2017年12月9日土曜日

ロストバゲージのその後

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9月にジェノヴァに遊びに行った時に、ロストバゲージになってしまった、その続きです。

今頃?って思われるかもしれないのですが、自分用の記録にブログに記しておきます。

まず、始めに、保険の処理は保険会社や航空会社によっても大きく異なると思うので、いつもこうだとは思わない方がいいと思います。
でもだいたいの流れは同じようなものなので、気を付けた方がいいことを参考にしていただければと思います。

まず、事実から。

ロンドンガトウィックからジェノヴァまでの直行便。
利用したのは英国航空のスケジュール便です。
2個預けたスーツケースの内、ひとつが出てきませんでした。
ケースを預けたのは対人のカウンターではなくて、オートマティックシステム。
ティムちゃんの搭乗券を使って2個預けたことになります。

ジェノヴァのターンテーブルで荷物が出てこなかったので、ターンテーブルの横にある
Lost and damaged baggage のカウンターにレポートしました。
この時に受け取る書類には登録番号が書かれていて、後々必要になるので無くさないように。

通常、ロストバゲージの補償は加入している旅行保険か、利用した航空会社への請求という形になります。
請求は二通りあって、ひとつは荷物が出てくるまでに必要になったものの実費、もう一つは無くなったか壊れてしまったものの補償。

今回私が体験したのは、結局は旅行中に見つかって、届けられた荷物がなかった期間に購入したものの費用請求です。

まず、空港での手続きの後、ホテルにチェックインしてから、すぐに保険会社に電話しました。
ロストバゲージがあったことと併せて、何がいくらまで保障されるのかの確認です。

私が入っていたのは、銀行口座に付帯の旅行保険。
以前はプラチナムアカウントといって、月19ポンド支払っていましたが、節約のために月12ポンドのシルバーアカウントに変更。

このアカウントにヨーロッパ内の旅行保険がついてきます。

大きな誤算が、実はこの旅行保険。
プラチナムアカウントについていたのは年間旅行保険だったのですが、口座の持ち主と住所が同じ家族も無料で加入という特典がありました。
シルバーに代えて、旅行のエリアがヨーロッパ内のみに縮小されただけではなくて、何と口座名義人のみのカバーになっていました。
なので、ティムちゃんはカバーされていません。

荷物を預けたのがティムちゃん名義だったし、期間中ティムちゃんのものも買ったので、これにはかなり焦りました。

保険会社のポリシーによって、「何時間の遅れまでならいくら支払います」といった目安があるので、電話した時に再確認するといいです。
気をつけないといけないのは、スーツケースが見つからなかった場合のことも考えに入れるべきってこと。
無くなってしまったものの補償って、かなりの金額になる場合があるので、無駄なお金は使わない方が賢明です。

私たちの荷物は到着日から数えて5日目にホテルに届きました。
その間購入したものは、洗面道具、お化粧品、下着、携帯電話とラップトップの充電器、それからお出かけに使える靴も買いました。
領収書はメモに何がいくらだったか書き添えて一緒に保存しておくと請求の際に便利です。
特に化粧品や洗面道具って細かいものが多いので、領収書だけだと何がいくらだったか忘れているケースも考えられます。
私の場合は、買い物したらホテルの便箋に小物を並べて金額を書いたものを写真に撮っておきました。

英国航空の請求はすべてオンライン。
すごく簡単でした。
今回はティムちゃんのものは英国航空に請求、私のものは保険会社に請求と分けて手続きしました。

保険会社からは、必要なものだけを買うように言われていたので、夜のお出かけ用の靴は正直通るかどうかわかりませんでしたが、問題なく支払われました。
もう一つのスーツケースには、カジュアルな昼の靴しかなかったので、夜お出かけするのに困ったので、必要といえば必要だったんですけどね。
お値段がそれほど高くないものだったからかもしれませんが。
セールで半額だったのが幸いしたかも!

領収書のいくつかは明細がなく、合計額でしたが、これも大丈夫だったので、意外に甘いんだなっていうのが感想です。

最近の保険請求は写真をアップロードするタイプのものが多いようなので、領収書などを写真に撮っておいたので便利でした。

私はカメラを別に持たずに、すべての写真は携帯で撮っています。
そして、写真は自動でクラウドに保存するシステムを利用しています。
なので、万が一携帯をなくしたり壊したりしても、写真には無事にアクセスできます。
先週壊してしまった携帯電話の時も思ったんですが、いつ何が起こるかわからないので、無くす前に無くならないようにするのが肝心。

これも予防の一つですが、荷物を詰める時に、偏った詰め方をせずに、満遍なく物を分けて入れるといいというアイディアも使えそう。

今回はティムちゃんと私のラップトップ、両方のチャージャーを無くしたのですが、ティムちゃんの富士通のは代用品を電気屋さんで買うことができました。
私が使っているマイクロソフトのサーフェイスは代用品がなくて、マイクロソフトからしか購入できなかったので、私のは今度から手荷物に入れようって思いました。
代替品が簡単に手に入るかどうかを、荷物を詰める時に考慮するのは必要なことだと思いました。

今回の請求、英国航空に請求したのはティムちゃんの下着類と洗面用具、ラップトップのチャージャーで、100ユーロ弱戻ってきました。
私の保険会社へは、洗面用具、お化粧品、携帯のチャージャー、靴の代金を請求して、300ユーロちょっと戻ってきました。却下されたものは一つもなかったので、よかったです。






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