ネイルズワース、コッツウォルズは知っていても、聞いたことないですよね。
観光でよく知られている町や村と違って、一般の観光ではまず行かない。
でもね、なかなかいいところ。
フォレストグリーン・ローバーズというフットボールチームの本拠地です。
え、サッカー好きだけど聞いたことがない?
当然です。
ナショナルリーグのチームですからね。
イギリスで一番有名なリーグはプレミアリーグ(20クラブ)、
その下がチャンピオンシップ(24クラブ)、
次がリーグ1(24クラブ)、
その次がリーグ2(24クラブ)、
そしてそのさらに下にプロフェッショナルチームとしては最も草野球的なナショナルリーグが存在します。
ナショナルリーグは全国規模で試合をする最下層のリーグです。
この下にもリーグはありますが、試合は全国規模ではなくなります。
このチームオーナーがグリーンを謳うデール・ヴィンス。
グリーンエナジーの会社なんかも立ち上げた人物で、持続性や環境問題を重視しています。
ということで、サッカーの業績よりもそういった持続性や環境系の賞をたくさん受けています。
地元に愛された小さなクラブです。
ボックスもそこから見えるグラウンドも素朴そのもの。
すぐお隣の練習場では子供たちがボールを蹴っていたりもします。受付から入ったところに飾られている賞はエコ関係のものも多いです。
ネイルズワースの町の中心はここから1マイルちょっと。
町の人口は5‐6千人といったところ。
その割には立派な教会が建っていて、昔は羊毛で稼いだ町だったことが偲ばれます。
町の名前、Nailsworth というのは羊毛を計って売ったところという意味があります。
そんな街の地区教会がこちら。
中にはステンドグラスがいろいろあって、この真ん中がセントジョージ。
両脇の二人は実在した聖人で左手がチチェスターのセントリチャード、右手はトゥールのセントマーティンです。
このセントマーティンの足元に何か書いてあったので写真に撮ってきました。
この教区に住んで1920年に亡くなった弁護士アルフレッド・エドワード・スミスさんは40年教会の係員として働いていたそうで、その彼の記念に作られた1922年のステンドグラスですって。
この教区に住んで1920年に亡くなった弁護士アルフレッド・エドワード・スミスさんは40年教会の係員として働いていたそうで、その彼の記念に作られた1922年のステンドグラスですって。
中は比較的簡素だけど、余計にステンドグラスが目立ちますね。
訪れた教会のステンドグラス、小さな教会だとガイドブックも無かったりします。
そんな時、詳細を知りたいなと思ったら便利なウェブサイトがあります。
このサイトでどの教会かを選択するだけで記録を見ることができるのです。
気になる教会のステンドグラスがあれば調べてみてください。
祭壇にもこの教区に住んだアラン・ダンカンという人がお金を遺して作られた立派な祭壇画があるのです。
ちょっと長くなってきたので、祭壇画のおはなしはまたの機会に。
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