2009年1月1日木曜日

ヤドリギ

12月の中ごろを過ぎると、イギリスのマーケットではヤドリギが売られているのを見ることができます。「キスしないでね」と書かれているのはイギリスの習慣からです。
ヤドリギの下では誰でもキスしていいことになっています。ヤドリギはこんな風に落葉樹などに住み着いている植物で、本体の木が葉が落ちた後にも緑の葉をつけていることから「不思議な力のある植物」と考えられてきました。

イギリスにキリスト教の入ってくる前は、ケルト系のドリュイッド(ドルイド)教というのがあったんですが、これは自然の力を神様として考える宗教で、ヤドリギにも神の力が働いていると考えられていました。
キリスト教が入ってきてからも、土着のケルトの考えが融合して、ヤドリギはクリスマスや新年のお祝いに欠かせないものとなりました。

日本にも門松とか鏡餅のように新年をお祝いするものがありますが、似たようなコンセプトです。
イギリスではヤドリギはドアの上やホールの入り口などに飾ることが多いようです。

4 件のコメント:

  1. Mikiさん、明けましておめでとうございます。
    日本ほど年末年始の休みは長くないでしょうから、そろそろ今年も始動されていることかと思います。

    ヤドリギって、初めて知りました。
    それぞれの国に、それぞれの習慣があるんですねぇ。

    今年もMikiさんのブログを楽しみにしています。本年もよろしくお願い致します。

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  2. Mikiさん明けましておめでとうございます。
    ヤドリギってドイツでも見かけますけど、そういう由来があったんですねー。知りませんでした。
    私はてっきりキリスト教から来ている物だと思っていました。勉強になりますねぇ。
    来年はうちもヤドリギぶら下げてみようかな。

    今年もよろしくお願いします。

    PS ところで、Mikiさん一家もそろそろこの夏のホリディの計画、立て始める頃ですか?

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  3. Nomoさん、明けましておめでとうございます。
    私もティムちゃんも、そして桃太郎君もまだまだのんびりです(笑)
    多分10日過ぎくらいから、のんびり仕事かな?
    今年もたくさんブログに遊びに来てくださいね。

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  4. アイスベアさん、明けましておめでとうございます。

    キリスト教はたかだか2000年の歴史しかないので、もっと古いものがたくさんあるみたいです。
    ヤドリギ、やっぱりドイツにもあるんですね。
    私はドイツには行ったこともないのでよく知りません。
    今年もいろいろ教えてくださいね。

    この夏はイタリアに行くつもりでヴィラを探し始めているのですが、あまりにもユーロが高いのでちょっと思案中です。
    もしかしたら北アフリカみたいなところに行くかもしれません。

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