2025年11月14日金曜日

ワンピースが好きなら行ってみて!

先日 CPD でゴールデンハインドに行ってきました。
CPD というのは、専門職のライセンスを取った後、継続して行う自分磨きのための勉強です。

10月の終わりから3月くらいにかけて行われるものが多いので、イギリスの冬時間とほぼ一致。

お仕事が終わるくらいの時間に設定されていたりすると、真っ暗になってから向かうことも多いです。
ゴールデンハインドに行ったのも夕方暗くなるころ。
まだ少しだけ写真を撮ることができる明かりが残っていました。

ゴールデンハインドはチューダー時代の船の複製です。
エリザベス1世の時代、16世紀後半にドレイク船長が世界を一周したという船。
ちょうどアニメのワンピースとかの時代なのかな?
私は詳しくは知らないのですが、ワンピースは大航海時代の幕開けが設定と聞きました。
だとすれば、ぴったりだと思います。

ロンドン橋のそば、ドライドックで見ることができます。
ハインドというのは雌のシカのこと。
なのでお船には金色のシカの絵が。
実はイギリスから出向した時にはペリカンという名前だったこの船。
途中で船長のドレイクが名前を変えています。
帆船には帆先があって、そこにはマスコットが付けられました。
フィギュアヘッドといいます。
もちろんこの船のフィギュアヘッドはハインド。

もともと5隻で就航しましたが、イギリスに無事に帰ってきたのはこの船のみ。
世界を一周したということで、ドレイクはエリザベス1世からナイトの称号を受けました。

この当時はスペインの方が海軍の力は上だとされていました。
接舷させて相手の船に乗り移って戦うスペインの戦術はたくさん乗れる大きな船が有利です。
でも大きなスペインの船と違って小回りが利く小さなイギリスの船は、船から大砲を使って敵を打つという方法をとりました。

ゴールデンハインドではそういった戦術や実際の船での生活を勉強することができます。
大砲を打つときに使用されたいろんな道具。
この船が素晴らしいのは本物ではなくてレプリカだということ。
「え、それっていいこと?」
そう思いますよね。
いいことなんです。
理由は何を触ってもいいこと(笑)
だってレプリカだから、傷むこととか考えなくてもいい。
もちろん常識の範囲内ですよ!

結構リアルにできています。
ただ、サイズもリアルなので甲板にいる時以外は腰をかがめる必要があることがちょっと辛い。
腰が悪い人にはお勧めしづらいなぁ。
元気な子供たちにはお勧めです!

どんなものを食べていたとか、長旅でどんな問題があったとか、いろいろ面白い話が多いです。
係の人がいろんな案内をしてくれる時もあるし、QRコードから案内を聞くのもあり。
貸し切りでパーティーすることもできるので、ワンピースのファンを集めて仮装で楽しむのもいいかも!

11月から3月は 10:00 - 17:00、
4月から10月は 10:00 - 18:00。
これからの季節はパーティーも多いので貸し切りで閉鎖されていないか事前にチェックした方がいいと思います。
今のところ、すでに以下の時間が閉館。
15th Nov 15:00 - 17:00
16th Nov 15:00 - 17:00
22nd Nov 12:00 - 17:00
23rd Nov 15:00 - 17:00
29th Nov 15:00 - 17:00
13th Dec 15:00 - 17:00
16th Dec 16:00 - 17:00
24th Dec 16:00 - 17:00
25th Dec All day
26th Dec 16:00 - 17:00
31st Dec 16:00 - 17:00

入場料はひとり6ポンド、家族4人で20ポンド、3歳以下は無料です。





イギリスの観光ガイドはライセンス制です。ご予約の際は英国政府公認ブルーバッジガイドを雇用しましょう。(リンクします)





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