2014年3月29日土曜日

ブラックウェルハウス

きれいな景色でしょう?

湖水地方のブラックウェルハウス(リンクします)からの眺めです。

このお屋敷は100年ほど前にマンチェスター財を成したホルト卿が造らせました。
何で財産を作ったかといえば、ビール(笑)


なんでも機械で型どおりに作った、ビクトリア時代に反抗したアーツアンドクラフト様式です。

これは、お玄関からすぐの大きなお部屋。
今でいうオープンプランの作りです。
階段を上がると、中二階に小部屋があるでしょう?

こういったお部屋は吟遊詩人たちが音楽を奏でた部屋を模しています。
アーツアンドクラフトというのは、工芸の美しさや楽しさを形にした時代。

いたるところに細かな細工があって、それは本当に美しいのです。

このお部屋のあちこちにも石の彫り物があったりします。

ホルト卿の家紋にはナナカマドが含まれているので、それをかたどっています。
別れた葉っぱとともに、実がなっているのが上半分に見えます。

その下にはかわいらしいお花。


これも同じお部屋の飾りです。

今ではずいぶん色褪せてしまいましたがクジャクの羽の見事なこと!

本当にどこを見回しても作った職人さんの「どうだ?」という声が聞こえてきそう。

季節にも拠りますが、ここはまだそれほど団体客が来ないようです。
ゆっくりとお屋敷全体を鑑賞するのをお勧めします。

観光の時間は1時間は必要です。
そのあとはゆっくりカフェやクラフトの売り場を覗いてみてください。

カフェでホルト卿のビールを飲むのも忘れずに(笑)


これ、雨が今にも降りそうな曇り空なんだけど、それでもきれいでしょう?







***お知らせ***

英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。
   

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