ラベル 交通機関 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 交通機関 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年7月1日水曜日

ファーストクラスの列車でのんびり朝ごはん


前回ユーストン駅の記事(リンクします)を書いたのはわざわざ写真を撮りに行ったのではなく、ロンドンから離れた地方都市から出発のお仕事があったから。

朝早くではなく、お昼近くの出発だったので、現地に前泊はせずに当日ロンドンから鉄道を使って向かいました。

そんなお仕事の時、私はよくファーストクラスの列車で目的地に向かいます。

「え~、贅沢~」って思いました?
実はそれほど高くはありません。
イギリスの鉄道料金は自由度が高いほどその金額が高くなります。

なので当日乗る時に買う普通チケットは高い。
事前に日時を指定するチケットは(席の指定は自動でついてくる)変更が効かないので安く手に入ります。
スタンダードの当日チケットよりも、事前購入のファーストクラスの方が安い場合も多いです。


さて、ファーストクラスのチケットがあると、駅の混雑を避けてファーストクラスラウンジを利用できます。
中に入ると飲み物や軽食が用意されていて、のんびりできる。
デスクもあるからお仕事の資料を整理したり、電源があるので機材の充電も大丈夫。

何よりも静かな空間は落ち着きます。

ギリギリの時間までそこにいて、列車の準備ができたら移動。

この間乗った車内は
こんな感じ。
窓の上に緑や赤のライトが付いているのに気がつきますか?
赤は誰かが予約している席、緑は空いている席ってことです。

私は例のシートフロッグを使って当日ファーストのアップグレードをしました。
アップグレードの事前購入ではなく、オークション購入。
最低額に1ポンド乗せただけで落札できました。
1時間半ほどの乗車なので「落札できなくてもいいや」と構えていたら駅に着く少し前に「おめでとう、落札できました」のメッセージ。
そうです。
オークションの場合は列車が出る1時間前に結果が出るのです。
アップグレードを手にするまではラウンジなどは使えません。

私に割り当てられた席は進行方向と逆向きの席。
そんな時は緑のランプがついていれば自分の席じゃなくても座って大丈夫です。

とりあえずお茶を持ってきてもらう。
車内の飲み物や食べ物も無料です。
席を立つ必要もなく、注文を取りに来てくれます。
朝ごはんの時間だったのでメニューをチェック。

イングリッシュブレックファストを注文しました。
他にもいろいろありますが、しっかり食べたいならこれか、スモークサーモンのセットかな。
北向きの長距離は以前バージンが運営していた時の朝ご飯が美味しかった。
この時利用したのは Avanti という西側を通って北向きに線路が伸びる運営会社のもの。
カトラリーもちゃんとしたものが持ってこられます。
卵はスクランブルエッグ一択、目玉焼きの方がいいのになぁ。
ソーセージやベーコン、焼いたトマトもイギリスの朝食では定番です。
ポテトは付いていたりいなかったり。
この時はポテトが一番おいしかったです。

この後食後のコーヒーを持ってきてもらって、お仕事中に飲むためのお水のボトルももらって、ゆったりした気持ちでお仕事に臨みました。

ファーストクラスにアップグレードする価値があるかどうかはその人によると思うのですが、お仕事前なら十分な価値があると思います。

他にはお酒が好きな人はお昼以降に乗るのならお酒が飲み放題なので価値が高まります。
ということでお仕事後も価値があるというのが私の意見(笑)

でも元を取ろうと飲みすぎないように気をつけないといけませんけどね!


イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年6月29日月曜日

北向きの列車が出るユーストン駅


暑いロンドンを逃げ出したいというなら海外に行くのも一つの手。
でもね、ヨーロッパ全体が熱気に包まれているので英国内で北に行く方が涼しいかも!

ということで今日はロンドンの主要駅のひとつ、ユーストン駅を紹介します。

マンチェスターやリバプール、湖水地方などへ足を延ばすときに利用する駅なので観光の人たちも多く利用します。
地下鉄の駅やバスのターミナルもあって、通勤の人たちもたくさんいます。
もちろんパブもある(笑)
残念ながら朝早い時間でまだ開いていません。

このパブ、ビールが好きならぜひ行ってみてほしいところ。
31種の樽詰めのビールとサイダー+16種の樽生ビールという合計47種類ものビールとサイダーを楽しむことができます。

私はビールが苦手なので行かないけれど、お客様にはお勧めして、行ってよかったと言われる場所のひとつ。

外観はこんな風。

元は駅のゲートだった建物で、入り口の周りにはここから伸びる路線上の主要駅の名前が並んでいます。


さて、駅の中に入ると(パブの中じゃなくてごめん!)こんな風です。

上部に青く明かりがついているように見える壁がデパーチャーボードとよばれる行先案内表示です。
少し大きくするとわかりやすいかな?
何時発で行き先はどこか、運航会社の名前、そして各停車駅がその下に並びます。

「え、プラットフォームは?」そう思いました?
何番線から出るのかは決まっていないので、ホームに列車が到着して、準備ができたら発表になります。
発車時刻の並びにプラットフォーム番号が表示される仕組み。
バーミンガム行きのの下に「乗車できるのは7時52分ごろ」という表示が出ている。
一番上の8:10というのが出発時刻で、その後ろに準備中と出ています。
7:52分にそれがプラットフォームナンバーに替わります。
発車の18分前に発表なら悪くないです。
これが数分前とかだったら、このデパーチャーボード前に立っている人たちが一斉に動き出すさまはなかなか見応えがあります。
もちろんそんな時は発車が遅れるわけです(笑)

ロンドンから北向きの列車が出るのはこのユーストン駅以外にもキングスクロス駅(リンクします)やセントパンクラス駅が知られています。



イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。


2026年5月15日金曜日

配車サービスで納得いかなかった話

イギリスでは利用している人も多い「配車サービスアプリ」

私も利用することが多いです。
よく使うのは自宅から空港まで。
リッチモンドからヒースローまでは公共の交通機関でもアクセスできますが、配車サービスを使うと時間が半分に節約できます。
加えて車内で書類に目を通したりできるし、他の乗客を心配したり、乗り過ごしたりといったリスクがありません。
その代わり公共の乗り物に比べると費用が大幅に高くなります。

なので利用するときはその両方を天秤にかけて「今日はこっちにしよう」と決めるわけです。

私が普段使っているのは Uber 。
桃太郎君は Uber は高いから他のサービスと使い分けているそうです。
今は本当に何社も配車サービスがありますからね。

私もUber が高いと思ったことはあります。
特に、ロンドンの主要駅や空港から利用した時。
利用客が多い場所や時間だと「あれ、ブラックキャブと変わらないのでは?」ということがあります。
ただ、金額は前もって提示されるので納得して乗るかどうかを決められます。
他には車のカテゴリーが選べるのが便利。
エグゼクティブとかだと車も運転手もいいカンジ。
逆に普通のカテゴリーで結構クセのある運転手さんにあたったこともあります。
なので余裕がある場合はエグゼクティブのカテゴリーを指定する。


さて、本題。

先日、ロンドン郊外から開始、終了というお仕事がありました。
見積もりを出すときに旅行会社から「経費込みで出してほしい」といわれました。
これは英系の旅行会社ではよくあること。
「xxポンドくらいになると思います」だと、実際の費用と違ってくることがありますからね。
他にも「意外に時間がかかったので、見積もりには出しませんでしたがオーバータイムが付きます」とかも困りもの。
法人のお客様によくあるのが「見積もりにすべて含めて、追加請求は無し」というスタイル。
今回は「行きはタクシー、帰りは公共の乗り物」で予算を割り出しました。
受注した後、公共の乗り物でどうやって行くのがベストかなと思って調べてびっくり。
リッチモンドから3時間近くかかると出てきました。
「そんなわけはない、きっと何かの間違いでは?」
そう思っていろんなルートを調べたのですが、最短2時間半。
失敗したなぁ。
でも公共の乗り物の前後にタクシーを使うと1時間半程度で行けることがわかりました。
かかる時間と価格もハイブリッド(笑)

当日、行きは自宅から Uber 。
チップを入れて80ポンド。
無事にお仕事が終わって、さて自宅まで3時間はちょっときつい。
そこで桃太郎君と話した後に調べていた 他社のアプリ(念のためにダウンロードして支払いカードも登録済み)を開けてみると30%オフのキャンペーンをやっていて、自宅まで46.70ポンド。

もう乗るしかないですね。
チップを入れても50ポンドちょっと。
そこで車を手配しました。
そうしたら15分ほどで来るとの案内。
でもすぐに「ドライバーがキャンセルしたので他のドライバーを手配します、もうしばらくお待ちください」とのお知らせ。
加えて「プライオリティーサービスを利用するともっと早く5分ほどで配車できます」
でもね、金額は95.11ポンド。
自分が楽に帰りたいだけで急いでいるわけではありませんから「プライオリティーサービスを利用します」ではなく「金額を重視して長く待つ」方を選びました。
やがて運転手の名前と車種の情報が来て、それから10分ちょっとで車も来たので自宅まで楽チン。
アプリによれば40分で到着だそう。
どのルートで行くのかなと思ったら高速を少し利用して一般道に降りる最短ルート。
のんびりバックシートで寛いでいたら、思っていた場所で高速を降りずにどんどん行きます。
「次のジャンクションまで行ってそこから降りるのかな?」
いいえ、結局かなり遠回りにはなりますが、高速を最大限活かしたルートで距離は倍くらいですが、時間は1時間10分ほどで自宅に到着。
思っていたよりも時間がかかったけれど、無事についたことだし、チップはいくらにしようかな、そう思ってアプリを開けたら請求額が95.11ポンド。
もうびっくり。
同時くらいにクレジットカード会社からのお知らせで「さきほど要請があった45ポンドの支払いはあなたがしましたか?」
カードのアプリでチェックすると 配車アプリからのオリジナルである46.70ポンドがまず請求されていて、次いで45ポンドちょっとが請求されていたので「これは私ではありません」と返すと「ではこの請求は却下します」という返事がカード会社からありました。
数分後に調べると、45ポンドの代わりに95.11ポンドの請求が元々の46.70ポンド弱と並んで請求になっていました。

何の冗談かと思って 配車アプリ のカスタマーサービスに連絡したら、それはご不満でしょう、でもこの金額には不審な点はないという返事。
なので事のあらましを簡潔に説明したら「私には返金の権限がないので上につなぎます」となって、これで大丈夫かと思ったら甘かった。
「46.70ポンドというのは事前決済許可の金額で実際の引き落とし額ではないこと、この時間は忙しかったので結局は95.11ポンドが正しい金額であること、なのでこの金額には問題がないから返金はできません」と返ってきました。
「でもプライオリティーサービスは断って、長く待つ代わりに提示の低い金額を重視するを選びました」といっても「プライオリティーサービスを断ったこととは関係なく、需要と供給のダイナミック価格なので金額に問題ない以上返金はできません」の一点張り。
その後はいくらコンタクトしても自動返信サービスのセリフが返ってくるばかり。

酷いと思いませんか?
過去に Uber で遠回りをされて思った以上の金額になったことがあったのですが、カスタマーサービスに連絡したらすぐに差額を返金してくれたことがあったので、きっと この会社も同じような対応だと期待していたら全く違いました。

こうなったらクレジットカード会社に連絡して差額を返金してもらおうと思います。
イギリスではクレジットカードでの支払いがオンライン上の取引の場合、納得できないものに関して払い戻しを請求できる制度「チャージバック」があります。

それにしても私の文って長いですね。

ここまで読んでくださった貴重な読者の皆さんにちょっと耳寄りな情報←そんなに大した話ではない(笑)
ネットで同じ配車サービスの請求に不満を持つ人たちの経過を検索した時に出てきた情報なのですが、イギリスの消費者法の中にセクション75(リンクします) というのがあって、これによると100ポンド以上3万ポンド以下のカード請求額に問題がある場合(未受領品、不良品、供給業者による虚偽表示、または会社が倒産した場合など)はクレジットカード会社も責任を持つというものです。
つまりこの法律によって返金を求めることができるというもの。
(上に書いたチャージバックとはまた別)

請求は通常オンブズマン(リンクします)に苦情の申し立てをするというルートですが、普通はセクション75に沿って手続するといえば(特に少額の場合は)その時点で返金されることが多く苦情の申し立てまで行かないケースがほとんだだそう。

残念ながら私の請求額は100ポンド未満なのでセクション75は使えないのですが、カード会社の返金がスムーズにいかなければオンブズマンに苦情を申し立ててみようかと思っています。

正当な金額との差の50ポンド程度のことで時間をかける価値があるかどうかは微妙(というか、時給で考えるとありえない)のですが、お金じゃなくて筋を通したいんです。

ま、でもこの一件のおかげでセクション75のことなんかも知ることができたし、ブログの記事にもなったので(←そこ?)まあ気分的にはかなり落ち着いているんですけどね。
Bolt のカスタマーサービスとのやり取りはスクリーンショットに残してあるし、のんびり対応したいと思います。

とりあえず件のカスタマーサービスのチャットには「オンブズマンに苦情を出す」とメッセージしました。
そしたら5分くらいでビジネスチームから返事がありましたが、今度はダイナミック価格ではなく、私が95.11ポンドの料金を承認したと言ってきました。
だから返金はできないって。
アプリの操作はスクリーンショットしない限り手元に情報が残らないので言われ放題。
私が許可した金額が46.70ポンドなのか、95.11ポンドなのかも担当者によって意見が違うみたいだし、配車サービスとのやり取りはあきらめて、クレジットカード会社に申し立ててみました。

カード会社のカスタマーサービスで事情を話したら、手続きは決済の2週間後にアプリから自動で申し込みできるそうです。
そして手続きには1か月くらいかかることもあるそうですが、話した内容から「まず問題なく返金されると思います」と教えてもらえました。

あ~よかった。


イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年5月13日水曜日

蒸気船に乗ってみたよ!

テムズ川ではいろんな船を見ることができます。

そんなひとつに木造の蒸気船があります。
名前はウィンザー・ベル号。
何と、現在でも乗船できるというカテゴリーではイギリスで一番古い木造の蒸気船。
今でも石炭で動いているんです。

先日そのウィンザー・ベル号に乗船する機会があったので、ちょっと紹介したいと思います。
小さく見えますが、これで60人乗りですって。
客室はいくつかあって先頭の部分はこんな感じ。

こちらはエンジンルームです。
中に白いつなぎを着たエンジニアがいるのが見えます。

私はお客様と30人弱といった人数で1時間半ほどのクルーズを楽しみました。
ロンドンを西に少し出たところ。
テムズ川の景観の素晴らしいエリアです。
鳥の声が聞こえて、それ以外はとても静か。
お船の中にはお手洗いもあるし、飲み物や食べ物もアレンジできます。
チャーター船なので、コースもお好みで。
ただ、速度は非常に遅いです。
例えば車だと10分くらいの距離が蒸気船だと1時間(驚)
テムズには水門がいくつもあるので、そういったものもコースに含めると興味深い。

これはボルターズ・ロックという水門に入ったところ。

ボルターというのは製粉業者のことで、このエリアに製粉所があったことにちなみます。
この建物があるのはテムズの中の島の部分。

今向いているのは進行方向の逆。
階段が見えるでしょう?
そのわきに門があるんですが、それが今から閉まります。

写真の中央のグレーの部分が門なんです。
門が閉まりました。
写真左手の川の縁の水面を見てください。
縁すれすれまでお水があります。

お船のロープをしっかり持っている船長さん。
これからこのロック内の水の量がどんどん減って1.5m以上水面が下がるんです。

さっきの門の中央あたりから水が漏れているのが見えますか?
縁ギリギリまで水があったのに、ずいぶん下がったのも見えますよね?
門の向こうの水面はさっきから変わっていないので、そこから水が漏れ出ているのです。
この後は進行方向側の門が開いて、この低い水面のまま進んでいきます。

この水門での作業は全部で20‐30分くらいだったと思います。
外から操作を見たことはあったけれど、お船の中からロックを体験したのは初めてだったので、とても興味深かったです。

イギリスの季節はこれからこんなのんびりした景色を楽しむにはぴったりの時期です。

チャーター便を手配するのは大変だけど、定期運航しているお船に乗ってみるのもいいかもしれません。




イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年4月25日土曜日

飛行機のキャンセル状況は深刻?

中東での戦争が始まってから飛行機の値段が上がっています。
燃料の問題もあって、一部の航空会社は運航便数を減らしていて、キャンセルが増えているようです。





イギリスに就航している多くの飛行機会社は、運航便数を減らす計画だと発表しています。
例を挙げると;
  • KLM
  • エア・カナダ
  • アシアナ航空
  • デルタ航空
  • ルフトハンザ
  • SAS

英国航空はスケジュールを変更する予定はないと表明しているのでちょっと安心。
でも値段は爆上り(笑)
でもそれは英国航空だけではないですけどね。

欠航される便の多くは比較的本数が多く出ている路線で、経費を減らすために何便かをまとめて飛ばしたいという理由じゃないかと思います。
でもそれは飛行機会社の理由。
飛行機の時間をベースに予定を立てている旅行者にとっては大迷惑です。

私のお友達の何人かは、日本への一時帰国を見合わせたり、夏のホリデーの予約を思いとどまったりしています。

ジェット燃料不足で価格が3月と4月前半の間にほぼ倍増したそうです。


いったい何を信じていいのかわかりませんね!

とりあえず旅行の中断が補償対象なのか、入っている旅行保険を確認することが重要です。
他にもキャンセル後の払い戻しには時間がかかることが多いのでクレジットカードの枠に余裕があるかチェックしておくのも肝心。
特に旅行中にキャンセルがあったら、振替便の購入にお金がかかります。
後で払い戻しされる前に新たな飛行機のチケットやホテル代をカードで払わなくてはいけない時に枠が足りないなんてことになったら一大事。

私は日本からのお客様が少なくなったらちょっと困る。
今年の夏は忙しくなるかなぁ?

却って、現地に住んでいる人向けの企画とかを出すべきかな。





イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2026年1月7日水曜日

ロンドン交通機関での詐欺とその防ぎかた

ロンドンは世界の大都市の中では比較的安全だと言われています。

でももちろん完全に安全な都市などはありません。
日本は世界でもかなり安心できる国なので、外国旅行に行くと身構えてしまう人も少なくありません。

でも、ただ身構えるよりも、やっぱりどんな手口があるのかがわかっていれば対策は立てやすいと思います。

ロンドンで一番注意すべきなのはスリと置き引き。
これらはロンドン以外でもあるので、万国共通の注意かもしれません。

それ以外に多く報告されているのは携帯電話のひったくり。
被害に遭ってしまったら被害届を出して、保険で処理する方法が現実的です。
タグで位置情報を確認して奪い返すなんてSNSの書き込みを見たことがありますが、正直なところ、犯罪を侵すような人のもとへ飛び込むなんて怖すぎる選択だと思います。

以前このブログでもイギリス警察への被害届の書き方(リンクします)を紹介しました。
泣き寝入りという選択は、更なる犯罪に巻き込まれる可能性を考えれば、悪い選択ではないと思います。

さて、今日の話題は最近のロンドンでよく被害を聞くインスペクター詐欺。

インスペクターというのは検査官。

イギリスではいろんな業界にインスペクターが存在します。
そのひとつがロンドン交通局。

ロンドン交通局ではキセルなどの軽犯罪で莫大な被害が生じています。
そこでそれを取り締まる検査官が存在します。

去年夏のイブニングスタンダード新聞(リンクします)によればロンドン交通局の年間被害は約400億円にも上るそうです。
そして、そういった取り締まりにも活躍する、交通局検査官の数は500人以上。

検査官たちのお給料がどれくらいか気になりますか?
いろんなサイトで数字は変わりますが、大体4万ポンド前後という数字が多いです。
日本円だと年収800万円くらい?

常習犯など、悪質なキセル行為は起訴に至る場合もあります。
2024/25年にはエリザベス線の乗客3,751人がキセルで起訴され、地下鉄では4,063人、オーバーグラウンドでは3,044人が起訴されました。

私は地下鉄、エリザベス線、鉄道、そして路線バスで検査官を見たことがあります。
路線バスでは運転手に検査官がライセンスを見せて運転手から何らかのプリントを受け取って検査官が乗客のバスパスやクレジットカード、オイスターカードなどを一枚ずつ点検しました。
検査官が乗車後、バスは普通に動くので、乗客が慌てて出発前に降りたり、次の停車場所で普段よりも多くの人たちが降車するのを見たこともあります。
そして、私が出会ったバスの検査官は普通ひとり。

鉄道や地下鉄などの検査官は通常二人ペアで見かけます。
鉄道なら隣の車両から二人一緒に乗り込んできますが、地下鉄の場合は1両の両端からそれぞれ乗り込んで検査後は真ん中のドアから出ていきます。
列車で検査官がひとりだけならちょっと身構えた方がいいかもしれません。(←ありえないわけじゃないので見極めが難しそう)

さて、最近、この検査官になりきった人がチケット検査のふりをしてカードからお金を盗むという手口が多く報告されるようになりました。
去年の秋ごろにも新聞記事を読んだ覚えがあります。
最近は小型のカード決済マシーンもあるし、何なら携帯電話でもタッチ決済できます。

検査官は普通カードリーダーのようなものでチケットを読み取るのですが、現在ロンドン交通局では携帯電話のペイ機能(グーグルペイやアップルペイ)、クレジットカードやデビットカードが交通機関カードのオイスター以外に併用されています。


日本の交通系カードとは違って、ロンドンのオイスターカードはロンドン交通局の支払いに特化していて他の支払いには利用できません。
ですからこういった詐欺のマシーンでも被害は出ないのですが、携帯ペイ機能やクレジットカード、デビットカードはタッチ決済機能があります。
というか、タッチ機能がないカードはロンドン交通局では利用できないので、オイスターカード以外のものは詐欺に遭う可能性があるということになります。

こういった検査官に扮する人たちは蛍光のジャケットを着ていたり、偽物の身分証明書を持っていたりもします。
なので中々素人ではその違いに気づきにくい。
バスはこういった詐欺まがいの人が乗客として乗ってくるときに運転手とのやり取りといった手続きがあるので比較的遭いにくい気がします(あくまでも私の印象なので保証できません)
でも地下鉄や鉄道の場合は車両から車両への移動ということで、本物の検査官かどうかの判断が難しそう。

予防策としてはなるべくオイスターカードを利用することくらいです。
私はお客様と公共の乗り物に乗る時にはやはりオイスターカードをお勧めしています。
安全面を考えると、改札を通る時にお財布からカードを取り出すとか、携帯を取り出せば、周りの人たちにどこに貴重品があるのか教えているようなものですからね。

オイスターカードには発行に7ポンドかかりますが、それで詐欺を防いだり盗難を防ぐことができるなら安いと思います。

どうぞ気を付けて、ロンドン観光をお楽しみください。








イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年12月20日土曜日

クリスマスの準備、進んでる?

イギリスのクリスマスは日本のお正月みたいな感じ。
それも現在の、ではなく、昭和時代くらいの(笑)

私は平成以降の日本のお正月は体験していないのでわかりません。
でも子供の頃(つまり昭和時代)にはお正月といえば親戚が集まったり、特別なお料理を用意したり。
そういうのはイギリスではほぼクリスマスと同じです。
そして、イギリスでは公共の乗り物も動かなくなる。

日本はお正月でもきっと交通機関が動かないなんてことはないですよね。

イギリスはね、何もかもが動かなくなります。


ロンドン交通局は25日はほぼ全てが機能しない。
地下鉄もバスも。
クリスマス当日に運行される交通機関は、タクシーとプライベートのショーファーサービス、サンタンデール・サイクル(貸自転車)、 電動スクーターのレンタルトライアル(一部の行政区)、長距離バス、そして他の運行会社が運行する一部のバス路線のみです。

クリスマス(2025年12月25日木曜日)から2026年1月1日木曜日(含む)まで渋滞税(ロンドン中心地に車で乗り入れる時に払う税金)は、適用されないのでロンドンへは自家用車などでアクセスするのに無料です。

私が住んでいるリッチモンドは地下鉄とオーバーグラウンド以外にサウスウエスターン鉄道が利用できます。
こちらもクリスマスとボクシングデー(12月26日)は完全運休です。

お出かけの予定があるのなら早めに計画を立てて車の手配などをした方がいいです。
我が家はクリスマス時期はおうちでまったり過ごすのが定番。
桃太郎君のガールフレンドは実家のウェールズに列車で出かけてクリスマス後には桃太郎君が車でお迎えに行くというのが毎年の行事になっています。

ところで来客が多いこの季節。
お酒の買い置きはもうみんなやっていると思うけれど、おつまみはどうしていますか?

一番簡単なのはポテトチップス(イギリスではクリスプといいます)とかナッツ類かなぁ。
我が家もクリスマスの買い置きのひとつはクリスプス。

食べずに飲むだけの人も多いイギリス。
そんな人たちも手でつまめるものは抵抗なく口にする人が多い印象です。

ということで次回は私が好きな超簡単なおつまみを紹介したいと思います。



イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2025年7月12日土曜日

1938年の地下鉄に乗ってきたよ!




昨日、ロンドン交通博物館主催のイベントに行ってきました。

昔の地下鉄に乗ってみようというもの。
1938年の地下鉄が修復保存されていて、実際に線路を走るというのです。

面白そうでしょ!

春頃だったか、博物館のウェブサイトで見つけて、すぐに予約しました。
人気らしくてすぐに売り切れ。

もし行ってみたいなという人は、早めの予約をお勧めします。
そして、どうせ乗るならゴールドチケット、1両目がおすすめです。


というのは、運転席が見られるから。

このイベントはいろんな駅からの発車があるようです。

私が乗ったのはピカデリー線のノースフィールドという駅からヒースロー空港を回ってまた同じ駅に帰ってくるという行程で、乗車時間は45分程度でした。

昨日の出発は4回、私が選んだのは朝一番の10時10分というもの。

20分前に集合ということだったのでかなり前に行ったら既に何人かの人が駅で待っていました。
こちらがノースフィールドの駅。

この駅を選んだのはお手洗いがあるからかも。
他にはデポがあるから列車を持ってきやすいのも理由のひとつだと思います。

イベントの内容的に「鉄道オタク」っぽい人を期待していたら普通の人がいっぱいでした。
でも、私が選んだ一番前の車両はさすがにそれっぽい人がたくさん(笑)

受付は9時半から。
チケットのQRコードを見せましたがスキャンは無し。
ゲストリストから名前をチェックして予約内容を確認するという、1938年のテーマに沿った受付でした(笑)

ヒースロー行きのプラットフォームで待つように言われてそこで待機。
待っている時に他の人たちと言葉を交わしたのですが、みんなワクワクしていて楽しそう。

にぎやかなプラットフォームには係員がボードをもって自分が乗る車両がわかるようになっていました。
全部で4両編成です。
1両目から、ゴールド1、ブロンズ1、ブロンズ2、ブロンズ3。

予定の時間になっても列車は来ません。
もちろん文句も何も言わない。
ここはロンドンですからね(笑)

結局数分遅れただけで地下鉄がホームに入ってきました。
😃😃😃😃😃😃😃😃😃
(みんなが喜んでいる様子!)

早速乗車です。
席は決まっていないので、好きなところに座って、途中で変わっても平気。
みんな荷物置いたまま写真を撮るのに車内を歩き回ってる。
置き引きの危険がいっぱいのいつものロンドンじゃない!


ノースフィールドからヒースローまでは地上を走っている部分も多いです。
そんな外の景色を撮っている人もいるけれど、それってどの地下鉄から見ても同じ景色(笑)
やっぱり内装を撮らなきゃ!
それにしてもみんな楽しそう!
私がロンドンに住み始めた時には地下鉄の床はこんな風に木でできていました。
そういえばエスカレーターも木でできたものが駅によってはあったなぁ。

なんだかよくわからないけれど、スイッチとか。
ブロンズ1の車両はこんな感じ。
みんなおとなしく座っています。
どの車両を選ぶかで、性格もある程度わかれたりして(笑)

それにしても車内のディテールが素敵。
そして面白いのは車内広告。
これなんて、脱毛クリニック!
こちらは煙草の広告!
インターシティーというのは昔の特急列車。
特急の売店で出されている食べ物の広告ではそのお値段にびっくり!
春巻きみたいなのはソーセージロールで、何と1本19ペンス!!

途中の駅には停まりませんが少しゆっくり走ります。
これはヒースローの駅。


運転席からの景色も1両目ならでは。
だけど、トンネルの中よりも地上を走っている時の方がいい。
こちらはトンネルの中。
 
反射してうまく撮れない。
写真はフラッシュ厳禁です。
こちらは地上に出ている時。

さて、楽しい時間はあっという間に過ぎて、約45分乗っていたなんて嘘のようでした。
ノースフィールドに戻ってきました。
係員がたくさん乗っていて、写真を撮ってくれたりもしていました。
名残惜しそうに降りていく人たち。
運転席の写真はみんな並んで撮っていました。
10分過ぎても停車したままだったので、外側の写真はたくさん撮れそう。


あ~楽しかった!

体験したいなぁ、という人はロンドン交通博物館のウェブサイトから予約できます。

ヘリテージ地下鉄に乗ってみよう!(リンクします)

次は9月にメトロポリタン線で企画があるみたい。
まだチケットは発売じゃないので、マメにチェックすれば購入できると思います。











今日のイギリス情報ブログのランキング(リンクします)





  ブログのランキングに登録しています。 よかったらクリックして応援してください。
イギリスランキング コメントは承認制なので反映に時間がかかります。