2016年1月31日日曜日

もやしを作ってみた

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お友達のFB で見て、簡単そうだったのでもやし作りに挑戦してみました。

イギリスでももやしは手に入ります。
普通のスーパーマーケットや、オリエントショップで売ってる。

でも、古いものが多いです。
日本からのお客様と市場調査とかに行くと必ず言われる。
「こんなの買う人いるの?」

…買ってます時々。
日本だったら絶対に廃棄処分とかって言われたこともある。
値段も日本より高いらしい。
それはもやしに限ったことではないけど(笑)

今お値段を調べたら300gで49p。
日本円だと100円。
ベトナム料理に生のまま使ったりするときに、きれいなのを選んだりすると、実際半分は捨てなきゃいけない。

もやしって緑色のお豆からできるのは知っていたので、お買い物に行きました。
でも売ってない(涙)

健康食品のお店も見てみたけど、ない。
スーパーマーケットも3軒回った。

別の日まで待っても良かったんだけど、私ってそんな性格じゃないし(笑)
欲しいと思ったら、今欲しい。

ま、豆なんてみんなおんなじかもしれないので、適当に選んでみました。
これ、ピント豆と書いてあります。

お友達によると、一晩お水に浸けてその後は毎日洗って明るくないところに置いておけばいいそう。
それが、1月26日の話。

次の日に水を捨てて洗ってタッパーに戻して常温に置きました。
 そして、これは1月28日。
芽(というか根?)が出てきた~!!


そして、これは昨日、1月30日です。
明日はどうなってるかな~?
豆もやしなんて、久々に食べる。
どうやってお料理しようか考え中です。




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2016年1月27日水曜日

北京ダックの晩餐で豪華な新年会

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イギリスにはどんな小さな町にもインド料理と中華料理のお店があると言われています。
本当かどうかは知りません(キッパリ)

でもお仕事やプライベートで小さな町に行くと、本当に「こんな小さな町なのに?」ってびっくりするようなところにもレストランやお持ち帰りのお店を見つけたりするんです。

外れると怖いので、お仕事中には行かないけど、ティムちゃんと一緒にホリデーなんて時は怖いもの見たさで入ってみたりすることもあります。

大概、あとで後悔する(笑)

でも学習しないというか、好奇心が強いというか、基本楽天家なので、見かけたらまた入ってみる(爆)


ロンドンだったら好きなレストランが決まってるので、あんまり冒険はしません。

私が中華料理で自分のお金を払って行くのは2軒だけ。

そのひとつ、A Wong。
ここは大好き。

理由?
家庭的な雰囲気かなぁ。
それともオーナーシェフ、アンドリューのこだわりメニューかなぁ。

ティムちゃんもA Wong が大好きで、社用で使ったりもします。
その月によって違うけど、週1くらいの感覚?

ティムちゃんが言うには、
「Up lifting」
いい気分になるってカンジかな?


なので、ブログ仲間で新年会と聞いて、ここに決めてしまいました。
A Wong にはアラカルト以外にコースメニューが2つ。

ひとつは大きな中国のいろんな地方のユニークなメニューを集めた、
「10 COURSE ‘TASTE OF CHINA’ MENU」
そしてもう一つが
「PEKING DUCK FEAST」

テイストオブチャイナの方は何回も食べたことあるし、それはそれでいいんだけど、北京ダックは毎晩1組にしか出さないので、かなり事前に予約しないとダメなんです。

そこで、忘年会の予定を新年会の予定に変えて、北京ダックのコースにしました。
12月の時点で、1月半ばまでこのメニューが予約いっぱいだった。
すごいなぁ。

さて、北京ダックはたま~に食べるけど、コースでっていうのは初めて。

どんな感じだったか写真入りでご案内しますね。
このメニュー、一人40ポンドしない。
ロンドンの常識だと、本当にこのお値段でいいのって恐縮する。
一緒に注文をお勧めするワインも紹介しますね。


まず、みんなで乾杯の後、初めてのお皿がこちら。

涼拌海蜇
Smoked duck breast with jelly fish and pork crackling
これ、みんなでシェア。
燻製のカモとクラゲの和え物。
単品でもメニューにあるので、実はよく頼む一品。
サッパリで、歯触りの組み合わせが楽しいお料理です。


お次はダック・フォアグラの入ったお団子。
 鵝肝煎堆
Foie gras glutinous rice ball
一人分ずつスプーンに入っているのでそのままお皿に。
お餅にゴマをまぶして、その中にフォアグラ。
こんなの初めて食べた。
一口で頬張って食べるべきです。

お次は飲茶が好きではないティムちゃんが率先して毎回注文する小籠包。

上海小籠包
Shanghai soup dumpling with crispy leg

ここのは皮が薄くて危うい感じがスリリングです(笑)
アンドリューがひとつひとつ手作り。

お次はダックフォアグラとハムみたいなお肉が入ったサラダ。
 叉燒鹅肝
Honey roasted foie gras with candied pork jerky and pomelo
ふわっとした食感で、今まであんまり口にしたことがない。
形容するの、難しいなぁ。
美味しかった、じゃ物足りないよ~。


お次は私のお気に入りになりました。
老火例汤
Superior duck consommé with red dates and shitake mushroom 
カモのコンソメ、湯葉のせ。
具は何も入っていない。
こってりだけど、さっぱり。
コンソメの見本みたいな味。

ここまではニュージーランドのソーヴィニヨンを飲んでいました。
写真撮るの忘れちゃった。
私のお気に入り、サンクレアというワイナリーのものです。


この辺から赤に変えました。

この間ギャモンの作り方を書いた時に紹介したスペインのワイン。
牛追い祭りで有名なパンプローナの近くで作っている。
2006 Tandem Ars Macula, Navarra


準備のできた北京ダックをテーブルに持ってきてくれました。
おいしそ~う!!
2日前からお料理を始めるそうです。
時間をじっくりかけて、こんな風に出来上がる。


おまちどうさま~。
ということで、お次のコースは北京ダックの皮の部分。

鸭皮
Roasted skin with cinnamon sugar
シナモンとお砂糖をちょっとつけて食べます。
へぇ~、こんな食べ方って新鮮。
カリッと来て、そのあと裏に少し残った脂がじゅわーっ。
お酒のあてに、これだけでもいいかなぁ(笑)

その後メインコース。
北京鴨片
Peking duck breast with pancakes, ginger oil, pickled pomegranate and plum sauce
蒸したパンケーキに北京ダックをくるんでいただきます。
付け合わせに生姜や湯葉なんかも用意されています。

ジューシーで美味しそうな北京ダック。


さて、この後はご飯とおかずってカンジになります。
5種類のお皿がご飯と一緒にずらっと並部ので、一口ずつお味見。
一番下のお野菜の炒め物意外には全てカモが何らかの形で入っています。

鴨四季豆 Minced duck with beans

辣椒炒 Deep fried crispy duck with chilli
蠔油什菜炒鴨 Duck with oyster sauce and Sichuan pepper

时令蔬菜 Market vegetables


白ワイン1本と赤ワインは2本飲んだんだけど、まだ飲みたかったのでお次に注文したのはデザートワイン。
ニボレというワインで微炭酸。
Nivole, Moscato d'Asti DOCG, Italy

軽くてここのデザートにはピッタリでした。


雪圓子, 荔枝, 檸檬雪酪
Snow ball merengue, lychee granite, mango puree and lime sorbet
綿あめとフルーツのサラダ。
マシュマロみたいな食感のメレンゲやシャーベットも入っています。
お腹いっぱいなのに完食。
私にとってはすごく珍しい。

まだ続きます。
でもこれで最後。
鸭的威士忌酒
Port, cherry juice and Peking duck whiskey sour foam,
クリーム状のデザートで、おいしかったんだけど、実はあんまりよく覚えていません。


ちょっと特別の集まりにおすすめです。
その月にもよるけれど、毎晩一テーブルにしか出さないので、ちょっと早めの予約が必要です。









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2016年1月26日火曜日

ブログのお友達と新年会

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先週ブログ友達のロンパラさん、ミサさん、ねこなすさんと4人で新年会をしました。
ブログやFBで様子がわかっているので、近況報告一切必要なし(爆)

それでも話が弾んでおうちに帰ったのは真夜中すぎでした。

このメンバーは2012年の英国観光庁主催ツアーで知り合って、今でもお友達関係が続いている大切な仲間です。
このツアーで知り合った仲間はもうあと2人いたんだけれど、一人は元々日本に住んでいる人だったし、もう一人も帰国してしまいました。


イギリスに住んでいる日本人は大きく2つに分かれます。

一つのグループは、ゲスト。
いつかは帰る人たち。

もう一つはレジデント。
未来は誰にもわからないけれど、今のところ日本に本帰国予定なし。


イギリスでブログをやっている人の大半はゲスト。
私はロンドンのブログ情報に登録しているので、ランキングを目にする機会が多いんだけど、駐在員の奥さんとか、学生さんとかがずらっと並んでいます。

新年会でもブログのことが話題になりました。
面白いおすすめブログとか、逆にこれってどう、みたいなものも話題に。

ある駐在員の奥さんが書いた記事のコメント欄が盛り上がったらしいとか、たわいもない話。
他にも、多分実話じゃない想像力豊かな人のブログとか(笑)

ま、ブログには本当のことしか書いてはいけないというわけではないので、実話でないなら書くなとは言いませんが、だったら「イギリス情報」ではなくて「イギリスを舞台にした物語」というカテゴリーに登録すべきだとは思いますけどね(笑)

読んでいて「この人、精神状態大丈夫かなぁ」なんていうブログもあります。
タイトルに興味を惹かれて、読んだ後に「読まなきゃよかった」と思うものもある。
書くのも自由なら、読むのも自由なんだから、自己責任ってことですね。
嫌なら読まなきゃいいだけ。
私のブログだって、いろんな意見を持つ人がいるだろうし。

駐在員の奥さんだと書いてあるブログは、安心して読める内容がほとんど。
イギリスと日本とを比べている記事も多いので、日本のことがあまりわからない私にとってはとっても参考になったりします。
最近行ったレストランとか美術館、ヨーロッパでのロングウィークエンド。
記事によっては、自分との感覚の違いがあって、びっくりなんてこともありますが、最近の日本人ってそんな風に考えるんだといういい情報です。



実は今年の3月で9年を迎える私のブログ。

日本の人にイギリスのことを知ってもらおうということで始めました。
職業柄、観光地の話題なんかも程よく入れられますからね。

このブログを通してお友達になった人もいるし、自分自身の記録としても役立っています。
お客様からも、ブログを読んでいたので、初対面でも安心といった声もある。

情報の部分と私のプライベートな気持ちの割合をどれくらいで混ぜるかは、いつも悩みどころ。
情報ばっかりだと既にいろんなサイトがあるし。
第一、書いていても面白くない。
自己満足に陥りながらでも、よく9年も続けたなぁと思います(笑)
ま、子供の時から自己顕示欲は強かったので、これもその延長?
書くことって、特にお出かけしなくてもどこにでもあるわけだし。


ところで最近知った「リア充」って言葉。

知らない言葉(特に最近の日本語)はネットですぐ調べるんだけど、この言葉はいまだに意味がよくわからない。
というか、表面上の意味は分かるけど、それを使う時に意図することが分からない。
日本ってそんなにネット社会が別世界なのかな?
ブログの世界と現実社会がおんなじという私には、ちょっと戸惑う言葉。

笑っちゃったのは「リア充」を調べた時に見たサイトの一つ、ウィキペディアの一言。
リア充とみなされる行為には、ホテルのスイートでのパーティー、合コン、クルージングや屋形船、海水浴、クリスマスやハロウィン、スノボ旅行、バーベキューなどがある
この羅列の何が「充実」なのかが分かれば「リア充」も理解できるかもね。

単純におしゃべりが楽しいお友達がいるのがリアル充実だと思うけど。



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2016年1月24日日曜日

お買い物中毒かもしれない…

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さて、この間記事にした確定申告(リンクします)
肝心な税金申請ですが、記事を書いた数日前にすべての作業を終えました。

オンラインの口座に反映されるのに数日。
それを待って、やっと税金の支払いも終えました。

私は個人営業なので、お給料があるわけではありません。
収入をすべて実収入と勘違いすると大変なことになります。
銀行に入ったお金から、税金を支払った残りが手取り。

去年は充実した年だったので、その分税金も多くて、今週はかなり貧乏気分。
お給料を受け取る人たちは毎月均等に税金を払うので、こんな気分を味合わなくても済む。
でもオフィス勤務と違って、交通費など経費で落とせるものもあるので文句は言えない。



ところでこの時期、ロンドンの街はどこを見てもセールの文字。
これは先日通りがかった、ワニもマークでおなじみのラコステ。
50%オフのサインが出ていました。
お店の前の面白いディスプレイをお見せしましょう!
水も流れていて、なかなか本格的。
ワニ君が鎖でつながれているのは逃げ出さないためなのか、盗まれないためなのか…?

セルフリッジとウォレスコレクションの間にあるお店です。



セールも後半なので、お店によっては「Final Discount」の文字も。
セール最終価格ってことです。
80%オフとかもあり得る。
その少し前には「Further Discount」
これは更なる値引きってこと。
Sale とひとことで言っても、いろんな種類があるんです。


ティムちゃんも私も、クリスマス後からやたら買い物しています。

だってお出かけしたらどっちを向いてもセール。
おうちに帰ってきて、コンピューターを見たら、やっぱりセール。

見ても買わないって拷問に近い(笑)

ただし、買っても気に入らないものもある。
特にネットで買ったものは、届いて「あれっ?」てことも。

そこで返品。

大概のネットショップサイトは返品用のラベルが同封されているので、それを張りなおして最寄りの取扱所か郵便局へ行けばいいだけ。

さて、ティムちゃんが買ったけど返品したもの(笑)
私のワンピース1着、
ティムちゃんのジーンズ1本。
両方とも着てみたら似合わなかった。
こういった理由はネットの宿命。
お店でのお買い物なら試着できるけどね。
特にジーンズなんて、同じカットでも着てみるまで分からない。
実際この時はセールになっていたものと、なっていなかったものを1本ずつ買って、来てみたらセールになっていたものはそんなに良くなかった。
なので、定価のものはそのまま、セールだったもののみ返品しました。
だったら今買わなくてもよかったのにね(笑)


私は別に欲しいものがあるわけじゃないので、お買い物のほとんどは食べ物。
クリスマスは終わったのに、贅沢なものをつい買ってしまう。
甘いものは好きじゃないけど、なぜか買ってきては食べている。
ストレスとかが溜まっているわけじゃないんだけど。

今週は貧乏ついでにセールのハンドバッグもネットで買ってしまいました。
ひとつはピンク、もう一つは白。
春にいい色なので、つい。

買い物していて思ったんだけど、以前より「たすき掛けタイプ」が増えている。
危険な世の中になってるってことかなぁ?
ただのファッションならいいけど。

お買い物すると、モノが増えるので、要らないものはチャリティーショップへ。
イギリスにはたくさんのチャリティーショップがあって、不用品を引き取ってくれます。

リッチモンドにもたくさんある。
私がいつも不用品を持っていくのはカン研究センター。

でもこの間はその斜め向かいに新しくできたホスピス系のショップに行きました。
お洋服を何着か寄附して、ふと棚を見ると…
「え???」
見たことのあるロゴ。
グローブトロッター?

こんなの作ってたの?
バニティーケースだけど、こんな普通の素材で?
80年代とかかな?

中を確認したら内張りもみんなグローブトロッターのロゴ。
しっかりとした作りで、取り外しのできる鏡までついていました。
鏡には足がついていて、テーブルに立てて使うこともできる。

そこまで凝ってるなら、やっぱりグローブトロッターなんだろうなぁ。

新品のような状態で10ポンドの値札が付いていました。
でもこれまで見たことのないモデル。
偽物だったら嫌なので、グローブトロッターに確認のメールを出しました。

偽物を持って歩くの嫌だし。
でも実はもう買っちゃった(笑)
本物だったらうれしいなぁ。
偽物だったら別のチャリティーショップに持っていくことにします。

大手のチャリティー団体には、こういった不用品の査定部門があるらしい。
なので、高価なものはオークションに出したりもするって、どこかで読みました。

私のおうちのそばのチャリティーショップで、ディオールのコートとか、ルイヴィトンのバッグとかが店頭に並んでいるのを見たことがあります。
そういった高額なものは、期間を決めて、その間に一番高値を付けた人に売ったりしている。

たまにアンティークの番組で、掘り出し物をチャリティーショップで見つけた話なんかも出てきます。
お宝探しなら小さめのチャリティーショップが狙い目なのかも??


夜もまだ長いし、寒い冬のイギリス。
でもお買い物が好きだったら、この時期はすごくおすすめ!



追記
グローブトロッターからお返事がきました。
私が10ポンドで買ったのは、過去にライセンス生産されていたもので、グローブトロッターの工場ではないところで作られたそうです。
ということで偽物ではないことが分かったので安心しました。
かなりしっかりしたつくりなので、使いやすそう。
出張の時に活躍してくれそうです。


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2016年1月22日金曜日

自然史博物館に行ってみよう

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数日前、ロンドンの自然史博物館に勉強に行ってきました。
クリスマス休暇の後、しかも平日なので随分空いていました。

ここの博物館の目玉の一つ、恐竜館は現在改装中。
それ以外にもこの2年くらいで大きく展示が変わる予定の場所がいくつか。

例えば正面玄関に入ってすぐの恐竜の化石(の模型)。
ディッピーというあだ名で人気の展示。
ディッピーはもうすぐいなくなります。
代わりに展示されるのはシロナガスクジラの骨。
天井から吊り下げられるそうなので、部屋自体は広く使えることになります。

シロナガスクジラは博物館の研究部門が集まっているダーウィンセンターで準備されています。
これはそのあごの骨。
すごい大きさ。

こんな風なのが天井から…。
随分インパクトあるだろうなぁ。


自然史博物館はその展示も有名ですが、やはり研究部門がすごい。
たくさんの科学者が常駐しています。
興味のある人は、素人でもボランティアとして研究に参加することもできるシステムもあります。

たくさんの専門家が働いている自然史博物館。



剥製もたくさんあるから剥製師も働いている。
剥製師の中でも一番の美人はこの人!
というのは冗談で、今月日本で封切られたクマのパディントンの舞台はこの博物館。
剥製師が本当に常駐しているかどうかは知りません(笑)

話を戻して、中央ロビーの展示をシロナガスクジラに取り換えるのは、博物館の意思表示らしいです。

絶滅した恐竜もいいけれど、絶滅するかもしれない生き物の認識も大事じゃないの?といったスタンス。

この中央ロビーの周りを、小さな窪みのような展示が取り巻いています。

例えばシーラカンス。
8500万年前に絶滅したと思っていたら、実は生きていたお魚。
4つ足の生き物とお魚のリンク。
このサンプルは1960年にコモロ諸島沖インド洋で捕獲されたものです。

飛ぶことのできる鳥の中で、一番重い野鴈(ノガン)。
環境破壊でイギリスからいなくなってしまった鳥です。
でも現在プロジェクトが立ちあげられて、ストーンヘンジの近くでふ化に成功しました。
人間の行動の責任が成功した例の一つ。


同じ建物の中に地質学博物館もあって、ミネラルのコレクションも豊富。
宝石や貴石もたくさんあります。
お隣のV&A の宝石館と違って写真OKです。


これ、すごいでしょう?
 296個のダイアモンド。
全て自然が作り出した色です。

しばらく見ていると明かりがどんどん落とされて紫外線が当てられます。
すると



こんな風にダイアモンドの色が変わるんです。
一つひとつのダイアモンドはそんなに大きくないけれど、全ての色が揃っています。
プライベートコレクションで、集めるのに25年。

このアートはオーロラのピラミッド・希望というタイトル。
このアートの持ち主は、見学者がこの作品を見て「自然の恵みの将来」を考えてほしいと願っているそうです。

オーロラには天空の光の帯の意味のほかに、ローマの夜明けの女神、そして希望の象徴にもなっています。
「自然の恵みの将来」
この博物館にぴったりな展示だと思いました。

自然史博物館(リンクします)是非行ってみてください。





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2016年1月18日月曜日

イギリス人らしさ

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このブログにも何回か書きましたが、私が住んでいるのは日本風にいうとマンション。
イギリスによくある、古い大きなおうちを改装して集合住宅にしたものではなくて、集合住宅として建てられたものです。
この国では集合住宅のことをフラットと言います。

フラットの玄関を入るとロビーの部分があるのですが、いつの間にかそこには住人がいらなくなった調度類が置かれていくようになりました。
その中でもひどいのが造花。

壁に掛けられている絵も、ソファーやテーブルも全く統一感がありません。
そして所狭しと安っぽい造花が安っぽい花器に入っているのです。

今から思えば写真を撮っておけばよかったなぁ。

イギリスは日本と似たようなところが多くて人間関係に波風を立てるのは好みません。
そこで、誰も表立って批判する人がいなかったのです。

だって、自分の好みに合わなくても、他の人は気に入っているかもしれないし、その人たちに「趣味が悪い」なんて言えませんからね。

ところが12月にあった定例の住人総会で、一部壊れた家具がロビーに置かれたことから話がすすんで、そこからロビーの美観がフラット全体の価格に影響するのではないかという流れになりました。
住人総会はフラットのテナントでも参加できるのですが、通常は持ち主しか参加していません。
そして物件の持ち主というのは、例外なく持ち物件の価格に関する話には敏感です。

既に予定されている屋根の修復やペンキ塗りなどのメンテナンスのついでに、ロビーの美観も考えたらどうかという話が、珍しいスピードで可決されました。

で実行委員としておうちのお隣C さんと、ティムちゃんがボランティアになりました。
大体の予算が1000~1500ポンドくらい。
テーマはこのフラットが建てられた時代のアールデコ。

ティムちゃんはファッションにはうるさいタイプ。
ティムちゃんはその日から毎日のようにオークションサイトや家具屋さんのサイトを調べる生活が続きました。
やっぱり辛いのは自分のお金じゃないってことかな。

すごく素敵な調度類はお金を出せばいくらでも手に入りますが、予算を無視するわけにもいかないし。
私にもどんなのがいいか聞いてきたので、私が探し出してきたのはこんなの!
かっこいいでしょう?
ソファーとチェアの組み合わせ。

でも予算の4倍くらいするのですぐ却下でした(笑)
当然のことだけど、いいものは高い。

結局、東欧からアンティークを輸入している業者を見つけて、そのサイトでいい感じのチェアのセットをみつけました。

でも実際の家具を入れたらお部屋がどんな風になるか、気になるところ。
そこで桃太郎君にシュミレーションの写真を作ってもらいました。

丁度クリスマス休暇で帰ってきていたので、快く創ってくれた写真がこちら。
 ただ写真を合成したわけじゃなくて、3Dでチェアや絵を創って仕上げるんです。
桃太郎君が大学でお勉強している内容が、似たような作業も含まれることは知っていましたが、実際にこんな風に仕上がった作品を見ると、すごいなぁって思います。
親ばかですね、ごめんなさい(笑)

C さんがイラストのカンバスと鉢植え、それからこの写真にはありませんが小さなサイドテーブルを購入してくれました。

先週末にとうとうすべて届いて設置したのがこの写真。
桃太郎君の仕事ぶり、悪くない。
殆ど実際とおんなじ。

正直なところ、以前よりずっと良くなったと思います。
でもこの椅子に座って時間を使う人はきっといない。
だって、真直ぐおうちに上がっていけばいいわけだし。

待合室じゃないんだから、コミュニティー誌とかを置くサイドテーブルだけでいいんじゃないかって私は思っています。
チェアを置く代わりに、床をきれいに張り替えて、観葉植物。

ティムちゃんとCさんの影の努力を知っているから何も言わないけど。
住人の何人かもそんな風に思っているのかもね。
このロビーでは、5分以内の立ち話にしか使いません。

そして、その会話のほとんどがお天気に関すること。
そして、口を切った人が寒いと言えば相手も同調します。
間違っても「そんなことはない」なんて言いません。

日本でもきっとそんな感じなのかなぁ。
イギリスと似ているところがたくさんある気がします。

いろんな国があって、それぞれの文化を持っているわけで。
移民が増えた国はもともとの文化を新しい人たちにわかってもらおうと大変。

イギリスでもヒースローに到着する人達用に新しい映像が用意されました。
ヒースローにようこそ(リンクします)

結構面白い。
イギリスのエチケットというのがテーマ。
多言語に翻訳もすればいいのにね。



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