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2025年1月11日土曜日

ロイヤルビースト

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ブログの記事は特に丁寧に書いているわけではないけれど、不器用な私は書くのに時間がかかります。
事実だけさっと書かずにどうしてもその前後の話を含めてしまいます(笑)
ガイドの職業病といえばそれまでですが、物語にしてしまう癖がついているんですね。
加えて長めの文も多い(反省)

でもブログと違って✕(旧ツイッター)だと文字の制限もあるのでそんなわけにもいきません。
X を始めたきっかけのひとつは短い文で言いたいことを表すことだったのかもしれません。

自分からツイートすることはそれほど多くないと思います。
どちらかといえば「これはどう?」とか「おしえて」みたいなツイートに反応することが多いです。
参考になるかなと思って自分のブログの記事をリンクしたりする時もありますが、大抵は簡潔に答えだと思っていることを書いてしまった後で「あれじゃ誤解を招くかな」とか考えて追加のコメントをしたり、書いたものを消してしまったりすることもあります。

この間も✕を見ていたら見覚えのある写真が出てきたので、ついコメントしました。

このツイートにある写真はV&Aにある展示物。
とある貴族のお城に飾られていたもので、こういった飾りは「xxビースト」とよばれます。
私が書いたツイートのコメントにはロイヤルを付けたけど、この展示は王家のものではないので正確には「ロイヤル・ビースト」は正しくない表現です。
ただ、元はロイヤルビーストから派生したもの。
検索するならロイヤルビーストの方が断然探しやすいです。
ビーストだけだと他のものと混同されがち。

今日はせっかくなので、字数が限られるX に代わって少し解説してみます。


この写真ではわかりづらいかもしれませんが、かなり大きくて人間くらいのサイズ。
普通は家紋に描かれている動物を使います。
また祖先の中で自慢したい人の家紋から動物を取り出したり。
便宜上、イメージしやすいように家紋という言葉をこの記事の中では使っていますが、イギリスの Coat of Arms(紋章) はその個人を表すもので、家系図のような面(祖先の紋が織り込まれている)があります。

こういったビーストが作られたのはチューダー時代が主。
チューダー時代というのは約400年~550年前にこの国を治めていた王朝です。
ヘンリー7世から始まって、彼の息子と彼の孫たちが王様や女王様だった時代。

チューダーの開祖「ヘンリー7世」は何人も王様を出したランカスター家(赤ばらが家紋)の出身ではありますが、正統派の血筋には程遠い人。
ライバルのヨーク家(白ばらが家紋)との間でばら戦争が起こって、それに勝利したために王様になりました。
長い話なのでかなり簡単に端折ると(笑)この二つの家柄は親戚同士、元をたどれば15人も子供を設けたエドワード3世の子供たちから枝分かれしていってお互いをライバル視して揉めに揉めたのがばら戦争というわけです。

ランカスター直系ではない血筋という自分の立場を確立する手段の一つとして、ヨーク家のエドワード4世の娘エリザベス姫と結婚してその間にできた子供がヘンリー8世。
そのヘンリー8世がチューダー王朝を正当化するための小道具の一つが宮殿に飾られた「ロイヤルビースト」というわけです。
王様がやることは貴族が真似をします。
なので何人もの貴族が自分の家系から有名な家柄や人物にまつわるビーストを飾ってお家自慢(+王様のマネをすること=彼に対するリスペクト🤣)したわけです。
V&Aにあるビーストもそんなロイヤルビーストの真似のひとつでカンブリアの貴族がお城に飾っていたもの。

さて、王様の真似を貴族がすればお金持ちの商人なんかがその真似をするわけで、そういったものは下々の間にも広がって一般化していくわけです。
ところがビーストは貴族から下には広がりませんでした。
それは何故か。

紋章を持っているのは王家の人間か貴族、もしくは王様から紋章を持つ許可を得た特別な人たちだけだったからです。
紋章がなければそこに描かれるべきものもないので、お金があってもビーストは作れません。
現在もイギリスには一握りですが紋章を持っている人たちが存在します。
新たに持つことになれば、家系を調べて紋章を作ってもらうこともできます。
その費用は7000ポンドくらい😱
もちろん持つ権利がある人のみ、です。


この記事では面白いと思ってイェールを取り上げましたが、実はチューダー王朝のロイヤルビーストで一番大事なのがこのイェール。

僅差で2番手がグレイハウンド。


そして番外編の3番手が赤いドラゴンです。
下々に広がらなかったことに加えて、貴族や王家の人間が住む場所がお城からお屋敷に変化していったこともあってビーストはその後作られなくなってしまいます。

それではちょっと長くなってきたので続きは次回!

お楽しみに!


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2024年4月16日火曜日

人前で体重量るの楽しい?

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楽しいわけないでしょ😡
と思ったあなた、私も同意見です!(笑)

それなのに、18世紀からそれをウリにしたお店がロンドンにはあるんです…。


私たちが考える家庭用の「体重計」が日本で発売されるようになったのは、谷田製作所の「ヘルスメーター」で、1959年のことだそう。
つまり、それまでは誰かに量ってもらうしかなかったんですね。

イギリスでは1830年代から、鉄道駅に荷物用のはかりが設置され始めました。
今でも駅で見ることができる、古い鋳鉄製の台はかり。
イギリスの Henry Pooley & Son という会社が有名で、のちに W & T Avery Ltd に合併されます。
こういったプラットフォームスケールは1831年にサディアス・フェアバンクスというアメリカ人が特許を取って世界に広がったものだといわれています。
荷物の重さを量ったのは列車などの許容範囲を超えないように、という目的だったそう。
荷物の代わりに乗って体重を調べた人もいたかもね。

その当時、頻繁に体重を量ったりしたのは主に軍隊で、ヴィクトリア時代から入隊時に健康かどうかの目安として調べたそうです。
帝国戦争博物館所蔵の写真で第一次世界大戦時の入隊テストの様子。
身長を測られている人と体重を量られている人。
椅子状の計りに座っている人の後ろにバネばかりのようなものを持っている人がいます。

Averyと併せてイギリスで有名な秤のブランドといえばSalter 。
元はバネを作る会社で、18世紀にはバネ秤を作っていたそう。
この写真のものがSalter製なのかどうかは調べてもわかりませんでした。

この Salter が1897年に家庭用の体重計を発明したそうです。

では、バネばかりや台はかりよりも前はどんな秤を使っていたか。
それはね、天秤。
天秤っておくすりや貴金属といった、もっと小さなものを量るイメージがありますよね。
でも、これで体重を量っていたんです。
え、暗くてよくわからない?

じゃあ矢印を入れます。
天井から下がった天秤計りが見えますか?
左に人が座って、右に重りを置いて量るんです。



天秤の歴史は古い。
大英博物館でお客様にご案内する「死者の書」にも出てくる。
これは3200年前くらいのもの。
亡くなった人の心臓を量っているところ。

エジプトは置いといて、写真で紹介した方の秤が今日のテーマ。

この秤はロンドンの有名なワイン屋さんベリーブラザーズ(リンクします)のものです。
壁のフレームにあるように、1765年からここで顧客のために体重を量っていたって!
そしてそれが評判で、ワインを買いに来る人が増えたとか!
他には簡単に量れる場所なんてなかっただろうし、この辺は紳士クラブも多いから、
「おい、お前と俺とどっちが重いか賭けよう!」
なんてことをやっていたのかもしれません(笑)

私はやっぱり自分のベッドルームで誰にも見られずに量るほうがいいなぁ。

因みにこのお店はキングスマンの2作目、ゴールデンサークルに出てきたお店です。




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2024年1月16日火曜日

アヒルちゃんのポップアップショップ

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お風呂に入れて遊ぶおもちゃのアヒル。
今では定番以外のキャラクターものがたくさん作られていて、大英博物館のお土産コーナーでも人気です。

そんなおもちゃのアヒルの専門店がロンドンに何か所かあります。

今日紹介するのはその一つ、現在は短期のポップアップショップですが、もしかしたら常設になるかもしれません。

場所はリバプールストリート駅プラットフォーム1番の脇です。
この間お友達とランチした時に見つけたので写真を撮ってきました。
2023年11月にオープンしたそうです。

おもちゃのアヒルがよく知られるようになったのは、アメリカの子供番組セサミストリートだそうですが、実は19世紀からイギリスには存在していたそうです。
はじめは硬質のゴム製。
それがプラスティック製になって安価になったそうです。

写真撮るの下手だなぁ、と思うのは看板の上のアヒルが入っていないところ(笑)

さて、お店の中はたくさんのアヒルちゃんでいっぱい。


キャラクターもの。
左から二つ目、シャーロックホームズはホームズ博物館にも売られています。
お次はヒーローもの。
いろんな動物もある。
こちらは歴史上の有名人。
チャーチル首相とかネルソン提督、わかるかなぁ?
こちらの一番右手はロンドン名物タワーブリッジ。
どこがって思いますよね?
スコットランドはバグパイプでわかりやすいご当地もの。
ここまででご紹介したものはすべて10.99ポンド。

サイズが違うものや湯舟型のトレイ付きはちょっと違うお値段。
暗闇で光るとか、ピクセル大きめとかも面白い。
これなんかはリップバームが入って5ポンド。
イギリスのお土産にも良さそう。
ミニチュアのアヒルちゃんは指先位のサイズでひとつ1ポンド。
いっぱい買ってくれるならオマケするよって言ってくれました。
小さなお店だけど、アヒルちゃん好きにはたまらないんじゃないかな?

オンラインでも買えるようなのでお店のリンクを貼っておきますね。
エキセントリックなイギリスらしいお店です。
アヒルちゃんのお店(リンクします)




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2022年9月15日木曜日

女王様のミツバチへ王権交代の報告?

イギリスに住んでいると、びっくりするような伝統行事に出くわすことがあります。

故エリザベス女王はバッキンガム宮殿でミツバチを飼っていました。
お庭には池があって、その中にある島に巣箱が置かれています。

その島はヴィクトリア女王の夫アルバート公の「人の手を付けない自然なままに」という希望を尊重して未だに過度の手入れがされていません。
その島に足を踏み入れることが許されているのは故女王様と「ロイヤル養蜂家」のみだと聞いたことがあります。

バッキンガム宮殿のすぐ近くに建っているクラレンスハウスにも巣箱があるそうで、何万というミツバチの世話をロイヤル養蜂家はしているわけです。

現在のロイヤル養蜂家は79歳のジョン・チャペルさん。

ご崩御のニュースを受けたジョンさんは、クラレンスハウスとバッキンガム宮殿の巣箱に赴いて神聖な儀式を行ったそうです。

儀式はまず、巣箱の前で短いお祈りをささげた後に黒いリボンを巣箱に掛けます。
それを蝶結びにしたら、それぞれの巣箱を軽くたたいて伝統の言葉を唱えるのです。

‘The mistress is dead, but don't you go. Your master will be a good master to you.’
「女主人は死んだ、でも出ていくな、新しい主人はお前たちにとっていい主人になる」
写真はデイリーメールから借用、著作権はジョンさん(@John Chapple)です。

古くからの言い伝えで、家主が死んでしまった家ではミツバチが蜜を集めなくなったり、巣立ってしまったり、死んでしまうといわれています。
この儀式はそんな言い伝えに関係して、もう何世紀も養蜂家の間で引き継がれているものだそうです。

ジョンさんは、はちみつが好きな奥さんのために、趣味で養蜂を始めたのが30年前、そして趣味が高じて職業に。
ジョンさんが若いころ(といっても50代!)は百万匹ものミツバチの世話をしていましたが、15年前にロイヤル養蜂家として王家に仕えるようになってからは世話をするミツバチの数はぐっと少なくなったそうです。
クラレンスハウスに2基、バッキンガム宮殿に5基ある巣箱には、それぞれ約2万のミツバチがいるそうです。


好きなことが職業っていいですね。
ふと、女王様は「女王」という職業が好きだったのかなぁって思いました。

2020年10月8日木曜日

ガナザウルス、絶滅の危機から脱出!

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は?
ガナザウルス?聞いたことないしって方も多いと思います。

ガナザウルスは緑色の恐竜で、アーセナルのマスコット。

この度コロナ禍でクビになってしまったというニュースが流れて、たくさんのアーセナルファンが怒りました。

だって、トランスファー期間の最終日で、£45ミリオンで新たな選手と契約した日ですよ!

ガナザウルスのお給料がいくらなのかは知りませんが、サッカー選手と比べたら微々たるもの。
早速募金が始まって、私も寄付しようかと思っていた矢先、救世主が現れました。

アーセナルで最高額のお給料をもらっているアジル選手が「アーセナルに在籍している限り」ガナザウラスのお給料を負担すると発表したのです。

たぶん来年は引退か移籍すると思うけど、練習だけで試合に出ない彼から意外な申し出でびっくり。

とりあえずガナザウルスは今のところ絶滅の危機は逃れたようです。










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2020年1月24日金曜日

明日はバーンズの夕べ

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この記事を書いている今日は1月24日。

ということで、明日はバーンズの夕べです。
何それ?って人のために去年の記事を張りますね(リンクします)

ティムちゃんがお料理してくれたのがこちら。

さっき、リッチモンドまで買いに行きました。
Waitrose で売られていたのはこちら。
 500gのものか、もっとおおきなもの。
ベジタリアン用も扱っていました。


Wholefoods の方はこんな感じ。
200gちょっとのものか、もっと大きなもの。

ティムちゃんから「MacSween」のものを買ってくるように言われていたので、去年と同じ200g程度のものを買いました。

こんなのもあって、賞も取ったらしいんだけど、使用期限(賞味期限じゃなくて)が明日まで。
両方お料理して、味比べも面白そうだけど、内臓も入っているし使用期限ぎりぎりのものは買うのは控えました。


去年はスコットランドの民謡をグーグルスピーカーで聞きながら楽しんだバーンズの夕べですが、今年はハギスの詩の朗読もしようかなと思って調べてみました。
スコットランドでは儀式のようにこの詩の朗読をするそうです。
式次第に興味がある方のために、BBC のサイトをリンクします。
BBC バーンズの夕べ(リンクします)


さて、肝心のバーンズの詩、ハギスに捧げる唄(Address to a Haggis)
こちらはスコットランド語の原文です。

Fair fa' your honest, sonsie face,
Great chieftain o the puddin'-race!
Aboon them a' ye tak your place,
Painch, tripe, or thairm:
Weel are ye worthy o' a grace
As lang's my arm.

The groaning trencher there ye fill,
Your hurdies like a distant hill,
Your pin wad help to mend a mill
In time o need,
While thro your pores the dews distil
Like amber bead.

His knife see rustic Labour dight,
An cut you up wi ready slight,
Trenching your gushing entrails bright,
Like onie ditch;
And then, O what a glorious sight,
Warm-reekin, rich!

Then, horn for horn, they stretch an strive:
Deil tak the hindmost, on they drive,
Till a' their weel-swall'd kytes belyve
Are bent like drums;
The auld Guidman, maist like to rive,
'Bethankit' hums.

Is there that owre his French ragout,
Or olio that wad staw a sow,
Or fricassee wad mak her spew
Wi perfect scunner,
Looks down wi sneering, scornfu view
On sic a dinner?

Poor devil! see him owre his trash,
As feckless as a wither'd rash,
His spindle shank a guid whip-lash,
His nieve a nit;
Thro bloody flood or field to dash,
O how unfit!

But mark the Rustic, haggis-fed,
The trembling earth resounds his tread,
Clap in his walie nieve a blade,
He'll make it whissle;
An legs an arms, an heads will sned,
Like taps o thrissle.

Ye Pow'rs, wha mak mankind your care,
And dish them out their bill o fare,
Auld Scotland wants nae skinking ware
That jaups in luggies:
But, if ye wish her gratefu prayer,
Gie her a Haggis

スコットランドの言葉なので英語の訳が付いているサイトを見つけて、その英語バージョンを日本語にグーグルしたものがこれ!
あまりにも面白い訳なので載せますね!!

ハギスへの住所
あなたとあなたの正直でふっくらした顔に幸運を
ソーセージレースの偉大な首長!
それらのすべての上に、あなたはあなたの場所をとります、
胃、胃、または腸:
さてあなたは恵みに値しますか
私の腕がある限り。

そこにうめきトレンチャーを埋めます
遠い丘のようなお尻
あなたのピンは工場を修理するのに役立ちます
必要な時に、
毛穴を通して露が蒸留する
mber色のビーズのように。

彼のナイフは素朴な労働者の拭き取りを見て、
そして、少し準備を整えて、
噴出する内臓を明るく掘り下げ、
すべての溝のように。
そして、なんて素晴らしい光景なのか、
温かい蒸し、リッチ!

その後、スプーンをスプーン、ストレッチと努力:
悪魔は後部を取り、彼らを運転して、
よく腫れ上がったお腹すべてが
ドラムのように曲がっています。
それからテーブルの古い頭は、最も破裂するのが好きです、
「恵み!」うん

彼のフランスのラグーの上にそれはありますか、
または雌豚を病気にするオリオ、
またはフリカシーは彼女の嘔吐物を作るだろう
完全な嫌悪感で、
あざ笑う、軽ful的な眺めで見下ろす
そのような夕食で?

悪魔!彼をゴミ箱の上で見ます
枯れたラッシュのように弱い、
彼の細い足は良い鞭打ち、
彼の拳はナッツです。
血まみれの洪水や畑を駆け抜けて、
なんて不適当だ。

しかし、素朴な、ハギスの餌、
震える地球は彼の踏面に響き渡り、
彼の十分な拳で刃をたたく
彼は口makeを吹くでしょう。
そして、足、腕、頭が切れます
アザミの頭のように。

人類をあなたの世話にするあなたの力、
そして彼らに彼らの運賃を配り、
オールドスコットランドは水っぽいものを望んでいません。
小さな木製の皿にはねかけます。
しかし、あなたが彼女に感謝する祈りを望むなら、
彼女[スコットランド]にハギスを贈ろう!


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2019年11月30日土曜日

愛するペットのクリスマスプレゼントに、ペット用のワイン?!

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今日リッチモンドをぶらぶらお散歩していたら、ペットショップのウィンドゥで信じられないものを見つけたので紹介したいと思います!

 イギリスのペットショップでは本物の動物は売られていなくて、ペット用のグッズを売っています。
日本のように犬や猫が店頭に並ぶということはありません。
犬や猫が欲しければ、保護された犬や猫を引き取ったり、飼っている人から子供を譲ってもらったりします。

こちらが件のウインドゥ。

桃太郎君が猫ちゃんを飼っているので、
「何か面白いものないかな?」
と思って覗いたのですが、お店に入る前にこれで圧倒されてしまいました。

ちょっと大きくしますね。
まずネーミングが「ポウセッコ」!
もちろんイタリアの発泡酒にかけてるわけです。
ポウというのは動物の足のこと。

ワンちゃんとネコちゃん用の発泡していない”ワイン”という副題。
小さなプリントで、「アルコールは入っていません」「ブドウは使われていません」
じゃあ、いったいワインという言葉はどこから来たのか不思議(笑)

飲み方は、食べ物に掛けろって(爆)
多分そうでもしなきゃ飲んでもらえないのかも(笑)

クリスマスには「こんなもの誰が買うの?」ってものをよく見かけますが、これもそう。
きっとペットのオーナーがクリスマスにおいしいワインを飲んでいるときに、ペットちゃんにも何かって思うんだろうなぁ。

興味のある人用に、お店のウェブサイトを張っておきます。
ビールとかケーキもあって、お誕生日などの特別なもののページ(リンクします)にまとめられていました。

桃太郎君に欲しいかどうか聞いてみよう(笑)


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2018年8月27日月曜日

ロンドンのナショナルギャラリーで、あまり知られていない秘密

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こちら、ロンドンのナショナルギャラリー。
 トラファルガー広場に面しています。
その西側には1991年に建てられた、新館のセインツブリーウィング。
この中に収められているのは、ナショナルギャラリーの中でも古めの絵画。
なので、時代別にご案内するときにはここから入る場合が多いです。

ナショナルギャラリーは人気の観光場所なので、館内の絵画の入れ替えがある場合は、全館をクローズせずに、その部屋を閉めるだけで対応しているようです。

なので、所々で入れないお部屋があったりします。
 ついこの間まで印象派の絵画が並んでいた、正面から右手の部分は、9月半ばにはコートルド美術館が移ってくる予定。
ドアにはお知らせが貼ってあります。
 コートルド美術館が、9月3日から2年ほどかけて大掛かりな改装をするためです。
なので、改装中は所蔵品がナショナルに移されるらしいです。

なので、この奥にあったヒマワリなどの作品は、休館の中央の部屋に移されました。
 ヒマワリはいつも人だかりなのでどこにあるかすぐわかります(笑)

クローズの部屋の案内は、いつもそこまで親切とは限りません。

普通はこんな感じ。
 「今日は閉まってますが、何か?」ってカンジです(笑)

 こっちは9月初めまで開きませんと書かれています。
 トータルで2千点以上の絵画が楽しめるので、正直、数部屋閉めたくらいでその魅力が失われることはありません。


さて、今日はそんなナショナルギャラリーの秘密の一つを紹介します。

と言っても、実際知っていても「だから?」っていう情報なんですけどね。
ネタの一つ、というか、私がよくご案内する内容の一つです。


セインツブリー館からナショナルギャラリーに入ると、絵画の鑑賞は大きな階段で2階に上がってから。

その階段に関する秘密です。

この間、ブログのために写真を撮ってきました(笑)

こちらが地階から2階を見上げたところ。
こちらは2回から地階を見下ろしたところ。
 下から見上げたほうが奥行きが浅い気がしませんか?

 写真だとあんまりよくわからないかな?

実は階段の幅が、地階と2階で違うんです。
遠近法の一つで、奥行きを出すために、遠くのものを小さく書いたりします。
この階段はその応用。
上が広いので、下から見上げると、てっぺんまでそれほどの距離には感じませんが、上から見ると、地面階がひどく遠くに見えるんです。

ここからアプローチするときには、よくこの話をして、遠近法のコンセプトに繋げてから鑑賞を始めることにしています。

でも、今まで正確なサイズは知らないまま。
巻き尺もってナショナルギャラリーに行ったら、何してるのって言われそうだし(笑)

そこで、この間、昔の人の知恵で測ってみることにしました。

昔は長さの目安に良く体の一部が使われました。
イギリスだと、フィートとかヤードという単位で知られます。
ヤードは約90㎝。
12世紀にヘンリー1世が自分の鼻から指先までを1ヤードに定めました。
フィートは約30センチで、足のサイズが基になっています。

そこで、地階の階段の幅を靴を履いた自分の足で測ってみたところ、17.5という結果。
そして、2階の階段の幅は、25.5。
ということで、2階の幅が30%も広いことがわかりました。

この間、性格診断のクイズをしたら、チャレンジ好きとか行動がすばやいって出てきて、この記事を書きながら、結構当たってるなぁって思いました(笑)









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2018年8月4日土曜日

プラットフォーム0から9¾ といえば・・・?

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今朝はケンブリッジからの出発だったので、随分朝早くにおうちを出ました。
6時42分発のケンブリッジ行きがキングスクロス駅から発車なので、4時半起き!

タクシーでキングスクロスに向かったのですが、土曜日の朝ということもあって、リッチモンドから30分ほどで到着しました。

いつもこんなに空いていれば、ロンドンの観光も楽なんだけどなぁ〜。

キングスクロス駅といえば、ハリーポッター。
プラットフォーム93/4はあまりにも有名ですよね。

さて、この駅にはプラットフォームが12本あります。8番までが駅のメイン部分。
そして、9、10、11番が駅の北西側、駅の改装以前はアネックスのような作りでしたが、今はメインの部分に取り込まれました。

あれ、じゃあ12番は?

プラットフォーム、12本あるって書きましたよね。
でも、12番は無いんです。
その代わり、この駅にはプラットフォーム0番があります!


ブログのファンの皆さんのために、ちゃんと証拠写真も撮ってきましたよ!

このプラットフォーム、実は12番目にできた一番新しいプラットフォームで、2010年からこの駅にあるそうです。
駅の1番東にあったオフィス部分の下部を作り直したそう。
イギリスでは、混雑を解消するために、どんどん列車が長くなってきているので、それに対応できる、長いプラットフォームということで作られました。

ところがこの駅のプラットフォームは1番から11番まで東から西に数字が増えていきます。
1番プラットフォームのさらに東のプラットフォームを12番にする案は、構内で迷う人が出るだろうということで却下。
新しいプラットフォームを1番にして、全てのプラットフォームの番号をずらせばいいのでは?という案は、駅を使い慣れている人達に不評だろうということで却下。
手間とお金もかかりますしね。
そこで、一番単純な、0にしてしまえという案が通ったそうです。

こう説明されると、いいアイディアですね(笑)
よく考えられているようでもあり、テキトーなようでもあるプラットフォーム0番。
なんともイギリスらしくて、一気に大好きになりました!

さて主要駅の構内にはいろんなお店がテナントに入っていますが、ここに一番人気はやっぱりハリーポッターのお店。

朝8時から夜の10時まで(日曜日は9時から9時)開いています。

そして、お店の横に9¾ プラットフォームと書かれたプレートと壁に半分埋め込まれたトロリーがあって、お店の営業時間中は係が上手な写真を撮ってくれるサービスがあります。

いつも行列がついているので、時間に余裕がない人にはちょっと厳しい。
そこで、営業時間外に行って、自分で写真を撮ればいいなんて以前はご案内していました。
実際に私も撮ったことあります!

ところが今日の新たな発見!
トロリーがない!!!

お店の人が、営業時間外は取り外しちゃうんだと思います(確証はないけど)
汚されたり、壊されたりしないためなんだろうなぁ。

それともお店の営業時間外は魔法がかかって見えなくなっているのかもしれない!






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2018年7月20日金曜日

イギリスとスコットランドの貧困地図

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スコットランドに住んでいる桃太郎君が、メールで興味深い地図を送ってくれました。

彼は今、エディンバラの中心地にある賃貸住宅に住んでいます。
でも住宅ローンを組んでアパートを買う方が、無駄に家賃を払うよりもいいだろうということで、売り家を探しているところです。

一言でエディンバラといっても、やっぱりかなりのサイズ。
予算もあるだろうけれど、安全な地域に住んでくれた方が親としては安心です。

そんな話をしていた時に送ってくれた地図なんです。
収入、就職率、健康、教育、ハウジング、アクセス、犯罪などの項目が色別のランキングになっていて、一目でその地域の特徴がわかるようになっています。
興味のある人用に、リンクを張っておきますね。
スコットランドの貧困インデックス地図((2016年)リンクします)

ロンドンには各地方自治体の統計があって一般公開されています。
以前記事にしました(リンクします)
それよりもずっと細分化されていることと、地図になっていることで、とても分かりやすいです。

イングランドのもないかな~と思って探してみたら、似たようなのがありました。
ロンドンの統計ってことでサーチするよりも、貧困インデックスで探したら、すぐに出てきました。
イングランドの貧困インデックス地図(2015年)(リンクします)

ロンドンの部分をちょっと見て見たらこんな感じ。
エディンバラよりも赤い!!

ここでは貧困と訳しましたけれど、原文では Deprived という単語が使われています。
スコットランドのものと同じように、特定のエリアを地図でクリックすると詳細が出てくるようになっています。
イングランドを32844の区域に分けているので、国内で何番目かなんていう数字も出てきます。

住民票もないくせに、イギリス、変な統計はいっぱいあって面白い。
こんな地図、日本にもあるのかなぁ?
多分ないだろうなぁ。



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