2014年6月21日土曜日

観光地、バースのおすすめレストラン

優雅なジョージ王朝の街、バースでお気に入りのレストランを紹介します。

上の写真はバースのポンプルームというレストラン。
有名なローマ浴場跡博物館の建物の中にあります。
ここは観光客がいつも横を通るので、落ち着いてランチできません。
見るだけで、食べるのは別の場所をお勧めします(笑)


さて、バースの観光で人気のあるロイヤルクレッセント。
この真ん中にあるロイヤルクレッセントホテルのレストラン。


量も多すぎないし、丁寧なサービスでいつも満足。
ただ、サービスはゆっくりだから、急いでいる人にはお勧めしません。


まず、飲み物を楽しみながらメニューをじっくり吟味します。

そしてはじめはアミューズ。
今回は初夏のメニューということで、さわやかな色合い。
エンドウ豆の入ったヴィシソワーズ。


 これは前菜、カモの卵です。
Duck Egg at 63c, Artichoke, Summer Truffle, Pata Negra Ham, Cep and Leek
 低温でゆっくり火を通してある卵にトリュフがあしらわれています。
揚げパンが添えられているので、卵に絡めていただくと美味。


こちらは同じく前菜のスモークサーモン。
Hay Smoked Loch Duart Salmon, Parsley Cream, Radish, Samphire, Salmon Caviar
 イギリスでは定番の前菜だけど、こんな風にサラダ風に出されると新鮮。

こちらも前菜でトマト各種。
Heritage Tomato, Feta, Red Onion Cigar, Olive, Chilled Tomato Consommé
トマトをいろいろ工夫して出しています。
トマトのコンソメまであって、楽しめる一品。

どの前菜もとてもきれいに盛り付けられていて、食事が楽しい。
これは何かしら、なんておしゃべりも弾みます。


お次はメインコースです。
こちらはタラ。
Roast Pollock, Salt Cod, Peas, Broad Beans, Brown Shrimps and Marjoram in Duck Fat,
Parsley Puree
 2種類のたらを調理してあって、マッシュポテトとパセリのピューレでいただきました。
丘ひじきやそら豆がちょっとあしらわれて、きれいなアクセント。


これは豚肉料理。
Roast Loin, Braised Belly, Pork Cracker and Stock Cube, Leeks, Sage Polenta, Compressed Apple
ローストされた腰肉や、じっくり火を通したバラの部分などいろいろ楽しめるお料理。
リンゴもポークもサマセット州(バースのあるところ)の名物です。

そしてこちらはスペルトのリゾット。
Creamed Thyme Spelt, Red Chard, Heritage Carrots, Sherry Jelly, Walnut Vinaigrette
これがなかなか評判が良かった。
やっぱり食べたことのない触感というのがポイント高かったみたいです。

スペルトは古品種の麦です。
最近注目を浴びるようになった素材で、確か前に記事にしたような気がします。


スーパーマーケットで見かけて、早速リゾットを作った時のレシピです。

ちょっと長くなってきたのでデザートは写真だけにします。
イギリスの定番、チーズの盛り合わせ。
 こちらは季節のいちごをふんだんに使ったデザート。
Lavender Crème Brulee, Gariguette Strawberry Salad, Strawberry Curd and Crisp, Lemon Balm

こちらのランチメニュー、お値段は以下の通り。
Three Courses £ 27.00, Two Courses £ 23.00
コーヒーや紅茶を頼むとちょっとお菓子が付いてきます。
Selection of Teas & Coffees with Petit Fours £ 5.00
(All prices are inclusive of VAT)






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