2016年2月29日月曜日

ベジタリアンって豆とキノコばっかり食べてると思ってた!

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私はお肉がだ~い好きです。
「好きな食べ物は?」って聞かれたら、ローストビーフとお鮨とスパゲッティーのミートソースって即座に答えます。

イギリスにはいろんな国の人が住んでいるので、宗教上の理由や考え方のために食事制限のある人が多い。

宗教上の理由だと、ハラルとかコーシャが有名ですね。
ハラルはイスラム教の教えに従ったお肉の処理。
コーシャはユダヤ教のものです。

レストランやお肉屋さんでこういった文字を見ることもありますし、スーパーマーケットの一角に用意されている場合もあります。


ベジタリアンは宗教上の理由もありますが、殺傷が嫌だという考え方の人が選択する場合もあります。

正直なところ、おうちに人を呼んで、ゲストがベジタリアンだと分かった時にまず考えるのは「あ~めんどくさい!!」ってこと。
だって、メインには大概お肉を用意しますからね。
それとは別に何か他のものを作らなきゃいけないわけです。
お魚を食べてくれる人ならまだいいけど、ベイガンといって、動物性たんぱくを採らない人の場合はマメかキノコくらいしか思いつきません。

ロンドンにはベジタリアンレストランなるものが数多くあります。
でもほとんどはカフェみたいな感じです。

後、ベジタリアンフレンドリーといえばインド料理やレバノン料理かなぁ?
レストラン自体ではお肉やお魚を出しているけれど、野菜のお料理もたくさんあるってことです。

日本料理もベジタリアンフレンドリーかもしれない。


さて、この間、2日間お相手したお客様がベジタリアンでした。
しかもそれだけではなくて、ネギ、玉ねぎ、にんにくがダメなんです。

しかも週末!

月曜日から金曜日までなら開いているところも、週末は閉めちゃうところが多いです。

ということで結局ご案内させていただいたのはバニラブラックというお店。

ベジタリアンレストラン、バニラブラック(リンクします)

店内はこんなカンジです。
色調も落ち着いていて、普通のレストラン風。

「お客様がネギ、玉ねぎ、にんにくがダメなんですけど~」
そうしたらちゃんと「ネギ、玉ねぎ、にんにくがダメな人メニュー」を持ってきてくれました。
…ということは、結構そんな人が多いってことなんですね。
私の知らない世界!

これは、普通のベジタリアンメニューです。

前菜のページ

こちらはメイン。
前菜とメインで30ポンドちょっと。
デザートも入れると40ポンドちょっと。


こちらは私の選んだ前菜。
Dried Yeast and Pumpkin Terrine with Orange Purée
Seeded Cinder Toffee, Mulled Pumpkin and Oil
かぼちゃのテリーヌです。
軽くておいしかった。
それにもまして、盛り付けが素敵!

こちらは私がオーダーしたメイン。
Double Baked Ribblesdale Pudding and Smoked Croquette
Pineapple Pickle and Poached Hen Egg
平たく言うとチーズスフレ。
こちらもふんわりして、口当たりがとてもいい。
しっかりとしたチーズの味はするのですが、全然重くありません。


こちらはお客様のお皿。
Goats Cheese, Fennel Pollen and Pistachio with Apple Puree
Fennel and Rainbow Chard
ヤギのチーズ。
同じようにチーズが主体のメインなんですが、私のメインと違って、こちらはかなりしっかりしたお味で、少し重かったようです。


もう一つのメイン。
Fried Mushrooms, Sweetcorn and Tarragon Sponge
Pickled Mooli and Crumbs
パンケーキにきのこが乗っています。
大根のお漬物がアクセントで、あっさりした飽きのこない味だったそうです。


この後アフタヌーンティーも予定していたので、デザートは無しにしました。
こちらがお会計。

メニューには2コースで31ポンドと載っていたのに、お会計はそれよりも安くなっていました。
セットメニューではなくて、一つひとつのお値段が書かれてありました。
トータルの一つ上がチップです。
こんな風に、大体12~15%くらい自動加算されてお勘定が届きます。


かなり満足度が高かったので、再訪予定。

ベジタリアンでなくっても、年配のお客様から「軽いものを食べたい」って言われた時におすすめするつもりです。

タクシーで行く場合は込み入った路地みたいなところにあるので、チャンセリーレーンの35番地で降りて路地を入った方が簡単です。

お店の前までタクシーで入れなくはありませんが、一方通行が多いのでかなり大きく回りますし、ロンドンタクシーでも、車の入れない路地の名前は知らない場合がほとんどです。
チャンセリーレーンなら問題なく到着します。
チャンセリーレーンのちょうど真ん中あたりって言えばいいです。





***お知らせ*** 
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詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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