今年の我が家のクリスマスカード、1番に届いたのは数年前に利用したプラマー(配管工)の会社から。
12月1日に届きました!
元旦にまとまって届く日本の年賀状と違って、イギリスのクリスマスカードは投函された順にバラバラと届きます。
12月に入ったら送り始めるという人が多い。
というのはそれをクリスマスの飾りの一部として居間などに並べる習慣があるから。
早く送ると長く楽しめるということになるわけです。
ところが年々郵便切手のお値段が高くなっているので、もうカードは送らないという人も増えているようです。
カードのお値段もどんどん上がっていますしね。
私がお友達に出すのはそんなに高価なカードではありません。
多分、1枚 2ポンド(400円ちょっと)前後くらいのものかな?
もっと安いカードもいっぱい売られています。
でも最近問題になっているのはカードのデザインを無断でコピーしたもの。
コピーライトのあるものがネットで安く売られているケースは後を絶たないそうです。
それでもカードを贈るのはイギリスの文化のひとつ。
町のあちこちにカード屋さんがあります。
これはリッチモンドにあるカード屋さんのひとつ。
このお店の前に出ている看板。
カードを贈るようなイベントに合わせてちょっと目を引く面白い一言が書かれています。
「大人にはなるな、それはワナだ」
「大人にはなるな、それはワナだ」
クリスマスは子供のためにあるってことからかなぁ?
よくわかりません(笑)
私は美術館や博物館でカードを買うことが多いです。
ナショナルギャラリーとかだとクリスマスっぽい絵画も多いし、そういった売り上げは美術館の大事な収益になりますから。
さて、郵便切手はいくらくらいするのかといえばびっくりな金額です。
ファーストクラスが1.70ポンド(約350円)セカンドクラスが87ペンス(約180円)
国内の普通サイズの郵便です。
A4サイズだと倍くらいします。
元からこんなに高かったわけじゃない。
1980年にはファーストクラスが12ペンス、セカンドは10ペンスでした。
1990年にはファーストが22ペンス、セカンドは17ペンス。
1995年にはファーストが25ペンス、セカンドは19ペンス。
2000年にはファーストが27ペンス、セカンドは19ペンス。
それが2002年までそのままだったのが、2003年からまたじわじわ上がり続けて下の表みたいになりました。
最初の数字がファースト、ふたつ目がセカンドで単位はペンス(100ペンスで1ポンド)に統一してあります。
2003年 28 20
2004年 28 21
2005年 30 21
2006年 32 23
2007年 34 24
2008年 36 27
2009年 39 30
2010年 41 32
2011年 46 36
2012年 60 50
2013年 60 50
2014年 62 53
2015年 63 54
2016年 64 55
2017年 65 56
2018年 67 58
2019年 70 61
2020年 76 65
2021年 85 66
2022年 95 68
2023年 110 75
2024年 165 85
そして今年4月の値上がりでファーストクラスが1.70ポンド(約350円)セカンドクラスが87ペンス(約180円)になったわけ。
因みに日本の普通郵便は110円、大体50ペンス。
それでちゃんと届くんだから、日本はすごいなぁ。
日本の切手にはいくらのものだか金額が書かれていますよね。
イギリスの切手は金額が書かれているものもありますが、単純に「1st」とか「2nd」と書かれているものの方が一般的です。
買った時のお値段にかかわらず、ずっとその目的で使うことができるので、値上げされても問題なし。
実際に今私がよく使うのは2012年のロンドンオリンピックの際に大量に買った記念切手です。
かなり値上がりされるというのでその前にたくさん買ったものが今まだ残っているんです。
上の表を見たら46ペンスから60ペンスに値上がりした年ですね!
それからすでに倍以上になっているイギリスの切手。
1980年から比べるとほぼ15倍!!
その辺の投資話よりもよっぽどいいかもしれない(笑)
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