2014年11月30日日曜日

コッツウォルズのお勧めウォーク

今日紹介するのは片道30分くらいのウォークです。
なので途中でパブを入れたりランチを挟んだりするとそれなりの長さになります。

出発地点はロウアースローター村。
ボートンオンザウォーターまでの約2㎞。

前回紹介したスローターイン(リンクします)の横からスタート。


ロウアースローターにある、マナーハウスの門の前に流れている小川を渡ったら、すぐ横に小路が伸びています。

こんなカンジの道です。
なので、汚れてもいいウォーキングシューズでお出かけください。

ちゃんとCCTVがあるのがイギリスだなぁ。
だけど、人けのない日もあるだろうから女の子の一人歩きはお勧めしません。

私はティムちゃんと二人で歩いたけど、他のウォーカーには出会いませんでした。
一人だと心細くなっちゃうんじゃないかな?


横目に羊さんを見たり、
お馬さんもいました。

さて、ロウアースローターとボートンとの間には幹線道路が走っています。
A429号線。
1車線だけの道なんだけど、ローマ人が作ったのでまっすぐ。
トラックもかなり多いです。

だから横切るときには気を付けて。

そんな国道沿いのパブ。
私たちは飲み物だけだったけれど、食事もとれます。


このパブから100m位のところに信号があるので、その脇から横道に入ります。
途中、中規模サイズのコープ(スーパーマーケット)を過ぎたらこんな看板。
お年寄りに注意ってこと。
なんだか仲良さそうな老人のカップルで微笑ましい看板です。

そのスーパーマーケットの前にモーアロードという通りがあるのでそこを入ります。
しばらく歩くとボートンの真ん中に出ます。

これはボートンを流れているウィンドラッシュ川。
この川の周りにパブやお店がたくさん並んでいるのでショッピングやお茶も楽しめます。

この村はお昼頃から夕方にかけて観光バスがたくさん停まる村です。
そこに週末には近隣の人たちも繰り出しますからすごい混みよう。

特に夏のお天気のいい日はすごい人ごみにもなりえるので、避けた方がいい時も。

だけど季節や時間を選べばゆったりのどかな雰囲気も楽しめます。

夕暮れ時、ロンドンからの日帰り組が立ち去った後。
街灯がともってとても素敵。
冬場は早めに閉めるお店もあるので注意が必要です。
私たちはケーキ屋さんに立ち寄ってタクシーで帰りました。
この村は街灯があるけれど、田舎道は真っ暗になるからです。
ケーキはおうちに帰ってからいただきました。



  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2014年11月28日金曜日

ビスタービレッジに行ってきました


今日はブラックフライデー。

アメリカの習慣なんですが、今年はイギリスでも大きく報道されています。
ブラックフライデーとは、サンクスギビングの後のセールの初日。

伝統的にイギリスではクリスマス後のセールが有名です。
でも最近、それが年々前倒しになってきています。

そこで、このブラックフライデーは丁度いいマーケティング。
数日前から煽るようにネットを中心に広告が打ち出されています。

国際的な企業では今日のみのバーゲンなども企画されているようです。
特にアメリカ系の小売店。

スーパーマーケットのアスダでは、殺到した客同士の問題もあったよう。
テレビのニュースで見たけれど、壮絶。
そこまでして買いたいかなぁ?

お買い物って本来楽しいはずなのに、ちょっと残念です。


さて私は昨日アウトレットで有名なビスタービレッジに行ってきました。

ロンドンのマリボーン駅から列車が出ています。
各駅停車のものだと1時間5分。
バーミンガム行のはちょっと早くて45分で到着。

列車の中はこんな感じです。
 お昼すぎにロンドンを出る人たちが多いので、私は朝出発しました。
列車の中でカプチーノとマフィンの朝ごはん。

これはリッチモンドからビスターノースまでの往復切符です。
右上にアウトって書いてあるでしょう?
これが行きの切符です。

こちらは復路の切符。
アウトの代わりにリターンと略字で書かれています。
ルートはどこを通過してもOKというもので、地下鉄も全部これ一枚で大丈夫。


これが到着ホーム。
ビスターノースの駅に着いたらシャトルバスが待っています。
ショッピングセンターまでのシャトルバスなんで無料だと思うでしょう?

甘い(笑)

往復£4.50 。

シャトルバス乗り場に自動販売機があります。
お釣りが出ないので、小銭を丁度用意していってください。

こんな切符です。
ほとんどの人たちはマリボーンの駅でビスタービレッジまでの切符を買っていたようです。
それはこのシャトルの料金込みらしい。

シャトルのみのチケットを新たに買っている人はごくわずかでした。
「ちぇっ、失敗したか」
と思って、おうちに帰ってから料金を調べてみました。

£32でシャトル込みの値段。
シャトルなしの切符は£27.50なので、全く割引がない。
何となく、うれしい。
器量が小さい人間だなぁ…(爆)

ちょっと暗いけれど、左手がシャトル。
駅からビレッジまで5分強でした。

さて、ビスタービレッジの様子ですが、公式ウェブサイトを張っておきますね。
お店の種類なんかもそこで見てください。

ビスタービレッジのウェブサイト(リンクします) 

 ウェブには外国語もありますが、残念ながら日本語はなし。
中国語とロシア語、そしてブラジル系ポルトガル語が用意されています。

こういった場所の外国語ってシビアに国際経済を反映していて面白い。
昔は日本語のパンフレットもあったのになぁ。


それにしても以前に比べると随分お店がよくなりました。
本物の一流ブランドも入っているし、買いたいものも並んでいます。

以前は商品の種類も少なかったし、いいものがあまりなかった。

今回行くことに決めたのも、実は先日お客様と行った時にロロピアーナが入っているのを見たから。
ティムちゃんの好きなお店なんだけど、とりあえず高い。
ロンドンのお店だと、多分£500以下のものって置いてないと思う。

それがここなら市価の半額くらいのものがたくさんあります。
70%位引かれているものもありました。

昨日はクリスマスのお買い物に行ったので、全くのプライベート。
ティムちゃんと桃太郎君のものばかりで、自分用はなし。
やっぱりお客様と一緒の時は自分のお買い物はできません。

2時間強あれば十分かなと思って、お昼過ぎには帰ろうと思っていたけれど、気が付けば4時間くらいお買い物していました。

それでも全部は見きれていません。

戦勝品のひとつ、ロロピアーナのセーター、15万円くらいのものを5万円強で手に入れました。
ティムちゃん、気に入ってくれるといいけど。

両手に抱えきれないくらいお買い物したんだけど、あると便利だなぁと思ったのが大きめの丈夫な袋。

スーツケース持参の人達も何人か見かけました。
それもいいかもしれないけど、袋の方が柔軟に対応できそう。

ラルフローレンに入った時に大きなショッピング用のバッグを渡されて、その中に既に持っていたお買い物を全部入れられたので、とても便利でした。
お買い物の後、お店の人にその袋も譲ってもらいました。
本当に役に立ったので、次回はこの袋持参で行こうと思っています。

さすがアウトレットなのでギフトボックス等の用意はありませんでしたが、お店によってはティッシュできれいに包んでくれるところまではやってくれました。

それでは Happy Shopping!




  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2014年11月26日水曜日

コッツウォルズ、ロウアースローターのお食事処

今日紹介するレストランはロウアースローターにあります。
コッツウォルズらしい建物でしょう?

ローマ人が作った幹線道路を挟んで、観光地で有名なボートンの反対側に位置します。
国道から1㎞位の村がロウアースローター村。
更にⅠ.5㎞入るとアッパースローター村。
二つの村を合わせてスローターズとよびます。

スローターズでご飯を食べるなら、お勧めが2軒。

時間をかけた豪華なごはんなら、この間紹介したマナーハウス(リンクします)

さっとカジュアルに食べたいなら(でもイギリスだから1時間は必要)今日紹介するこちらです。

スローターズ カントリーイン(リンクします)

中はカントリー調だけど、簡素です。
私たちは土曜日のランチタイムに行きましたが、テーブルにはいくつも予約済みのしるし。
なので、絶対ここで食べるのなら予約した方がよさそう。

平日のランチは多分それほど混んではいないかも。

ラグビーシャツにジーンズといった軽装で予約なしの来店。
すみません、ロングウェークエンドにお化粧のポーチ持ってこなかったので朝シャワー浴びてそのまま出てきました(笑)

お仕事の時はもうちょっと努力します。


ティムちゃんはフィッシュアンドチップス。
Brakspear beer battered fish ’n’ chips
lemon, tartar sauce and crushed garden peas
£13.95
イギリスでよくあるビアバターです。
ビアバターというのは天ぷら粉を溶くのに、お水の代わりにビールを使うこと。
それで揚げた時にきれいに色づくのと、風味が増します。
カリッと揚がっていて、おいしかった。

タルタルソースはしつこくなっちゃうのであんまり好きではないのですが、ここのは合格。
ピクルスがいっぱい入っていたので、見かけよりもサッパリ系です。
でも基本フィッシュアンドチップスはお酢で食べるのが好きだけど。

私はポークチョップにしました。
Chargrilled pork cutlet
mesclun leaves and house fries
£16.25
ポークはジューシーで量もちょうど。
両方ともチップスが美味しかった。
細いチップスはあまり好きじゃないんだけど、揚げ方なのかおいしかったです。
ここには載っていませんが、ケチャップをもらってそれをつけて食べました。

これ以外にサンドイッチなんかもあります。

この建物のお向かいが地区教会。
それではここから2㎞くらい離れたボートンオンザウォーターまでのウォークは次回。






  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2014年11月24日月曜日

カニを食べよう!

我が家のお料理は70%以上がお肉料理。
だけど魚介類が嫌いなわけではありません。
ただ、食べたいという時にお魚屋さんまで行くかどうかという問題。

イギリスの消費者の平均を見ると、食べ物のお買い物の頻度はすごく低い。

1~2週間に1度。

日本から見ると、きっとありえない数字ですよね。

私たちは平均すると1週間に3~4回お買い物に行きます。

お肉は買い置きしますが、お魚は買ったその日に調理します。

なので、お買い物の日とお魚が食べたい日が合わなければ買わないわけ。

でも、なかなか「あ、おいしいスズキが食べたいな」とか、「鯛が食べたい」とか「今晩は舌平目」という気にならない。

なったとしても、冷蔵庫にお肉の塊があると、ついそちら優先。

お肉の場合はその日に食べなくてもいいという思いがあるので、お店で見ると買ってしまう。


おとといの朝、ティムちゃんが今日のお昼に何が食べたいと聞いてきたので、何となく「カニ」と答えてしまいました。
夜中にニュースでハイアットリージェンシーの火事の話を聞いたからかも。

あのホテルには有名なイタリアンのロカンダロカテリが入っています。
イタリアンレストランで私たちがよく食べるのが、カニとかロブスターのパスタ。

なんだか複雑なようで、単純な動機。

とりあえず、ティムちゃんがすぐにお魚屋さんまで出かけることになりました。


私?

ベッドで11時までゴロゴロしていました。
だって土曜日ですからね。

起きたら冷蔵庫の中にちゃんとカニが入っていました。

ティムちゃんは自分用にドレスドクラブを買ってきました。
これは既に身をほぐして食べるだけになっているカニのこと。
英語で「dressed crab 」といいます。

ティムちゃんはこんな風にブラックペッパーをかけてトマトサラダと食べるのが好き。

カニは面倒でなければ自分でほぐすのも楽しいです。
以前に記事にしたかな?

日本みたいな甘い身の詰まったカニもあります。

ティムちゃんはパスタで食べたいと私が言ったので、既にほぐした身だけのパックを買ってきてくれました。

これがお昼ごはんの材料。
カニの身、ほぐしたもの
チェリートマト5~6個
チリ小1本
玉ねぎ1/4みじん切り
レモン半分
極細パスタ120g

これはパスタ用のお皿。
数年前に桃太郎君がクリスマスプレゼントに作ってくれたもの。


作り方です。

まず、大きなお鍋でパスタを茹でます。
茹で上がる4分くらい前にフライパンにオリーブオイルを入れて玉ねぎとチリを入れます。
軽く火が通ったところにチェリートマトを加えます。
そこに茹で上がったパスタを加えます。
この時に茹で汁をスプーン1杯くらい加えます。
私はザルにあけずにお鍋からお菜箸でパスタを加えます。
そうするとちょうどいい量のお湯が一緒に入るから。

以前はザルにあけて、オイルを加えたり、冷水にとったりもしたけど、最近はこっちの方法がお気に入り。

でカニも加えたら、ざっと大きくかき混ぜて、塩コショウしたらレモン汁を加えて出来上がり。
好みでバジルやミント、チャイブなどを入れてもいいです。

こういったお料理に使うなら、ホクホクしたタイプのみがお勧め。
ジューシーで繊維の長いものはちょっと合わないかも。


カニのパスタ。

イタリアンレストランだとリングイーニと合わせることが多い。
ロンドンのレストランだとこの一皿で20ポンドから25ポンドくらい。
おうちだと半額で食べられます。
ぜひどうぞ。



  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2014年11月22日土曜日

Upper Slaughter のおうち

イギリスの田舎に住んでみたい人にお勧めの物件。
今回私たちが滞在したコテージを紹介します。

外観はこんな風です。
車はおうちの横にこんな風に停めます。
スペースは1台分のみ。

ホテルもいいけれど、コテージのいいところは居住空間。

暖炉に火をともしたり、

自分でご飯を作ってみたり、

やろうと思えばスコーン作って自家製クリームティー。

もちろん何にもせずに毎回お外ご飯も可。
なんたってお向かいはミシュランの星付き高級マナーハウスホテルだし。

ということで暖炉。

到着した時はマッチで火をつけるだけに準備されていました。
 毎晩暖炉を見ながらくつろぎました。
薪は十分用意されていました。
これが火の灯っているとき。


お次はキッチンです。
そんなに大きくないけれど、一通りの設備は整っています。
オーブンが使いやすかった。
冷蔵庫は小さめ。

ティムちゃんがローストビーフを焼いてくれました。
お肉はバーフォードのお肉屋さんで買ってきました。
 調味料はおうちから持ってきました。
でも必要なら車で5分くらいのところにスーパーマーケットがあります。
2マイルくらいだから、歩くと30分弱かな?


寝室は全部で3つ。
これは一番広いお部屋。

バスルームは2つで、ひとつはシャワーのみ。
もう一つにはバスタブがあります。

Wifi 完備なので、ネットは問題ありませんでしたが、携帯は繋がりにくかったので注意。

ウェルカムパックは、
食パン(スーパーで売っているもの)
ミルク
オレンジジュース
バター

別にコーヒーと紅茶は用意されていました。

去年かおととしに紹介したサウスロップのおうちの方(リンクします)が高級感がありました。
でもこっちの方が少し安い。

興味のある人はウェブサイトをどうぞ。









  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。

2014年11月20日木曜日

コッツウォルズ、お勧めの村 Lower Slaughter

少し霧がかかってロマンティックでしょう?

先週末に滞在していたコッツウォルズの写真です。

このブログを読んでいる人は「ステキなところに行って、おいしいものを食べる」のがガイドのお仕事だと思っていることでしょう。

全くその通りです(笑)


でも、ご案内する場所すべてが私のお気に入りというわけではありません。
お客様用で、自分ではそんなに好きじゃない場所っていうのももちろんあります。

逆に観光コースには入っていないけれど、実はステキなところというのも。

そういった場所はプライベートでも訪れます。

例えば今日ご案内させていただく「Lower Slaughter」
ここは大型バスは入れません。
小型バスも「用がないなら」入れません。

「用がある」というのはホテルに予約があるかということ。

つまり写真休憩のみの団体様お断り。


 でもそれがいい。


私たちはこの隣村「Upper Slaughter」から歩いてアプローチしました。
途中の景色はこんな感じです。
小川沿いの 小路もあるんだけれど、雨の後だったので道路を歩きました。
 村にあるのは民家と地区教会とホテルが2件。

写真を撮ったり、スケッチをしたりするのにもってこい。
 もうどこを見ても絵葉書みたい。
 そして、自分以外に観光客がいない…

これって、書きながらすごく身勝手だなぁと思ってます(笑)
でもコッツォルズでよくご案内する場所って本当に人だらけ。

こんなひなびた村をお散歩して、ホテルでゆっくりお茶っていうのが本当のコッツウォルズなんだけど。
以前はバイブリーもこんな感じだったんだけど、今は大型バスがずらり。
村は美しいままでも、何となく雰囲気が変わってしまう。

最近コッツウォルズに行くときは大型バスが入れるかどうかで村を決めています。

ただ、お買い物したいって言われたらアウトだけど(爆)





  ロンドン情報ランキングに参加しています。
よかったら、クリックして応援してください。
にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村
コメントは承認制なので反映に時間がかかります。