?(←私の単なる想像です!)

そしてイングランドとウェールズ全域における地域別の万引き発生率を分析するとかなり地域差があることがわかります。

地域 人口1,000人当たりの万引き数と全国平均(7.4件)との差
北東部     11.5件 +35% 非常に高いリスクレベル
ヨークシャー・アンド・ハンバー 9.7件 +24% リスクレベル高
イースト・ミッドランズ     8.9件 +14% リスクレベル高
ウェスト・ミッドランズ     8.2件 +5%  リスクレベル中
イングランド東部       7.9件 +1%  リスクレベル中
ウェールズ      7.4件 0%  リスクレベル平均
南東        7.2件 -8%  リスクレベル中
南西        6.8件 -13% リスクレベル低
ロンドン      6.5件 -17% リスクレベル低

意外とロンドンの数字が低いですね。
でも、例えばヨークシャーとひとくちに言ってもハロゲイトとリーズではかなりの差がありそうだし、エリアが広いとちょっとあてにならないような気もします。
こういった数字はロンドン内の33の地域ごとでも公表されています。
なので、ある地域がどんなところなのかを知りたいのならもう少し小さな区域で調べてみる方が確実です。

では最後に面白い統計をひとつ。
よく日本がいい国だといわれる際にお財布を落としても戻ってくるという例を出したりします。
イギリス人は拾ったお財布をどうするのでしょうか?



  • お金が入っているかどうかに関わらず、お財布を最寄りの警備員または警察官に引き渡す。 76%
  • お金が入っているかどうかに関わらず、お財布を見つけた場所にそのまま置いておく。 6%
  • 中に100ポンド以上入っている場合のみ、届け出る。 6%
  • お金は手元に残して、お財布は警備員に渡す。 5%
  • お財布からいくらかのお金を報酬として取り出したあと、最寄りの警備員に渡す。 2%
  • その他 4%

ということで、アンケートが正直に書かれたものならお財布を落としても3/4以上の確率で返って来るようです。

私は何故かお財布やバッグをよく拾います。
お店の中や前などの場合はそのお店に預けます。
私自身も落としてお店に届いていたことがありました。
大体、落とした時に行った場所を探すので、わかりやすい方法だと思います。
周りにお店がなくて警察に届けたことも数回ありましたが、届け出の手続きには30分くらい時間がかかるので面倒です。
しかも最近リッチモンドには警察署がなくなりました!
他にも名刺入りのお財布を拾った時には電話をかけてその人のおうちまで届けたことがあります。
でもコロナ以降、落ちていても拾わない。
もしかしたら変な菌とか薬品とかついていたら怖いし、届け出も面倒だから。


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2026年4月9日木曜日

イギリスは万引き天国?

ここ数日、イギリスで話題になっていることのひとつが「万引き」

日本もイギリスも法治国家ですが、私は窃盗に関する考え方にはかなりの開きがあると思っています。

もちろん個人差がある問題なので「イギリス人は」とか「日本人は」といった風にまとめる気はありません。
でもこの間、何かの折に「日本で有名人がサンドウィッチを万引きしてニュースになった」という記事を読んで「今のイギリスだったらきっと問題にはならないだろうな」とは思いました。

食べ物を盗んで社会的な制裁を受けるというフレーズで私が真っ先に思い浮かべるのは小学生の時に読んだ「ああ無情」という物語。
この作品は日本で育った普通の子供にはかなり理解しがたい物語だと思います。
泥棒はいけないことだと教えられてきたのに、主人公は泥棒です。
そしてその彼を追いかける警察の方が悪者のような扱い。
しかも、ひたすら暗くて救いがない。
実際、私は高校生になるまでこの作品がよく理解できませんでしたし、嫌いな作品のひとつでした。
本を読むことが大好きで何度も読み返すことが多かった子供時代「嫌いな本」がほぼなかった私にとって、珍しいので良く憶えています。
アルセーヌ・ルパンのようにヒーロー級の泥棒の物語は好きだったので、モラルの問題ではないと思います(笑)

日本には「謝って済んだら警察は要らない」と主張する人もいますが、対してキリスト教の国々では「懺悔すれは赦される」という考え方があります。

私は英会話を勉強し始めたころ、英語の理解の助けになるように聖書を読むこととイギリスのコメディーを見ることに時間を使いました。
変な高校生だったと自分でも思います(笑)
でもおかげで高校の授業で見る英語の世界とは全く違う世界が存在することはわかりました。

そんな私の高校生時代、忘れられない思い出のひとつに「英会話の先生の万引き事件」があります。
私が高校生の時に通っていた英会話教室にはたくさんのネイティブの先生たちがいました。
その中のひとり、イギリス人のある先生と何人かの生徒たちでコンビニに行った時、その先生がヘアジェルを万引きしたんです。
後で私が見ていたことに気づいたその先生は「みきちゃん、僕はかっこよく見せるためのこのヘアジェルが必要。かっこよければみんな僕の話を真面目に聞いて英語がうまくなる。そうするとこの国が良くなる。だからこのヘアジェルは日本の幸せのために手に入れた」とにっこり笑いながら片言の日本語でいいました。
あらゆる理由で突っ込みどころ満載ですが、その当時まだ16歳くらいの私は大人でしかも先生という立場の人に何て返していいのかわかりませんでした。
これ、作り話じゃないですよ。
学歴を詐称していた先生も多かった(←お教室を辞めてから知った)し、とんでもない英会話教室でしたが個性的でおもしろい先生が多くて、ここに通った2年間で私の英会話は格段に上達しました。


さて、イギリスの現在の万引き事情に話を戻すと、つい先日ロンドンのクラッパムで若者が集団で万引きを含めた反社会的行動をするという事件がありました。

映像を見たい方はトーク・ニュース(保守派のオンライン・ニュース番組)の映像をどうぞ。

これはかなり特殊な例ですが、問題視されているのは万引きがあまりにも普通になっていること。

イギリスでは現在200ポンド以下の窃盗に関しては罰則がないと思っている人も多いです(もちろん罪ではないという事ではありませんが、検挙されない場合が多いのは事実)
というのも2014年反社会的行為・犯罪・警察法のために、盗まれた商品の総額が200相当以下の場合、通常の窃盗犯罪とは別の「簡易罪」として扱われてきたからです。
加えて、スーパーマーケットで働いている店員や警備員も、万引きは見て見ぬふりをするというポリシーのお店が存在します。(これは窃盗犯と対峙して従業員がケガなどを負うリスクを減らすため)
実際、数日前にウェイトローズの店員が万引きをとがめたことがお店のポリシーに反するといって解雇される事件が起こり、あちこちから非難の声が上がりました。
ウェイトローズ以外にもコープも同じようなポリシーだといわれています。
興味深いのは、広告戦略に評判があるアイスランド・スーパーマーケットのCEOがその人を雇用する用意があると発表したと話題になったことです。

国家統計局の公式統計によると、2024年12月までの1年間でイングランドとウェールズで警察が記録した万引き事件は516,971件で、前年の429,873件から20%の増加になりました。
この数字は、2003年3月に現在の警察の記録方法が始まって以来の最高水準です。

英国小売協会の犯罪調査によると、小売業者は2023/24年に窃盗だけで22億ポンドという前例のない損失で、前年の18億ポンドから22%増加したそうです。

これを受けての「セーファー・ストリート(安全な街)」ミッションとして、2025年2月に法案が提示され、3月より審議が進んでいます。
審議の主な内容は;
*リスペクト命令(Respect Orders)の導入:
  • 反社会的行動を繰り返す人に対し、特定の場所(商店街や公園など)への立ち入りを禁止する強力な命令。
  • 年齢制限の引き下げ: 従来の成人(18歳)以上から、16歳以上の若年層にも適用拡大。
  • 罰則強化: 違反に対する罰則が強化され、最長5年の拘禁刑が科される可能性。
  • 警察権限の拡大と即時対応:
*反社会的行動に関与した車両を警察がその場で差し押さえる権限の強化。
  • 200ポンド以内の万引きを警察が軽視しないように2014年法のセクション176を廃止。
*住宅関連の対策:
  • リスペクト命令を受けた犯罪者が公営住宅の入居待機リストの最下位に回されるなどの住宅関連のペナルティを検討。
どんな結果になるかはわかりませんが、イギリスの社会問題は地域差や階級の問題など深いところに根があるので簡単に解決できそうにもありません。

実際、万引きの実態にもそういった問題が浮かび上がっています。
ちょっと長くなったので、そんなお話はまた今度紹介したいと思います。


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2026年2月28日土曜日

戦争が始まった



この記事では「何事もなければいいけれど」と結びましたが今朝、2月28日のグリニッジ標準時間7時半にテヘランでイスラエル軍からの攻撃が確認されました。

次いでアメリカからも攻撃開始のアナウンス。
8時過ぎにはイランからイスラエルに向けてミサイルが発射されたようです。

この地図は BBCニュースの記事(リンクします)からの借用で、イラン内の核に関する場所を示しています。


そしてこちらの地図が現在イスラエル‐アメリカ軍からの攻撃を受けた場所。

イランの東側に国境を接するパキスタンとアフガニスタンでも紛争が続いています。

この週末はニュースに付きっきりになりそうです。



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2026年2月22日日曜日

不穏な空気

外務省のたびレジに登録しているのに加え在留届もちゃんと出しているので、いろんなメールが外務省から届きます。

「疫病の感染に気を付けてください」とか
「人混みでテロ事件に巻込まれないように」とかの一般情報もあれば、
「パスポートの期限が迫っているので更新を」とかの個人的なメールも来ます。

外国に行く用があるとか、感慨に住んでいる人は登録しておくと安心です。

メールが来るのは不定期で、必要に応じて送られてくるようです。
金曜日の朝にも【広域情報】中東情勢の急激な変化の可能性に関する注意喚起というタイトルでメールが届きました。

中東地域の情勢が急激に変化する可能性があるなんて書かれています。

イギリスのメディアでもアメリカがイランに攻撃を仕掛けるかもしれないという話題がイギリス領チェイゴス諸島の主権問題も合わせて話題になっています。

チェイゴス諸島にはアメリカ軍(と英国軍)の基地があって、現在はイギリス領ですが、その主権をモーリシャスに返還する協定が進んでいます。

もし返還してしまえばアメリカ軍が基地として使えなくなるので、現在中東問題が悪化している中、かなり重要なポジションなのです。

サウジアラビアとイランの間にホルムズ海峡がありますが、もし紛争が始まったらこの海峡を利用する物流が止まる可能性があります。
石油をはじめたくさんのタンカーがこの海峡を使っています。
もちろん戦争ということにでもなれば、私たちが知っている世界が大きく変わることにもなりかねません。

今日で冬季オリンピックも終わり。

オリンピックが終わるまでは攻撃はないのでは、という見方もあるようです。
が、こんな風に外務省からのお知らせを受け取ると一気に緊張感が増しますね。

何事もなければいいのですが。




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2026年2月4日水曜日

ワインを作るのにアスベストが使われていた!


昨日の朝、久しぶりにフランス人のお友達とおしゃべりしていたティムちゃん。
一通り近況を交換し合った後に共通の友人テリーの話題になりました。
テリーのことは以前どこかに書いたと思って探したら日本人が作ったワインの記事で紹介していました(リンクします)

最近ずっと話していなかったので、テリーにも電話をして近況を交換していていたんですが、やっぱりある程度の年齢になったら話題は健康。
腰が痛いとか、インフルエンザが流行っているとか、知り合いの誰かが入院したとか、お互いそんな年だね~って感じです。
テリーは最近咳がひどいそうです。

病院には行ったかとティムちゃんが聞いたら、びっくりするようなことを言うのです。
「咳くらい仕方ないんだよ、長いことワイン造りに係わってアスベスト触ってきたんだから」
テリーはもう引退しましたが、ワイン造りがお仕事でした。
「昔はワインのフィルターといえばアスベスト製だったからね」

はい?
アスベストってあのアスベスト?
吸うと肺がんになる可能性があるというあれですか?
フランスのワイナリーってあんなものをフィルターに使っていたの???

信じられないと思って調べたらフランスだけじゃない。
そしてワインだけでもなく、ビールも日本酒もそう。
醸造酒ってお酒を作る工程で「濾す」というのは重要な過程のひとつ。
濾す方法はいろいろで、フィルター式はもちろん、それ以外の方法もあるそうです。
現在ではアスベストは使われていなはずですが、価格や利便性などの理由で一昔前まではアスベスト製のフィルターが世界中で広く使われていたそうです。

ティムちゃんもそんなことは初耳だったらしく、電話を切ってから二人でいろいろ調べてみました。

アスベストは熱や火に強い。
酸やアルカリにも強い。
丈夫なので加工がしやすい。
電気を通しにくい。
しかも安く手に入る。
なので世界中で建材や断熱材、フィルターなどいろいろな用途で利用されてきました。

アスベスト、ロンドンで見てみたいなら自然史博物館の地質学エリアにあります。
本館から階段で2階に上がって入口から左手の壁に沿って歩いたら真ん中の辺り。
厳重に2重のガラスに包まれているこちら。
アスベストって定義されているのは6種類。
アクチノライト、アモサイト、アンソフィライト、クリソタイル、クロシドライト、そしてトレモライトの繊維状のもの。

自然史博物館に展示されているのは指定6種のひとつトレモライト。
トレモライトはスイスのトレモラ谷で発見されたのでそうよばれていますが、この標本はフランスのコルシカ島から採掘されたようです。

少し拡大すると繊維状なのがよくわかります。
アスベストが身体に悪いことは1970年代初頭には知られていたようですが、規制するためには定義が必要。

WHOでの定義は1973年(リンクします)ILOでの労働者のための条約は1986年(リンクします)です。

そのILOの条約が日本で実地されるのは更にあとで、2005年に国会承認されました。
このおかげで日本国内でも労働安全衛生法施行令の改正が進んで、2006年(平成18年)9月1日から石綿の製造、輸入、譲渡、提供、使用が原則全面禁止されたそうです。
危ないとわかってからも法律が整うまでに結構な時間がかかっていますね。

私は小学校の理科の実験などで石綿つき金網を使っていた事を覚えています。
子供が使用することが問題ないと思われていたのと同じような感覚で飲み物のフィルターとしても利用に躊躇しなかった時代があったんですね。
ということで、あまり機会はありませんが古いワインにはそんなフィルターが使用されたものが混じっているかもしれません。
でもおそらくはそれほどの量ではないだろうし、現在では利用はされていない国が殆どだそう。
例えばフランスでは1997年にアスベストは全面使用禁止になっています。
それよりも調べている過程でいくつかの国では今でもまだアスベストが採掘・輸出入されているということを知って驚きました。
ロシア、中国、インド、インドネシア、ブラジル、そしてカザフスタンなどは現在でもアスベストを使用している国々だそうです。

古い映画を見るとみんなタバコを吸っていたり、害があることを知らずに使用していたものって結構あるんですよね。
今私たちが日常で利用しているものの中にも、何十年かしたら「誰かが止めなかったの?」ってものがあるのかもしれません。
もし未来がわかるのなら、そんなリストが欲しいですね。



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2026年1月29日木曜日

インドでニパウイルスの症例!

数日前からSNSでちらちらとニパウイルスについて目にする機会がありました。
インドで発生して、現地で5人ほど隔離されているというニュースを見たのは1月26日のこと。
いずれもインドやタイのメディアです。
一昨日(1月27日)からはイギリスのメディアでも取り上げられるようになりました。

英国健康安全保障庁の公式ブログ(リンクします)で取り上げられたのも一昨日のこと。

私は今回初めて知ったニパウイルス。
1999年に初めて確認された後、これまで発生した場所はかなり限られているようです。
現在のアウトブレイクはインドとバングラディッシュの国境である西ベンガル州。
そして、バングラデシュでは毎年症例があるようです。
他にもこれまで症例が見られたのはマレーシア、フィリピン、シンガポール。

ニパウイルスは現在まだ治療法もワクチンもないので、死亡率が40%から75%と非常に高いそうです。
インフルエンザのような症状だけではなく、脳炎を引き起こすとかなり危険で、いったん収まったように見えても数年後に再発する可能性があるなんて、とても怖いです。
潜伏期間は通常4日から2-3週間を超える場合もあるそう。
ヒトへの感染は、感染した動物やその分泌物との直接接触、感染したフルーツコウモリの糞、尿、または唾液に汚染された果物や果物製品(生または半発酵のナツメヤシジュースなど)を食べることによって引き起こされます。

コウモリが持っているウイルスだということでコロナを思い出します。
コウモリにもいろんな種類がいて、ニパウイルスはマレーオオコウモリ(Pteropus vampyrus)などのフルーツバットが宿主。
フルーツバット(果実を食べるコウモリ)なんてかわいい名前だけではなく、フライングフォックス(空飛ぶきつね)というあだ名もあってかなり大型みたいです。

イギリスにはインドやバングラディッシュに所縁がある人たちがたくさん住んでいます。
でもこれまでイギリスでニパウイルスの症例はないそうなので、あまり気にしなくても大丈夫な気はします。

人から人へは罹患した人の体液に触れるとか、濃厚接触で感染するようなので予防を第一に考えるのが肝心なようです。





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2026年1月7日水曜日

ロンドン交通機関での詐欺とその防ぎかた

ロンドンは世界の大都市の中では比較的安全だと言われています。

でももちろん完全に安全な都市などはありません。
日本は世界でもかなり安心できる国なので、外国旅行に行くと身構えてしまう人も少なくありません。

でも、ただ身構えるよりも、やっぱりどんな手口があるのかがわかっていれば対策は立てやすいと思います。

ロンドンで一番注意すべきなのはスリと置き引き。
これらはロンドン以外でもあるので、万国共通の注意かもしれません。

それ以外に多く報告されているのは携帯電話のひったくり。
被害に遭ってしまったら被害届を出して、保険で処理する方法が現実的です。
タグで位置情報を確認して奪い返すなんてSNSの書き込みを見たことがありますが、正直なところ、犯罪を侵すような人のもとへ飛び込むなんて怖すぎる選択だと思います。

以前このブログでもイギリス警察への被害届の書き方(リンクします)を紹介しました。
泣き寝入りという選択は、更なる犯罪に巻き込まれる可能性を考えれば、悪い選択ではないと思います。

さて、今日の話題は最近のロンドンでよく被害を聞くインスペクター詐欺。

インスペクターというのは検査官。

イギリスではいろんな業界にインスペクターが存在します。
そのひとつがロンドン交通局。

ロンドン交通局ではキセルなどの軽犯罪で莫大な被害が生じています。
そこでそれを取り締まる検査官が存在します。

去年夏のイブニングスタンダード新聞(リンクします)によればロンドン交通局の年間被害は約400億円にも上るそうです。
そして、そういった取り締まりにも活躍する、交通局検査官の数は500人以上。

検査官たちのお給料がどれくらいか気になりますか?
いろんなサイトで数字は変わりますが、大体4万ポンド前後という数字が多いです。
日本円だと年収800万円くらい?

常習犯など、悪質なキセル行為は起訴に至る場合もあります。
2024/25年にはエリザベス線の乗客3,751人がキセルで起訴され、地下鉄では4,063人、オーバーグラウンドでは3,044人が起訴されました。

私は地下鉄、エリザベス線、鉄道、そして路線バスで検査官を見たことがあります。
路線バスでは運転手に検査官がライセンスを見せて運転手から何らかのプリントを受け取って検査官が乗客のバスパスやクレジットカード、オイスターカードなどを一枚ずつ点検しました。
検査官が乗車後、バスは普通に動くので、乗客が慌てて出発前に降りたり、次の停車場所で普段よりも多くの人たちが降車するのを見たこともあります。
そして、私が出会ったバスの検査官は普通ひとり。

鉄道や地下鉄などの検査官は通常二人ペアで見かけます。
鉄道なら隣の車両から二人一緒に乗り込んできますが、地下鉄の場合は1両の両端からそれぞれ乗り込んで検査後は真ん中のドアから出ていきます。
列車で検査官がひとりだけならちょっと身構えた方がいいかもしれません。(←ありえないわけじゃないので見極めが難しそう)

さて、最近、この検査官になりきった人がチケット検査のふりをしてカードからお金を盗むという手口が多く報告されるようになりました。
去年の秋ごろにも新聞記事を読んだ覚えがあります。
最近は小型のカード決済マシーンもあるし、何なら携帯電話でもタッチ決済できます。

検査官は普通カードリーダーのようなものでチケットを読み取るのですが、現在ロンドン交通局では携帯電話のペイ機能(グーグルペイやアップルペイ)、クレジットカードやデビットカードが交通機関カードのオイスター以外に併用されています。


日本の交通系カードとは違って、ロンドンのオイスターカードはロンドン交通局の支払いに特化していて他の支払いには利用できません。
ですからこういった詐欺のマシーンでも被害は出ないのですが、携帯ペイ機能やクレジットカード、デビットカードはタッチ決済機能があります。
というか、タッチ機能がないカードはロンドン交通局では利用できないので、オイスターカード以外のものは詐欺に遭う可能性があるということになります。

こういった検査官に扮する人たちは蛍光のジャケットを着ていたり、偽物の身分証明書を持っていたりもします。
なので中々素人ではその違いに気づきにくい。
バスはこういった詐欺まがいの人が乗客として乗ってくるときに運転手とのやり取りといった手続きがあるので比較的遭いにくい気がします(あくまでも私の印象なので保証できません)
でも地下鉄や鉄道の場合は車両から車両への移動ということで、本物の検査官かどうかの判断が難しそう。

予防策としてはなるべくオイスターカードを利用することくらいです。
私はお客様と公共の乗り物に乗る時にはやはりオイスターカードをお勧めしています。
安全面を考えると、改札を通る時にお財布からカードを取り出すとか、携帯を取り出せば、周りの人たちにどこに貴重品があるのか教えているようなものですからね。

オイスターカードには発行に7ポンドかかりますが、それで詐欺を防いだり盗難を防ぐことができるなら安いと思います。

どうぞ気を付けて、ロンドン観光をお楽しみください。








イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





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2025年5月19日月曜日

意外と身近なところで手に入る毒!




なんだか怖いタイトルの今日の記事。
ミステリー小説だともっとかっこいいタイトルにするんですが(笑)


アガサクリスティーの小説を読んでいるとたまに出てくる木の名前、イチイ。

英語では「YEW」という名前で猛毒。
何と葉っぱ50gが致死量だとか?(←きちんと調べたわけではありません!)

日本にもイチイの木があります。
聖徳太子が持っている笏(薄い木のメモ帳)の材料としても知られています。
イチイという名前も「一位」と音が同じだということで、日本では縁起がいい木とされているようです。
何とお箸の材料にするところもあるとか。
きっとイギリスのものとは完全に同じではないんでしょうね。

葉っぱを50g食べるのは少し難しいかもしれませんが、秋口に実る赤い果実には種があって、種だと数粒で命の危険にかかわるそうです。
かなり苦いそうなので、すりつぶしてカプセルに入れるとか、もしくはすでに苦いものに入れるなどの工夫が必要。
クリスティーの「ポケットにライ麦を」の中ではマーマレードに混ぜて殺人が行われました。
(当然ながら、このブログではイチイの毒の利用をお勧めしているわけではありません!)

常緑樹なので、お屋敷の木を使った迷路や垣根なんかもこれで作られたりします。
イギリスでは教会の敷地内に植えられることが多いので、本当によく目にする木。

実は教会に植えられるのには訳があって、その毒性のため。
一本の木が地面のところから分かれて上に伸びていきます。
上に載せた葉っぱの写真で見分けがつくと思うけれど、幹は赤茶で木肌は新じゃがみたいに薄くはがれた感じです。

根にも毒があるので、動物がその周りを掘り返さないという利点があるのです。
教会の敷地は土葬の場所でもありますからね。

ということでこの木の周りに生えている草は、食べられるものでも採取しない方がいいということです。
春に行者ニンニクとか見てもちょっと気を付けた方がいい。

誰からそんな話を聞いたかって?

ジョージさんから。

「自然から採取できる食べることのできるもの」というテーマのウォークで、彼が最初に話してくれたことのひとつ。

「なんでもむやみやたらに採取せずに、安全に食べることができるかどうかを考えてから」ということです。
彼はオーガニックの農場で、そのオーナーに許可を取ったうえで、周りの草や木の実、キノコ類を採取するそうです。


さて物事にはなんにでも裏表があります。
このイチイの毒、何と抗がん剤の材料のひとつだそうです。




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2024年12月18日水曜日

クレジットカード、不正利用されてた!!

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朝起きたら携帯のメッセージアプリにクレジットカード会社からメッセージが入っていました。

「普段と違う使い方があったので一時的にカードをさし止めます」
併せて履歴がいくつか出てきて確認したら身に覚えのないものが含まれていました。

メタのアクセサリー。
金額は大したことなくて80ポンドくらい(日本円だと15000円ちょっと?)

折り返しカード会社にテキストを送ったら電話がかかってきて不正利用担当の人と確認のやり取りをしました。

話を要約すると、明け方の4時くらいに私のカードが誰かのグーグルウォレットに登録されて、その後いろんなところで利用が試みられたうち、その一つのメタで購入が通過したということらしい。
担当者いわく「最近このプラットフォームでの購入が不正利用でよく使われるから、捜査は念のためにするけれど、まず問題なく返金されると思うから安心してください」って。

それより私のクレジットカードはブロックされて新しいものが送られてくるそうで、届くのに最大10日かかるそうです。
そっちのほうが困るなぁ。
ま、クリスマスの買い物は済んでいるけれど、オンラインでいつも使うサイトに新しいカードを登録しなおさないといけない。
届くまではセカンドカードを使うことになるので、その登録も面倒。


それでも不便なだけで実害がないのを良しとすべきだけど。

それよりも他にも不審な点はないか明細を見直して、意外なものを発見。

あの時に記事のために動作を再確認しようと思ってオークションに参加する操作をしたんですね。
もちろん買うつもりはなくて、あくまでも再確認。
自分が利用した時にはスクリーンショットとか撮っていなかったので、間違った情報を書かないように再度購入の流れを確認したかったんです。
それが支払われていました(涙)
なのでその会社から実際に自分がアップグレードした時と、その後に別の列車で試した時の2回引き落としがありました。

バカバカ~。
金額よりも自分の馬鹿さ加減に腹が立ちます(笑)
「ま、これがブロガー魂ってものよ」と思うことにします(爆)

皆さんも不正利用には気を付けてくださいね。
最近はカード会社も慣れているから手続き自体は時間もかからないのでマメにカード履歴をチェックすることをお勧めします。
あとはこういった場合に備えてカードは数枚必要ですね。





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2024年9月25日水曜日

イギリスで盗難届を出すにはどうすればいいか?

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残念なことに、ロンドンの観光中に盗難に遭ってしまう場合があります。
多いのは、スリ。
場所はバッキンガム宮殿の周り、大英博物館、ウエストミンスター橋、バラーマーケット。

もちろんそれ以外の場所でもあり得ます。

そしてここ数年被害が増えているのはひったくり。
特に携帯電話のひったくりが多いです。

道端で何か確認しているとき、携帯で写真を撮ろうとして構えているとき。
携帯のひったくりもどこででも起こりえますが、車道そばに立っているときが多いです。
自転車やオートバイがさっと近寄ってきて、手にしている携帯が奪われるケース。
残念ですが、もう戻ってきません。
今日はスリに遭ってしまったり、ひったくりに遭ったり、置き引きに遭ったり、そんな時に必要な警察への被害届けの出し方をご案内したいと思います。

ひったくりでもスリでも、盗難には2種類が想定されます。

盗難1。

品物や現金など。
この場合は保険で処理ということになるので警察での盗難届が必要になります。

盗難2。
パスポートやクレジットカードなど。

盗難2の場合にはそれ以上の被害を食い止めるためのカード停止や行程によっては再発行の手続きが必要です。
カードの再発行に必要なカード番号や緊急連絡先は旅行前に確認しておくと良いでしょう。
パスポートの再発行には警察に被害届を出して、その登録番号が手続きに必要になります。
パスポートのコピーがあると便利です。

とりあえず盗難の被害に遭ったら、落ち着いて作業できる安全な場所の確保が肝心です。

私のおすすめは泊っているホテルに戻ること。
ネット環境が必要になりますから、携帯が使えるならそれが安全に行なえる場所、もし携帯が盗まれたなら自分のラップトップで作業してもいいし、ある程度以上のホテルなら届け出を含め何らかのヘルプを期待してもいいと思います。
繁華街のカフェなど、人通りの多い場所では落ち着いての作業が難しい場合も多いし、作業に気を取られて置き引きなどにあってしまうことも考えられます。


ロンドンで被害に遭った場合は、メトロポリタンポリスのウェブサイトから被害届を出すことができます。

どんな質問を聞かれるのか、ちょっと紹介していきますね。
ただ、これは現在、(2024年9月)のものです。
それ以降アップデートされる可能性はありますので、その場合はご注意ください。
いずれにしてもイギリスというお国柄を考えると、難しい表現は避けると思うので、中学生レベルの英語ができれば記入に困難はないと思います。

以下は暴力などを伴わない、とある場所でスリや置き引きなどにあった場合の記入例です。
気が付いたら無くなっていたという場合の例ですから、場合によれば当てはまらないと思いますが、大体どんなことを聞かれるのかといった、参考程度にご覧ください。
おそらく記入フォームが何種類かあるようで、どのフォームになるのかを決める問診みたいな質問が続きます。
以下の8つを答えた後に適切なフォームにつながる仕組みです。
逆に言えばこれらの質問の答えが適切でなければ間違ったフォームにつながってしまう可能性があるので気を付けて選んでください。

1、最初のページで犯罪が現在進行形なのか、すでに被害を受けた後なのかを聞かれます。
スリ、ひったくり、置き引きなど、すでに起こってしまった犯罪の届け出であれば NO を選択します)

2,現場に証拠が残っているかどうか、これも通常の場合は NO です。

3,駅や列車の中でしたか? Yes もしくは No で答えます。駅や列車の場合は記入フォームが違うのかも。

4,犯罪が起きた場所を選びます。特定の場所、公共の乗り物の中、オンライン、わからないの4択です。博物館やカフェなどの場合は特定の場所です。

5,特定の場所を選ぶと郵便番号から住所を設定するか、地図で選ぶことになります。好きな方法で住所を特定します。郵便番号を入れるとリストの中から建物やお店を選ぶ選択が出てきます。選択後 OK をクリックします。

6,何か盗まれましたか? Yes を選びます。

7、ものが壊されましたか? スリや置き引きの場合は通常 NO です。

8,恐喝、暴言、暴行を受けましたか? スリや置き引きの場合は通常 NO です。

9,この後 Start と書かれた青いボタンをクリックするとオンラインの記入フォームへとつながります。

記入に必要なのは;
1,自分の詳細 (この情報は保険請求のものと一致した方がいいと思います)
タイトル(Mr Mrs Drなど)
名前
苗字
生年月日 (イギリスではDD/MM/YYYY)
性別(男・女・選びたくない)
メールアドレス
電話番号(イギリスからかける仕様で)
住所

2,犯罪とのかかわり
この犯罪との関係(被害者VICTIMを選びます)
18歳以下ですか(Yes か No を選びます)
12カ月以内に他の犯罪に巻き込まれましたか(Yes か No を選びます)
健康や身体の不自由、福祉のためにより困難な状況にありますか(Yes か No を選びます)
被害者サポートチームへ連絡しましょうか(Yes か No を選びます)
身体障害はありますか(Yes か No を選びます)
あなたの人種(選択式で答えたくないも含まれます)
オンライン被害届を出す前に何かしましたか(警察署に出向いた等の選択式)
この犯罪の届け出は初めてですか(届け出た場所を含む選択式)
オンライン届け出ができなければ、どうしましたか(警察署に出向くなどの選択式)

3,犯罪の詳細
他の誰かが既にこの犯罪の届け出をしましたか(Yes か No を選びます)
いつ起こりましたか
犯罪が起こった日(DD/MM/YYYY)日にちの場合は始めと終わりに同じ日にち、時間はカフェや博物館などに入った時間と出た時間を入れます)
盗まれた場所(郵便番号から探す、もしくは地図から探すの選択)
場所の詳細(あれば詳細を記入)
公共の乗り物の中だった可能性(Yes か No を選びます)
何が起こったのかを記入
この犯罪が人種や性別身体障碍などに由来すると思いますか(Yes か No を選びます)
建物から盗難がありましたか(Yes か No を選びます、スリや置き引きの場合はNo)
車から盗難がありましたか(Yes か No を選びます)
盗まれたものの詳細(高額なものから順に一つずつ登録します。英国貨でいくらくらいかを記入します。色やブランド、登録番号や携帯の場合はIMEIナンバーなどの詳細も)

4,証拠など
状況に残された証拠はありますか(Yes か No を選びます)
ビデオや写真などの犯罪証拠はありますか(Yes か No を選びます)
誰かほかの人がビデオやセキュリティーカメラなどの状況証拠を持っていますか(Yes か No を選びます)
犯罪の証人はいますか?(Yes か No を選びます)
犯人の心当たりはありますか(Yes か No を選びます)

選択式以外は全て英語で書いていきます。情報はミスが無いように確認しながら進めていくことが肝心です。
特に携帯電話に単語の自動訂正機能が付いていると固有名詞のインプットに間違いが起こりやすいので気を付けて。


いろいろな質問に答えて最終確認のボタンをクリックすると、届け出のPDFフォームが出てきます。

この中の赤い矢印が盗難届の受理番号。
諸手続きに必要な番号です。


さて、この盗難の届け出ナンバーがあると、パスポート等の再発行も申請できるわけですが、そう簡単にはいかないようです。

数日前に領事館からお知らせメールが来て、2025年3月24日からパスポートの発行が日本でのみ可能になるそうです。
セキュリティ強化のためということなので、他の選択はなし。
そしてここにきてさらなる追い打ち
発行には2-4週間発行にかかるそうです。
なので、通常の長さの旅行であれば、再発行される頃には帰国しないといけない人がほとんど。
国をまたいで旅行の予定があれば、間に合わない。
イギリスのみで、あとは帰国するだけというならパスポートではなく帰国のための渡航書を申請することになると思います。
いずれにしても戸籍謄本(帰国のための渡航書は抄本でも可)や写真が必要なので旅行の時は持参されることをお勧めします。









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2024年6月20日木曜日

夏至といえばストーンヘンジ!それなのに…

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今年のイギリスは雨が多くて気温も低いです。

こんなにお天気が悪いのは、私がイギリスに来て以来かも。
それでも今週はいいお天気が続いて嬉しいです。
そして、今日は夏至。

一年で一番陽が長い。
ということは、明日からまた少しずつ朝が遅くなるんですね(涙)

私が住んでいるリッチモンド(ロンドンの南西部)では、きょうの日の出は4時44分。
日暮れは9時22分です。

夏至と冬至は太陽信仰にとってはとても大切な日。
太陽のサイクルの重要なポイントです。

赤道に近いならともかく、緯度が高い地域では陽の長さは1年を通して大きく異なります。
そんな陽の長さが1年で一番長いのは北半球では6月20日頃。

夏至といえば日だと思っている人が多いのですが、実は夏至は地球の軸の角度が太陽に対して最も大きくなる瞬間のひとつ(もうひとつは冬至)です。
地球のどこにいるかで夏至の瞬間の時間は違います。
イギリスの今年の夏至は、今日6月20日の夜8時51分。

太陽の周りを公転している地球は、公転の軌道を円周と考えると、その円周から90度に自転の軸があるのではなくて、少し傾いています。
なので、黄道を一周する1年の間に、太陽に対するこの軸の角度が変化するわけです。
こんな風に書くとややこしいですが、イラストにすると分かりやすい。
コンピューターでパパっと描いたからちょっと変だけど、太陽の周りの水色の円盤が黄道を表しています。
そして地球に刺さっている軸が自転軸。

左の地球が夏至で、北極に一日中陽が差すのが想像できると思います。
宇宙レベルではなく、地球上から太陽の動きを見ると、北半球では正午の太陽が1年で最も高くなるのが夏至。
逆に一番低くなるのが冬至というわけです。

太陽信仰の人たちはそういった太陽の動きをモニターできるような設備を持つことでも知られます。
そんなひとつがイギリス南西部にある世界遺産「ストーンヘンジ」

昨日はこの大切なストーンヘンジに、環境問題を提議する JUST STOP OILのメンバーたちがオレンジ色の粉末ペイントを噴射するという事件が起こりました。

許せない暴挙です。

ストーンヘンジ自体は基礎部分が約5000年前に作られた建造物です。
古代からここにあるとても大切な場所で、石そのものにも貴重な地衣類(簡単に言うと藻の仲間)が見られます。
今回のこの事件のために、この地衣類に被害があったのか心配する声が出ています。

イギリスでは昔から人権のひとつとして問題提起の機会を守る風潮がありますが、目立つために何をしてもいいというこのような行動は許されるべきではないと思います。

今回はこの貴重な文化財に対する暴行、
地衣類への危険行動、
太陽信仰を持つ人たちの神殿への暴挙、
自分がやりたいことのために、さっと数えただけでも3つの大きな暴力が振るわれました。
皆さんはどう思われますか?



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2023年6月6日火曜日

クレジットカード詐欺に遭ったよ~(涙)

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今日の午後、携帯に電話がかかってきました。
「バートリーみきさんですか?」
「はいそうです」
「xxクレジットカードの不正利用課です。
本人確認のために、あなたのフルネームと郵便番号込みの住所をお願いします」


こういった電話は信用しちゃいけないので
「そう名乗っているあなたが、本当にカード会社の人なのか確証がないので、一旦電話を切ってからカード会社のカスタマーサービスに電話します」そう言ったんです。

ああ、それなのに。

その人は「そうです、それがベストです。ただ、今アイルランドであなたのカードが使われそうになっているので、個人情報は聞きませんから、アイルランドにいるかどうかだけ教えてください」

え〜!

まずいじゃん!

続けて、
「アイルランドにこの48時間の間に滞在していましたか? もしくはアイルランドのウェブサイトにアクセスしてカード情報を入れましたか?」
と聞かれたので、
「私はいま自宅だし、アイルランドに行っていないし、アイルランドのウェブサイトもみていません」と答えました。
「じゃあネットフリックスかブッキングドットコムかライアンエアにクレジットカード情報を登録してますか?」

わが家はおうちで使うものは全てティムちゃん名義なので、私のクレジットカードは私の個人的なお買い物にしか使っていません。
なので答えはノー。

「実はエアビーアンドビーの予約で5600ポンドほど引き落とされそうなんですが、あなたではないんですね? 」

こうして冷静になってから書いていくと、本当になぜ電話を切らずに会話を続けていたのか謎なんですが、その時はきっと気持ちに余裕が無かったんでしょうね。
さすが詐欺師はプロなので、会話の持っていき方はすごく上手。

なので、畳み込むように
「じゃあ、あなたのクレジットカードを無効にして、新しいカードをご自宅に送る措置を取っていいでしょうか? ご住所はxxxxxxxx、郵便番号はxxxxで合っていますか?」

って言われたときには、全てその通りなので、お願いしますって答えました。
っていうか、それ以外に答えようないし!

「わかりました。手続きが終わって新しいカードが届くまで1週間前後かかりますが、それでいいですか?」

「はい、お願いします」

「では確認のパスコードを登録してある電話番号に送りますから確認してください、届きましたか? パスコードは何ですか?」

そのパスコード、うっかり言っちゃいました!!!

しかも送られてきたパスコード、落ち着いてあとから見たら、カード利用時とかの確認のパスコード!

でも慌ててたので、さっと見た時に目に入ったのは数字の部分だけで、文は読んでいませんでした😭

絶対だめでしょってわかってたのに、本当にウッカリ。
パスコード言いおわるのと(カード会社からの人でも)パスコードは他人に言っちゃいけないって文字が頭に入ったのがほぼ同時。

速攻電話を切ってから、改めてカード会社に電話しました。

案の定、カード会社から私には電話をかけた記録は無し。
そして、すでに3800ポンド私のカードにチャージがされていました。

ブッキングドットコムのドット無しの会社(つまりなりすまし会社)です。

パスコードを渡してしまったのは完全に私のミス。
いくらそのすぐ後にカード会社に連絡しても、非は私にあるのは理解していますから、もしかしたら高い勉強代になるのかも。

ちょっとだけ言い訳すると、昨日、私は新しい携帯を使い始めて、大量のアプリの設定に忙殺されていました。
なので、パスコードとか、パスワードとか、ユーザーネームとか、入力になれ合いになっていたタイミングだったんです。
普段だったらそんなことはない(と思いたい)!!
たくさんの人に電話したら、たまたまそんなタイミングの人もいるだろうし、それで詐欺も成り立つんだろうなって想像します。

自分の失敗をブログに晒すのはちょっと嫌だけど、危機管理リテラシーがあると自分で思っていた私でも、タイミングが悪いとこういった詐欺に引っかかってしまうというのが驚きでした。

皆さんもどうぞご注意ください。





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2019年10月18日金曜日

自動更新のワナ

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ディジョンから帰ってきて、日常生活に戻っています。

ティムちゃんがテレビっ子がだということは、機会があるごとにこのブログでも紹介しています。
テレビが観たいからケーブルを取り寄せた話(リンクします)

特にスポーツと政治が好きなティムちゃん。
なので、ホリデー中もイギリスのテレビ番組が観たいのよね。

今回ディジョンで一番盛り上がったテレビ番組は、ラグビーのワールドカップ、日本対スコットランド。
ライブで観れて、本当に良かった。
ティムちゃんいわく、今まで見たラグビーの中で、一番エキサイティングな試合だった!
他にはユーロ離脱問題もあるので、国会中継とスカイニュース、BBCニュース。

私たちが契約しているヴァージン(ケーブルテレビ)は、少し前からヨーロッパ内であれば、自宅で観るのと同じ番組をネットでストリームできるようになりました。
ま、月に100ポンドほど払っているので、それくらいしてくれても当たり前って感じなんですけどね。
なので、スカイスポーツも、BTスポーツも、ワールドカップが流されているITVも問題なく視聴できます。
ただ、クロームキャストはできないので、HDMI ケーブルでラップトップとテレビをつなぐ必要があります。

BBC はイギリスでTV ライセンス(NHKの視聴料みたいなもの)を払っている人じゃないと観られないという建前なので、外国にいれば視聴はできません。

ただ、抜け道があって、VPN のシステムを使えば、外国にいてもイギリスにいるふりをすることができます。
VPN というのは、平たく言えば、コンピューターの存在位置をウソつくことができる制度。
私が使っているのは Express VPN(リンクします) という会社のもの。
30日間フリーで試せるリンクはこちら(リンクします)

実際にいる場所がどこであろうとも、VPN で存在位置を変更すれば、世界のどこにいても、そのVPNの設定が可能な場所にいるふりができて、そこのテレビが見られるってことです。

私たちは、ヴァージンも、スカイも、BBC も、ホリデー中はこの方法で視聴してきました。
今回、ディジョンにいた時も、BBC につなごうと、ExpressVPN のページを開けたら、次回の更新はx月x日と出てきました。

6月にポルトに行ったとき、ひと月だけ購入したパスが自動更新されていたんです。
😨。。。。。

大した金額じゃありませんが、大バカ者!
というのもこれが初めてじゃないからです。

以前も気がつかずに1年ほど自動更新されていた別サービスがあって、気を付けないといけないってわかっていたのに、これ。

ただね、こういった月ぎめのサービスというのは、ディフォルトが自動更新になっているのケースがほとんどで、わざわざログインして自動更新を解消しないといけないものがほとんどなんですよね。
なので、いいわけじゃないんだけど、ひと月だけって買ったつもりのサービスが、気がつかない間に延々と続いていることはそれほど珍しくはないと思います。

クレジットカードの明細をチェックすれば済むんだろうけど、3桁とか4桁の項目ならともかく、1桁や2桁の金額まできちんと調べるなんて、みんなやってる?


その次回の更新はディジョン滞在終了の2日前。
どうしようか考えて、もう面倒だから1年で買っちゃえって更新した後、イギリスに戻ったら使わないんだからとキャンセル。
そしてやっぱりひと月だけ更新、と優柔不断な10分間でした(笑)

今はもうイギリスにもどってきたんですが、今日のお買い物で、その時に使ったカードが使用不可になっていました。

カード会社に連絡したら、優柔不断にキャンセルしたり更新したりって履歴が、ネット決済だったこともあって、「怪しい」と、セキュリティーのために停止措置が取られたらしいです。

BBCもメンバー制にして、決まった金額を払えば、ほかの国からでもログインできるようになればいいんだけどな。
BBCのライセンスは年間で150ポンドくらい。
外国に住んでいる人も、料金を払えば見られるようにすれば、払ってでも観たい人が増えるんじゃないかと思うんだけど。






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2019年6月27日木曜日

ポルトガルの救急医療ってどんカンジ?

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タイトルだけ見たら、お気楽レポートに見えますが、今回のホリデーで実体験したことをご案内したいと思います。

私は普段からおっちょこちょいで、よく転んだり、ケガをしたりします。

今回のホリデーはポルトガルのポルト中心地をベースにしているのですが、ドウロ川までは徒歩圏、大西洋まではタクシーで15分くらいです。

大西洋沿いは、きっと素敵な貝殻がたくさん見つかると思って、ずっとティムちゃんに行こうって言っていたのですが、いつ行ってもビーチに貝殻は無し。

きっと、明け方にお掃除しているんだと思います。
貝殻デストロイヤーのお話(リンクします)

そこで、こういったお掃除ができない、岩場のビーチに行こうとティムちゃんとお出かけしてきました。

ね、こんなところなら、貝殻用のロリーも入ってこれないでしょ?

 そして、こういった岩場には、ロックプールといって岩に囲まれて行き場のなくなった海水がたまった場所があります。
 こんなところでカニとか小さなお魚を捕まえたりするのも楽しいです。

ティムちゃんから「あぶないからきをつけて」って言われて、この写真を撮ってすぐ後、岩場で滑って転んでしまいました。

 幸いにも、すぐそばを歩いていた人が気づいてくれて、パニックになったティムちゃんに声をかけてくれたそうです。
そして、本当に幸いなことに、この人が看護師さんで、すぐにビーチの救急隊を呼んでくれただけではなく、しばらく意識がなかった私のそばにいて、慌てるティムちゃんと私の面倒を見てくれました。

 頭を打ってもうろうとしていた時に、いろんなくだらないことをつぶやいていたそうですが、その一つが、夜にインド料理食べに行こうって言ってたのに、私が怪我したせいで病院に行ったらレストランにいけないからごめんねっていうことだったそうです。

私は覚えていないのですが、この助けてくれた人と、ビーチの救急隊の人にお礼のメールを出さなきゃいけないから、メールsドレスを携帯にタイプしてもらったり、記録のためにって自分の写真を撮ったりしていたそうです。
せっかくなので載せておきます。
顔中、血だらけだったのも、きれいに洗ってくれました。
 ヒールとかじゃなくて、もちろんスポーツシューズだったのに、岩場は危ないんだなぁ。
これは救急車の中。
頭を打って、一時的でも意識がなかったので、念のためにスキャンを受けるために病院に運ばれました。
救急車からは歩いて病院に入りました。
そうしたら救急室に運ばれて、そこで黄色いテープを手首に巻かれました。
この色で緊急度合いが示されるようです。
それぞれの色の人がどれくらい待っているかがモニターでチェックできる仕組みでした。
こちらは私の手首。
患者ナンバーと名前や生年月日が書かれています。
こちらはティムちゃん。
付き添いの人ってことだと思います。
番号は入ってなかった。

カルテが用意されていろいろ書いてあるけど、名前や住所はティムちゃんが受付で登録してくれたそうです。
応急手当のお部屋でベッドに寝かされて額を二針縫いました。
前歯の左手がちょっと欠けてる。
でも薄い上唇(自分の顔の中では一番好きじゃない部分)がぷっくりしてちょっとうれしいかも(笑)
今のところは擦り傷が主で、スキャンも問題なかったし、待ち時間は長かったけど、4時間後に病院を後にしました。

それにしてもビーチで色々な戯言を言っていたという、ティムちゃんからの報告が面白かった。
本当にくだらないことを泣きながら延々としゃべっていたそうです。


それからビーチの救急隊の人たちが結構かっこよかったです。
見たい?

nadador salvador という資格の人たちで、一人は英語が堪能だったそうです。
ティムちゃんが色々話していたそうですが、私は実は全く覚えていません。
無意識でも連絡先を聞いておいてよかったです。

通りがかりの看護師さんと救急隊の二人には、お礼のメールを出しておきました。
病院では、イギリスのレジデントだと言ったら費用は全く掛かりませんでした。
カバーの高い、旅行保険にしっかり入っているので、、費用の面は心配していませんでしたが、自分のミスでポルトガルの人たちにお世話になって申し訳ないなって思っています。

昨日は一日アパートメントの中ですごしました。
かなり顔がはれていましたが、今日はちょっとましかな。

これから食べ損ねたインド料理に行ってきます。
ティムちゃんは「僕が殴ったと思われないか心配」だそうです。
ビーチで転びましたって何回くらい言わなきゃいけないかな?

皆さんもビーチの岩場はお気を付けください。




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