2025年9月20日土曜日

レデンホール・マーケット


ロンドンの中心地には市場が何か所かありました。
旧市街地からテムズを渡った南側。
ロンドン橋の脇です。

残念なことに、ほとんどの市場はその機能を失いつつあります。
お肉屋さんが集まったのはスミスフィールド
ここは現在ロンドン博物館になるための工事中。
一部のお肉屋さんはまだ営業していますが閉鎖はほぼ確実。

ここはもう閉鎖が決まっていて、跡地は住宅になるような話です。
実は今の市場も1980年代にロンドン塔の脇から移転した新しいもの。
数年後、今の場所よりさらに東のデガナムにお肉屋さんの中央市場と共に移転の計画がありましたが予算オーバーで計画は頓挫してしまいました。

家禽類の取り扱いがあったのはレデンホール・マーケット。
家禽類というのは鳥やウサギのことで、昔はにぎやかな市場だったんだろうな。
ヴィクトリア時代の建物がとても素敵な一角です。
ここはハリーポッターのダイアゴン横丁のロケ地なので、今は市場ではないけれど観光客がたくさん来るところです。
周りの建物が超近代的なので差が凄いですね。

ヴィクトリア時代のアーケードが今もそのまま使われています。
現在は観光で訪れた人たちも利用しやすいカフェやパブ、お洋服屋さんなど。

それでは次回はこのレデンホール・マーケットのパブ、ラム・タバーンを紹介します。




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