2018年11月30日金曜日

ディジョンの観光

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先週遊びに行ってきた、フランスのディジョン。

街をあげて観光に取り組んでいるので、とても楽しかったです。
また行きたいなぁって思わせてくれるところでした。

パリからは特急で1時間半ほど。
パリのリヨン駅からの出発です。

これは、ディジョンの観光インフォメーションセンター。
このガイドブックを買うために立ち寄りました。
後で考えたら、英語のものを買ってティムちゃんとシェアすればよかった…。
でも日本語のがどんななのか見たかったし(笑)

フクロウはディジョンのキャラクターで、お人形やプレートなども売られていました。
何でフクロウかというのは、あとで紹介しますね。

ディジョンの町は、こじんまりしてかわいくて、歩いて回るのにぴったりです。
どこを見ても絵になる。

立派な建物もたくさんあります。
このお玄関はバーガンディー公爵のお屋敷で、中は博物館。
館内の観光も楽しかったです。
忘れないうちに記事にしないと!

駅前のレストランにウエイター君のお人形があったので、一緒にパチリ。
ロンドンよりも南なのに寒い。
なのでかなり着込んでいました。
先週は日中の気温が3度くらい。

公園の中で白くまくん発見。
オルセーにある、ポムポンのコピーだそうです。

この門は、以前城壁の一部だったそうです。
プレートが入っていて、アメリカの大統領ジェファソンの名前が書かれていましたが、何のつながりなのかはまだ調べていません。
フランスを旅行したジェファソンが立ち寄ったとかそんなことだと想像します。

曇ってきた。
どんよりしたこんな空もヨーロッパらしい。
寒いのでバーに入ったら、ビールのポンプの柄がステキ。
街歩きが楽しいのは偶然見つけるステキなものや面白いもの。
この門の飾りはワインを作っている人たちがテーマ。
さすがバーガンディー。

おうちの屋根がきれいな柄になっていたりして、裕福な町だったことをうかがわせます。
ノートルダム教会の脇にあったクリスマスの装飾屋さん。

この少し先に幸運のフクロウというのがあります。
教会の壁に彫られているもの。
これを左手で触りながら願い事をすると叶うんだって!
ティムちゃんも私も触りました。

このフクロウが有名なので、キャラクターに選ばれたみたい。
いろんなところでフクロウのモチーフを見かけます。

例えば、ディジョンの観光名所はフクロウのプレートをたどりながら歩けるようになっています。
こんな数字付きのプレートが観光名所。
数字はガイドブックの案内の数字と同じなのでわかりやすい。
そして、それより小さめの三角のプレートが、歩道に数メートルおきに置かれているので、それをたどって歩けるっようになっているのです。
こんな感じ。
すごくいいアイディア。
2泊か3泊して、のんびり歩いたり食事を楽しむのにぴったりの町でした。




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2018年11月27日火曜日

ディジョンで日本人カップルが経営していいるフランス料理店

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ディジョンには、日本人のカップルが経営している評判のいいレストランがあります。

興味があったので、ティムちゃんと行ってみました。
和食のお店ってわけじゃなく、フレンチのお店です。

忙しいお店だということで、予約しておきました。
ウェブサイトもないし、メニューもわからないので、FB のメッセージから予約。

お店はこじんまりした内装で、高級感はありませんが、好感が持てます。

メニューは多分週替わりかな?
食べた前日と、翌日にも、通りかかったら同じメニューが看板に出ていました。
表に出ているのはセットメニューなので、てっきりそれ以外にもチョイスがあるのかと思っていたら、ランチは前菜2つ、メイン2つ、デザート3つから選ぶだけ。
他の選択は無し。

メニューはこんな手書きのもの。
アットホームでいい感じ。
私たちが行った時の前菜の選択…
キノコのスープ、もしくは牛タタキサラダ。
メインはメルルーサとカレー風味のぽレンタ添え、もしくはブラックプディング。


レストランで何を食べるか選ぶときって、大きく分けて3通りあると思うんですよね。

1、食べたいものが決まっていて、メニューにあるかどうかの確認をとる。
2、メニューのなかに食べたいものが見つかって、それを選ぶ方法。
3、食べたくないものを省いて、残りを選択する方法。

メニューの選択の幅が広いと、当然たくさんのものから選ぶことができますが、小さなメニューだとそれが狭くなります。

このレストランでは残念ながら3番目。
今回は、残念ながら、どれも私たちが好んで選ぶお料理ではありませんでした。

ワインメニューはこんな風に壁にずらっと書かれています。


ティムちゃんが選んでくれたのはこれ。
日本人とフランス人のカップルが作っているワインですって。
飲みやすくておいしかったです。

私はワインのことはそんなに良くわからないのですが、ティムちゃんが言うには「簡素なレストランの割には値段の設定が強気」だそうです。

反してお料理はとてもリーズナブルな設定でした。
セットランチが20ユーロ以下。
食べたいものがあれば、かなりお得。

FB でメニューを紹介したりすればいいのにって思いました。
そうしたら、好きなものがあるかどうか事前にわかるのに。

こちらはティムちゃんが選んだ「きのこのスープ」
真ん中にあるのは卵です。
卵の火の通り加減はこんな感じです。
スプーンで半分にしたところ。
お味見させてもらったら、美味しかったです。

さて、こちらは「牛タタキサラダ」
どの部位なのかはわからないけど、チューイー。
チューイーっていうのは、英語で、悪い意味で噛み応えがあるってこと。
原因が部位なのか、カットの仕方なのかはわからないけど、あんまり好みじゃない。
後、サラダの切り口が茶色に変色しているのはどうかと思いました。
前菜が2種類しかないんだから、こういったことに気を配れないのは、他も推して知るべし。

メインのブラックプディングは、ティムちゃんが選びました。
ブラックプディング、お味見させてもらったら、ぼそぼそで、人参のピューレーがあるからやっと飲み込めるって感じ。
ただし、私はブラックプディングはあまり食べないので、これがブラックプディングのおいしさのかもしれない。

スコットランドのスカイ島で食べたブラックプディングの方がずっと好みだなぁ。
ま、これもいい経験。


こちらは私が選んだお魚料理。
日本語だとタラだっていわれなのですが、絶対に違う。
白身だってこと以外に共通点がない。
後で調べたらヘイク(メルルーサ)でした。

火は通りすぎ。
もさもさした食感で、ポレンタとは合わない。


量もそんなに多くないし、デザート食べる余裕があったので注文したのがこちら。
ウエイトレスちゃんが言うには「日本のトロトロプリンみたいなもの」らしい。


今まで食べたカスタードの中でワースト3に入る味。
日本のトロトロプリンを食べたことがないからわからないけど、日本のトロトロプリンがこんな味なら食べなくていいや。

食感が悪い。
柔らかいプリンも硬いプリンも好きだけど、これはそのどちらでもない。

こちらがお勘定。

安かった。
サービスはよかったです。
メニューの訳がもっと正確なら更に良かったけど、それは私たちがフランス語を勉強していけばいいだけの話なので、文句はないです。
時間を取って説明してくれたり、予約してたせいか、大きなテーブルに通してくれたり、十分満足しました。

レビューが良かっただけに、期待が高すぎたのが原因かもしれないけれど、お料理がいまいち。
サービスがいいのは同意できるけど、お料理のレビューがどうしてそんなにいいのか、全く分かりませんでした。

SO Restautant (リンクします)
Address: 15 Rue Amiral Roussin, 21000 Dijon, France
Phone: +33 3 80 30 03 85




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2018年11月26日月曜日

サービスが残念なミシュラン2つ星のレストランに行ってきた!

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今回のディジョン滞在で一番楽しみだったのがミシュラン2つ星レストラン「William Frachot 」

夕食は8時半の予約なので、8時過ぎにおしゃれして階下に降りて行きました。
まずはバーエリアでシャンペン。
出てきたおつまみはチーズパフとハムのテリーヌ。
テリーヌはとてもかわいらしいデザインで流石。
こういうの見ると、早くレストランに移動したいってワクワクします。

飲み物を楽しみながらティムちゃんはワインリストに目を通します。
すごく重そう。

普通はこういった場合、お料理のメニューも持ってきてくれるんだけど、ここは言わないと何も来ない感じで、ちょっと興ざめ。

シャンペンもボトルで頼んだのに、カウンターに置かれたままで誰も注ぎに来ない。
ハーフボトルだけど、アイスバケットに入れるよね、普通。
注ぎに来ないんならテーブルに置いてよ。
そしたらティムちゃんが注いでくれるから(笑)

レストランの方が忙しいのかも。

8時45分を回ったけど、誰もテーブルへの案内に来ない。
ミシュランの星付きレストランはもちろん、そうでなくってもバーに呼びには来るでしょう、普通。

これ以上遅くなるとテーブルでのサービスが押し押しになりそうなので、文句を言いたげなティムちゃんを促してレストランに向かいました。

テーブルについて注文したのはコースメニュー。
Emotions という4コースメニューで、一番安いもの。
本当はバーガンディースペシャル(8コースで €130)っていうのが食べたかったんだけど、ティムちゃんはサービスがこんなだから、これでいいって。

ティムちゃんは、決してケチじゃないけれど、気難しい一面があります。
サービスが良ければ、払うお金はそれほど気にしない。

例えば,オンラインで買ったら同じものが20%安くても、お店で対応してくれた人が親切だったら、そのまま気にせず払うタイプ。
「おうちに帰ってオンラインで買えばいいのに」って今まで言ったことが何回もあるけど、その度「この人が良かったから買おうって気になったんだから、僕はこの人から買う」って譲りません。

ティムちゃんみたいな人がいるから、路面店が生き残れるだろうなぁ(笑)

さて。話を戻してレストラン。
席について最初のアミューズがこちら。
3つの小さなタルトレットで、バーガンディーの地方料理を凝縮したようなテーマ。
手前がウズラの卵のワイン煮で、一番上がエスカルゴ。
真ん中はなんだったか覚えていません。

タルトレットは、どれもとても美味しかった。
軽いし、伝統をそのまま継承しているストーリー性も相まってなかなか。

あぁ、ミシュランの星を2つ持っているってこういうこと。
そう思った次のアミューズが、こちら。

根菜とフォームとコンソメ。
これがね、もう、本当に感動モノのおいしさでした。

それぞれのお野菜の味が活かされて調和して、コンソメで昇華してるってカンジかな。
やっぱり来る価値あるね~と思っていたら、最初のコースが登場。

フォアグラのソテーです。
PAN-FRIED FOIE GRAS, SEASONAL FRUITS AND BARBERRIES
私、フォアグラが大好き。
イギリスでは食べるのがはばかられるんだけど、フランスでは遠慮なく食べることにしています。
写真は撮らなかったんだけど、フォアグラには、ティムちゃんがスペインのハレスの  Ximénez というワインをグラスで選んでくれました。

そして、次のお魚料理にティムちゃんが選んでくれたのはマコン。
お魚料理は「本日のお魚」ということでメニューに内容の記載はありません。
FISH, ACCORDING TO THE DAY'S CATCH.

口頭での説明では、ドラードというお魚で、タイの仲間。
白身のお魚なんだけど、かなり酸味の強い、それでいて、こってり系のソース。
何でお魚にこんなソース?って思ったんですが、食べてわかりました。
お魚、かなり癖のあるお味です。
好き嫌い分かれるかも。

くさい。
焼き加減(というか、調理加減)はこれ以上は望めないくらいカンペキ。
だけど、おいしくない。
くさい。
くさい。
くさいよ~。

お魚の皮を残すなら、カリッとさせるか、もしくは食べたらおいしいって工夫をすべきだけど、それもない。
ソースがやたら多いのはこの臭みを消すためだとしか思えない。

実際ソースを多めに絡めたら食べられるって風でした。
もちろん完食できませんでしたよ。

あ~残念。


にこやかな(でも好意は持てなかった)ソムリエ君が赤ワインを持ってきてくれました。
ここまではグラスワインを注文していたんだけど、メイン用にボトル。

ティムちゃんが選んでくれたのは Domaine du Cellier aux Moines というワイン。

メインのお料理はシカ肉です。
ROASTED DEER AND CELERIAC
私はおいしいと思ったけど、ティムちゃんはお肉がドライだって。

ティムちゃんはチーズをトロリーから。
追加で注文したくせに、選んだのは私が好きそうなチーズばっかり。
ティムちゃんが好きなコンテもあったけど、もう食べすぎだからいらないって。
この自制心、ちょっと見習いたいなぁ。

チーズの付け合わせにサラダが出てきました。
さっぱりして美味しい。
このアイディアは今度ディナーの時に使わせてもらおう。

さて、デザートはクルミのタルト。
TART WITH CARAMELIZED WALNUTS FROM MORNANS
すごく軽くて、これもさすがってお味でした。
続いてジンジャーケーキとマーマレード。
いくらなんでももう食べられない。
でも、小さなチョコレートは別。

メインを食べている時から、ソムリエ君の代わりにウエイター君がワインを注ぎに来てくれていたのですが、その注ぎ方があまりにも露骨に「早く飲んで帰れ」って風。
時計を見たら11時過ぎ。
私たちともうあと2テーブルのみ残っていました。

コーヒーを頼もうかと思ったんだけど、お部屋でゆっくり飲む方がいいと思ってお勘定にしました。

全てのお皿が美味しいってわけじゃないけど、いくつかは本当に感動もののおいしさ。
でも、そこそこいいレストランで、このサービスはもったいないなぁって思いました。

ミシェランの星付きレストランでなくても、普通はいかがでしたかって聞くでしょ?
ここはコース中一度も聞かれなかった。

こちらが伝票。
バーのシャンペンを入れずに300ユーロちょっと。
ディジョンは気に入ったし、このホテルもいいと思うけど、このレストランには多分もう来ないと思います。

William Frachot(リンクします)

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