2025年4月29日火曜日

カレン・スキンクって知ってる?



さて、今日ご紹介するのはみんなが大好きカレン・スキンクです!
世界に誇るイギリス料理シリーズ(爆)

この2行でそっとこのブログを閉じた人がいそうです(笑)

カレン・スキンクって初めて聞く人も多いかもしれません。
スコットランド料理のひとつです。

スコットランド料理といえばハギス!

カレン・スキンクはハギスよりもずっとハードルが低いと思います。

簡単に言えば燻製タラのクリームスープ。
今日は作り方を紹介しますね。

材料2人分

燻製のタラ 2切れ
ポテト(なんでもいいけれど、私は新じゃが派 2個
玉ねぎ 小1個
人参 小1個
キノコ ひとつかみ
アスパラガス 3本
蕪の葉 ひとつかみ
ミルク 500ml
塩、コショウ、ナツメグ 少々

この材料は冷蔵庫の残り物を活用しました。
ポテトと玉ねぎ以外は何でもいいです。
何ならなくてもいいくらい。
ランチや軽食のメインにできる量ということでお魚が多めです。
前菜なら具材は半分でも問題ないと思います(つまりテキトー🤣)

さいの目に切ったジャガイモと人参、粗目のみじんにした玉ねぎをお鍋に入れてごくひたひたの水で煮ます。
お塩も小さじ半分ほど入れて10分くらい。
今日紹介するのはさっぱりタイプ。
*こってりタイプにしたければお鍋ではなくてフライパンでバターとオイル半々で炒めます。

別のお鍋で燻製のタラにかぶるくらいのお水を入れてさっと火を通したら水洗いします。
その後さっくりと身をほぐすんだけど、あれば手袋をした方がいいです。
匂いが手に付くから。

お野菜のお鍋にミルクを入れてキノコ、アスパラガス、蕪の葉を入れて中火にします。
ミルクが沸騰手前くらいの状態で5分ほど、お野菜に火が通るまで煮ます。
塩コショウとナツメグで味を調えたらできあがり。

*こってりタイプはフライパンにミルクを入れてもいいし、お鍋に入れなおしてもいい。
最後にクリームを100ml加えて温まったら出来上がり。

ランチにぴったり。
もしくは量を少なめにして前菜にも。


カレン・スキンクというのはカレンさんのスープという意味で、各家庭によって入れるものも色々。
お好み焼きみたいに冷蔵庫の残り物を整理するのに作ってみてください。

燻製のタラが手に入りづらければ、タラの切り身に多めに塩を振って一晩寝かせた後、グリルで焼いたもの(その場合は茹でる工程を省く)を使えばいいと思います。




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2025年4月27日日曜日

コロニーグリルでサンデーランチ




メイフェアのコロニーグリルでティムちゃんとサンデーランチしてきました。

おうちでサンデーローストするときには前菜は食べません。
メインだけでお腹がいっぱいになってしまうからです。


でもレストランに来たら何故か前菜を注文するティムちゃん。
いつも食後に前菜を食べなければ、もっと楽しめたのにって言います。
そこで「なんで食べたくないのに注文するの?」って聞いてみました。
「Play the game」というのが理由だそうです。
ティムちゃんが通っていたプレップ(私立小学校)のモットーだったこの言葉は折に触れてティムちゃんが口にする一節です。
「自分に期待されたルールを遂行する」って感じの意味。
数少ないイギリス人のいいところのひとつ、と自虐的に言っていましたが、私はティムちゃとイギリスのそんなところが大好きです。


前菜用のドリンクはマンザニーヤというスペインのシェリーの一種をグラスで注文しました。
お味も量もちょうど良かったです。
ラギターナはおうちでも常備しているマンザニーヤです。

私はお腹がいっぱいにならないように生ガキを選びました。
3つ、6つ、12個と選べたので3個だけ。
今はまだ4月だけど、5月からは月の名前に「R」が入らないからこれ以降は9月までお預け。

ティムちゃんは野菜スティック。
真ん中のディップはタラコが入ったクリームディップです。

メインには二人ともラムを選びました。
今から思えば一人はビーフにすればよかった。

キッチンからお皿に盛られた状態でサンデーローストがやってきました。
ここは数か月くらい前まではテーブルの横でお肉を切り分けてくれたのですが、システムが変わったそうです。
サンデーローストってその辺りがイベント感があって好きなんだけどなぁ。
他にも以前はテーブルクロスがあったのに、最近は使っていないそう。
お味は悪くはないけれど、とびきり美味しいわけでもなくてちょっと残念。
というか、かなり残念。

正直なところおうちのサンデーローストの方がここを含めほとんどのレストランよりも美味しいです。
ワインはティムちゃんがお肉に合うものを選んでくれました。
これは美味しかったし、サービスもとても良かったです。

ミネラルウォーターとワインを1本ずつ、マンザニーヤ2杯にサービスを入れて156.40ポンドでした。

コロニーグリルのいいところはやっぱりサービスかな。
客層はアメリカ人が多いのでそのせいかもしれません。

寛いでゆっくりとお食事したい人にお勧めします。


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2025年4月25日金曜日

裏道が好き!




コベントガーデンの裏道を歩いてきました。
このエリアに限らず、ロンドンには裏道の奥にサプライズがあることもしばしば。

楽しいサプライズといえばパブかな(笑)
このパブはラム&フラッグ(リンクします)というパブでけっこう有名です。
だからもちろんサプライズではないんだけど、細い道に入ってお客様にご案内すると「隠れ家みたい」って喜ばれることも多い。

観光地でもある大学の街並みから、こんな小さな路地が伸びている。
レンガの建物と石の建物の間。
ここをずんずん入って行ってその奥を曲がるとパブ。
ここは天皇陛下がオックスフォードに留学されていた皇太子時代に訪れたこともあるそうです。
12世紀からのパブ。
過去にここを訪れた著名人を数名…。
ホーキング博士、オスカーワイルド、ボリスジョンソン、クリントン大統領に交じってエマワトソンやデイヴィッドボウイの名前も見られます。
クリントン大統領はオックスフォードに在学でしたから、頻繁に来たんじゃないかな。

中は普通のパブです。
ここはいつ来てもアルバイトみたいな若い子が働いている。
客層は地元の長居する人は落ち着いた年齢層、観光客も多い。
この日のビールが壁に張り出されています。

その日によっていろんなビールが楽しめるみたいですね。


裏道のお散歩が楽しいのはパブ以外にも楽しい発見が多いこと。
有名人が住んでいたプラークとか、大切な建物があった場所とか、もうすでになくなってしまった場所であることも珍しくありません。

コベントガーデンにはメイドンレーンという道があって、そこにはポーターハウスというアイルランド系のパブがあります。

レンガの壁、お二階の部分に緑色のプレートが見えますか?
風景画家として有名なターナーはここに建っていたおうちで生まれました。
もう建物はありません。
並びはこんな感じだから、似たようなスタイルだったのかな。
この通りから路地に入るとこんな感じ。
路地にもパブがある。
こんなところを歩きながら、ターナーも歩いたのかなぁなんて想像したり。

裏道のお散歩、もちろん時間や場所によってはあまりお勧めできない場合もありますが、常識の範囲でうろうろする分には問題ないと思います。
ちょっとでも危ないかなという考えが頭をよぎったら、引き返す。
でもお昼間の観光地ではそういった場面はあまりないと思います。




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2025年4月23日水曜日

市販のカレーソースを使ってみた!



ティムちゃんが大好きなインド料理屋さんのひとつがメイフェアにあるジムカーナ。
先日、ここでクッキングソースを出していると聞いて、早速注文していました。
届いた箱を開けるのって楽しいですよね!
丁寧にバブルラップ(プチプチのこと)されている。
中から出てきたのはロゴンジョッシュとヴィンダルーソースの2種類。

これを使えばミシュランレストランの味になるらしい。

瓶には作り方が書かれていて、ティムちゃんはこういったことに忠実なタイプ。
長く一緒に住んでいても、お料理の方法だけは本当に両極端に違う私たち。
今回は作り方にお好みのお肉(でもラムがおすすめ)と書かれていたのでラムの足を500gちょっと用意しました。
この部位はラムの足。
私はネックフィレを使うべきと主張しましたが、脂が多くて健康に悪いからと却下されました(ティムちゃんは健康オタク)
でも足はネックフィレほど柔らかくない。
そこで瓶には書かれていなかったけれど、一晩レモン汁にマリネしてあります。

きっと固い仕上がりになると私がしつこく言ったので、試しに一つサッと焼いてみた。
全体で7分。
フライパンから取り出して3分ほど置いてから切ってみたのを味見させてくれました。
こういった時にティムちゃんは必ずタイマーを使います。
自慢気な顔で「ね、レモンが効いたんだよ、柔らかくてしかも健康にもいい」だって。
その顔を写真に撮ろうとしましたが、イヤだって(笑)

カレーはティムちゃんの担当だけど、ライスは私が作ります。
ストウブのライスココットは私のものだから(笑)
カレーの付け合わせのピラウライス。
作り方は簡単。

バスマティ米はサッと洗って20分ほど浸水させた後ざるに上げておきます。
ライスココットに油を大匙2とサフランを一つまみ入れておきます。
お鍋にお好みのスパイスを入れて10分くらい煮立てます。

濾したものをお鍋に用意したらお塩大匙1を加えて、
沸騰したらお米を加えて4分。

ざるに上げたバスマティ米をライスココットに入れて、油とサフランが全体にいきわたるようにさっくり混ぜたら蓋をしてオーブンへ。
120℃くらいで30分。
1時間ちょっとそのままでも問題ないです。
なので先に用意しておくと作業が重ならなくて便利な調理法。

カレーの用意ができたらお皿に移して食卓へ。
オクラもスパイスで炒めて一緒にどうぞ。

カレーはラムをフライパンで炒めた後ソースで煮込むだけ。
てっきり他にも野菜を入れると思っていたんだけど、ラムだけ。
意外とさらっとしている。
お味ですか?
ビミョーでした(笑)

その後、残ったカレーは30分少々煮込んでから自然に冷まして冷蔵庫に入れておきました。
ライスココットの小さなお鍋がちょうどよかった。
蓋をしたまま煮込んでそのまま冷まして冷蔵庫へ。
翌日弱火で30分ほど火を入れてティムちゃんが食べました。
「昨日よりもずっと美味しい」らしいです。

レシピ通りだとラムを炒めた後ソースで煮込むのは5分らしいんですが、それだと私たちの好きなお味ではなかった。
でもゆっくり煮込むと美味しくなったそうです。←私は食べてないのでわかりません。

お好みはそれぞれなので、5分だけ煮込む方が好きな人もいるかもしれません。
足じゃなくて他の部位だともっと美味しいと私は思うんですけどね。

ラムシャンク(骨付きのすね肉)を焼き付けてこのソースにマリネさせてそのままオーブンで低温で4時間くらい火入れするのもおいしいと思います。
今度やってみよう!!
書いてある通りじゃなくて、こんな風に自分風にアレンジする方がお味はともかく絶対に楽しいと思うんだけどなぁ(笑)

もう一瓶はソースを少し煮込んでからエビを入れてさっと火を通して食べようという話になっています。
面白くも何でもないのでティムちゃんが作ってひとりで食べるといいと思います。
因みにそんな時はティムちゃんはライスをパスタのように茹でて食べます。
5分半。
それがパラパラで美味しいそうです。
そんなの美味しいって言う人に何を褒められても嬉しくない(爆)





















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2025年4月21日月曜日

今年はイースターらしくなかった




今年の我が家は全くイースターらしいことをしませんでした。

卵のチョコレートも買わなかったし、ごちそうも作らなかった。

聖金曜日には、私はなんとお仕事をしていました。
理由ですか?
お仕事を受けた時に聖金曜日だと気づいていなかったからです(笑)

キリスト教にとってはクリスマスよりも大切なイースターなんですが、我が家は一応英国国教会をなんとなく支持してはいるものの、宗教的なことはほとんどしません。


それでも聖金曜日にはホットクロスバンを食べました。
スーパーマーケットで買ってきたものです。

ディナーの後にお茶とデザート。

お茶は桜茶です!
塩味が甘いパンにぴったり。

ホットクロスバンのことは以前何回か記事にしたと思ったらありました。


イースターサンデーにはアーセナルの試合をテレビで見て、インドのクリケットを見て桃太郎君がご飯を食べに来て、といったいつもの日曜日。

あまりにもつまらない今日の記事(笑)
せっかくなので松任谷由実さんのベルベットイースターを貼っておきます。



イースターサンデーはその名の通り日曜日。
でも祭日なので振替で今日、月曜日がお休み、イースターマンデーとよばれています。

日本と違って祝祭日が少ないイギリス。
イングランドの祝祭日はなんと8日だけ!(日本は16日)
ゴールデンウィークとかシルバーウィークといったものもありません。
ただ休もうと思えばいろんな方法でお休みしやすいので単純に比べられませんけどね。

今年の祝祭日は以下の通り。

新年、1月1日
聖金曜日、4月18日
イースターマンデー、4月21日
春のバンクホリデー①、5月6日
春のバンクホリデー②、5月26日
夏のバンクホリデー、8月25日
クリスマス、12月25日
ボクシングデー、12月26日

秋に何もないのが特徴(笑)





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2025年4月19日土曜日

イギリスの刺繍のいろいろ



先日、JRTGA(英国日本語観光ガイド協会・リンクします)主催のお勉強会でイギリス刺繍についてのレクチャーがありました。


JRTGAはイギリスで日本語で観光ガイドをする資格「ブルーバッジ」を持ったメンバーが集まった協会で、定期的に勉強会を行っています。

ブルーバッジの資格を取るのも大変だけど、資格を取った後もみんなで勉強を続けているんです。
個性的なメンバーがそろっているので、どんな方にもピッタリなガイドが見つかると思います。
観光の際はぜひJRTGAのガイドを雇ってください。


刺繍といえば、イギリスのピリオドドラマを見ると「お嬢様のたしなみ」みたいな位置づけで出てきますよね。
いろんな時代で刺繍にも流行がありました。
また刺繍の目的に適したたくさんの種類があるのです。

今日はレクチャー後の復習もかねて、自分なりにイギリス刺繍をまとめてみました。
美術館や博物館を訪れる時の参考に、またはご自身でトライしてみるのもいいですね!

  • ジャコビアン刺繍 
ジャコビアンというのはイギリスのチューダー時代のひとつ後、17世紀初頭です。
リネンツイルという麻布にクルーウェルウールというウールの刺繍糸でベッドカバーやカーテンなどのインテリアに刺繍が施されました。 
東インド会社がイギリスに持ち帰ったインドの布の柄に影響を受けたデザインが多いです。


またジャコビアンのひとつ前のエリザベス様式のカラフルな刺繍、草木の茎や枝が円を描くようなパターンのデザインから発展したとも言われています。

例として紹介するのははV&A所蔵の「マーガレット・レイトンのウエストコート」
部分を拡大した写真がこちらで、1610年(年代はジャコビアンですが、スタイルがエリザベス朝)ごろのものです。
素材はリネンとシルク、刺繍糸はシルクと銀糸が使われています。
写真はV&Aの公式サイトから(リンクします)


  • スタンプワーク 
スチュワート朝に流行した立体的な刺繍。
チューダーの後期から製作はあったようですがスチュワート朝にその多くが作られました。
刺繍の材料は高価だったのでそれらを使うことができた女性たちはごく限られた階級でした。
少女のころから練習を重ね、単純なものからどんどん複雑なものに挑戦していくわけですが、その最高峰、ゴールにあたる製作がこういった小箱だったのです。
この小箱(V&A所蔵・リンクします)にはE・Cのイニシャルが入っていて、製作者エリザベス・クームを示しています。


  • キャンバスワーク 
キャンバスワークはその名の通りキャンバス地などにさしていくタイプの刺繍で、目を数えて文字や柄を入れていきます。
イギリスのアンティークショップなどで見かけるサンプラーなどもこのタイプ。
初心者でも取り組みやすいと言えます。
これは18世紀後半にメアリー・アン・ボディーという名前の9歳の女の子が作ったものです。
こちらも所蔵はV&A(リンクします)


  • シルクシェーディング 
シルクシェーディングとは 糸で作り上げる絵画。
カラースケッチをもとにステッチする方向をきめ、リアリスティックで自然な外観を刺繍で表現する 方法。
いろんな色が使われていたり、長さが違うステッチを組み合わせることでで微妙な色合いを出しているのがわかります。
写真は2点とも王立刺繍学校のオンラインショップから(リンクします)



  • ブラックワーク 
ブラックワークとは単色の糸を使って濃淡を表現する刺繍。
様々な幾何学模様や太さの違う糸を使って白黒写真のような効果を生み出す方法。
パッと見るとペン画や鉛筆画に見えますが刺繍です。
部分的に拡大するといろんなスティッチが使われているのがわかります。
写真は王立刺繍学校のテクニックページから(リンクします)



  • ゴールドワーク
ゴールドワークはその名の通り金糸を使う刺繍で、イギリスでは戴冠式に使用される儀式用のローブや教会の装飾、司祭の装身具にも利用される刺繍です。

もっとも最近の戴冠式は2023年5月6日でした。
チャールズ3世は何でも新調するのではなく、昔からのものを大切に使っていくことを心がけています。
そこで戴冠式の装身具も歴代の戴冠式で既に使用されたものが再利用されました。

右側の金のマントは「インペリアル・マントル」とよばれるもので、もとは1821年に戴冠したジョージ4世のために作られたもの。
左側は「スーパーチュニカ」といって、こちらは1911年のジョージ5世の戴冠式のためにつくられたもの。
戴冠式ではスーパーチュニカの上にインペリアル・マントルを羽織ります。
金糸で刺繍が施されているのでその重さはかなりのものです。

こちらは一部を拡大したスーパーチュニカの刺繍部分。
写真は両方ロイヤルコレクションのウェブサイトから(リンクします)

もちろん新しく作られたものもありますよ!
王立刺繡学校のパトロンを2017年から務めているカミラ王妃のローブ。
これまでの戴冠式のローブと異なるのは、自然を愛する王と王妃を表すためにミツバチなどの昆虫が刺繍のデザインに含まれたこと。
写真の中のかわいいミツバチや甲虫が見えますか?
こちらの写真もロイヤルコレクションのウェブサイトから(リンクします)
刺繍は王立刺繍学校が担当したそうです。
パトロンのための刺繍なんて、緊張しそう!(笑)



  • ホワイトワーク 
ホワイトワークはリネンなどに施された刺繍で、結婚式や洗礼式の衣装によくみられるエレガントな刺繍です。


ケイトさんのウエディングドレスもホワイトワークが使われました。
バッキンガム宮殿の公式YOUTUBEです。


このウエディングドレスの製作(刺繍部分)も王立刺繍学校が担当しました。
その製作チームにはなんと日本人がいて、今回のレクチャーも彼女が担当してくれたんです。

ニュートン雅子さん(リンクします)という女性で、製作や修繕、コンサベーション、レクチャーなどのサービスも行っているそうです。




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