2014年5月22日木曜日

アガサクリスティーのおうち


素敵なおうちでしょう?


あのアガサクリスティーが家族のために買ったおうちです。

これまでトーキー(デヴォンの港町)にあると思っていたんですが、調べてみたら、今滞在しているBrixham から10分ほどのドライブ。

そこで、早速ティムちゃんに連れて行ってもらいました。

ここはナショナルトラストが管理しています。
駐車場は予約制。

本当は朝一番に来たかったんだけど、駐車場の予約の関係で午後になってしまいました。
ここに書いてある通り、毎日あいているわけではないので注意が必要。
敷地はかなり広くって、駐車場からお家まで15分くらい歩きます。


でも歩きたくない人たちのためにシャトルがあります。
ただ、乗用車なので、一度に3人しか運べません。

途中にシャクナゲやハンカチの木が目を楽しませてくれます。
アガサもここを歩いたのよね~なんておしゃべりをしながら、お散歩も素敵です。

お玄関から一つ目のお部屋にはアガサが子供の時の肖像画。
この絵はどこかで見たことがあります。
もしかしたら、自伝の中に収録されていたのかも。

どのお部屋にもアガサにゆかりのものがいっぱい。

これは、彼女の寝室。
小さいベッドは夫マックスのものです。

遺跡の発掘などの時に使っていた簡易ベッド。
寝心地が気に入って、グリーンウェイに持って帰ってきたそうです。

これは、寝室のお向かいにあるトイレ。
ということは、アガサも使っていたもの(?)

トイレットペーパーがアンティーク!!
ふつう、トイレは見てもペーパーを見ることは少ないので、これは面白かった。
使い心地悪そう(笑)

余談だけど、数年前まで、ロンドン塔の駐車場のお手洗いもこんな紙だった(笑)
ロール状ではなくて、10x15㎝くらいの折り畳み状。
あまりにも不評だったため、今は普通の紙に代わりました。


お部屋の一つで、なぜか、ハリーポッターのマフラーを発見。
なぜこんなところに???


係りのおばさんに聞いたら、アガサのひ孫がハリーポッターのファンだから。
ま、それも味わいのうち。


これは一家のダイニングルーム。
孫のマシューの記録によると、執事とか、コック、家政婦など、たくさんの召使いがいたらしい。
特にコックはとてもいい腕で、お誕生日のメニューなども展示されていました。

おいしいお料理が作られたキッチンではお食事をとることもできます。
本当はここでご飯を食べてもよかったんだけど、駐車場の予約が2時半しか取れなかったので断念。


おうちからゆっくり20分ほど坂道を下っていくとダート川に出ます。
そのわきにbはボートハウス。
中を覗いたら、死体がありそうで、ちょっと怖かった(笑)

アガサが生まれて育ったおうちはもうなくなってしまったそうです。
彼女はロンドンにもいくつかおうちを持っていました。

ロンドンのおうちについては以前に記事にしました(リンクします)

デヴォンに来るならぜひ立ち寄るといい場所です。



追記

ドイツのブログ友達Phary さんからの質問の答えです。
お手洗いは水洗でした。
お水のタンクの上に窓からの明かりがさして見づらいかもしれません。





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2 件のコメント:

phary さんのコメント...

どうしてもおトイレに反応してしまう私。

みきさん、このおトイレは水洗ですか?見たところ水を流すためのボタンも紐もないようですが。
下が戸棚のようになっているから中に便器を置くタイプかしら?

miki bartley さんのコメント...

Phary さん、こんにちは。
写真を追加しました。ご覧いただけるように、水洗のタンクがあります。見た目は古いのですが、システムは今とそれほど変わらないみたいです。