2012年8月22日水曜日

マロウの詰め物

 今日紹介するのは夏らしいメニューです。
材料がみんな安いので、経済的な一品。

マロウは、ウリのなかまです。
縦に半分に切ると、こんなカンジ。
私は日本のウリをお料理したことがないので、違いは分かりません。
 スプーンで簡単に中身をくりぬくことができます。
何となく、中心の部分はもっさりしたカンジでした。
 そのくぼみの部分に、詰め物をします。

これは、牛ひき肉を300g、
たまねぎを半分みじん切り、
にんにく2かけをみじん切り、
チリを1本みじん切り、
ホースラディッシュ(西洋わさび)を大匙1杯、
クスクス(そのまま)で大匙2杯、
おしょうゆ大匙1杯、
塩コショウを全て混ぜたものです。
ハンバーグだねみたいなものなので、他にもお好みで何を入れても良さそう。
 アルミ箔に包んで、トレイに入れて180℃のオーヴンで1時間ほど。
アルミは後で開けやすいようにしておきます。
こんな風に開いて、チーズを乗せたらまたオーヴンに戻すから。
温度を200℃に上げて、チーズにこんがり焼き色がついたらできあがり。
私は20分くらい焼きました。
 付け合せには、ワイルドライスをストックで煮たものに、グリーンピースとにんじん。
 ひき肉の種は、他のものにも詰められます。
パプリカとか、ポータベロ・マッシュルームとかでも美味しいと思います。

ティムちゃんはペロッと食べちゃいましたが、私は半分でおなかいっぱい。
多分日本人用なら、マロウ1本で4人分。
ワイルドライスも美味しかったけど、もっと軽くしたいなら、サラダなんかでもいいと思います。

2012年8月19日日曜日

2012/13 シーズン開幕

きのうフットボールのプレミエリーグ開幕、アーセナルの初戦に行ってきました。
対サンダーランドです。

クラブクラスの席を取りました。
ティムちゃんと二人分で160ポンド。
やっぱりアーセナルのチケットは高いです。

普通の席とクラブクラスの違いは、大してありません。
プログラム(普通は3ポンド)がタダなことと、ハーフタイムのビールがタダなことくらい?
どうせ、私はワインしか飲まないので、そっちは関係ありません。

エリアに必ずといっていいほど有名人がいるので、そういったことが好きな人にはいいかも。
昨日は有名シェフのエインズリー・ハリエットがいました。
シャツの名前がリゾットなのが笑えます。
誰かにプレゼントされたのかな?


それよりも、普通のクラスのバーは、ハーフタイム終了後に閉めてしまいます。
だから、試合が終わった後は、まっすぐスタジアムを出ないといけません。
そうなると、エミレイツからの、駅に向かう混雑に巻き込まれてしまいます。
エミレイツには6万人以上収容できるわけで、周辺の交通は規制されて、道を渡る箇所なども、勝手には決めることができなくなります。
駅の中の混雑を避けるために、長い間入るのを待たされたりもします。


クラブクラスのいいところは、バーエリアがそのまま開いていること。

試合の後も、テレビやビデオを見ながら、飲み物を楽しむことができます。
周辺の混雑が収まった頃を見計らって、スタジアムを後にすればいいのです。
今季のアーセナルは、主力だったヴァンパーシーがマンUに移籍したのでちょっと心配。
おとといお客様と香川のシャツを買いに行って見つけた、ヴァンパーシーのシャツ。

香川がパスをして、ヴァンパーシーがゴールを決めたりするのかなぁ。
でも、昨日の試合を観ていて思ったのは、ソンが抜けたことの方が大きいってこと。
彼は、バルセロナに移籍しました。
ゴールを決めるよりも、中枢でパスをまわす、ゲームメーカーの存在。

ファブリガスもそんな存在だった。
毎年、いい選手がポロポロ抜けちゃうアーセナル。
今年はポドルスキーとジルーとカゾーラが入ったけど、どうなるかちょっと心配。
ウォルコットもなんだか先行き怪しい。

ミヤイチはボルトンから帰ってこないまま、ウィガンにローンだし。
今季は何位で終わることになるのかなぁ。

2012年8月16日木曜日

A レベル

今日は、久々のお休み。
3週間以上、毎日、朝早くから夜遅くまで、お仕事が続いていました。
こんなにコンスタントに働いたのは、10年ぶりくらいじゃないかなぁ?
ブログも更新どころか、見る暇もなかった。
お休みの今日は、ゆっくり朝寝坊をして、のんびりしようと思っていました。
それなのに、今朝も早く起きました。
なぜかというと、桃太郎君の学校に、A レベルの結果を受け取りに行ったからです。

イギリスの学校では、10歳、16歳、18歳で受ける、全国統一試験があります。
18歳のものはA レベルとよばれて、大学に進学の際に必要になります。
普通は3から4教科を受験します。
教科によっては試験だけではなく、コースワークになっているものもあります。

桃太郎君は、将来、芸術関係に進みたいので、アートを勉強していました。
アートはコースワークの採点が大きな教科のひとつです。
結果はA スター。
他にもビジネススタディーとか、英語、心理学などを受験。
いずれも満足な結果でした。

当の本人は日本でホリデーですから、早速結果をスキャンして送りました。
今、スカイプで話し終えたばかり。
気胸のために、GCSE(16歳で受ける試験)の直前に入院していたり、今回のコースワークでも、2ヶ月の入院のために、思うように勉強できなかったことを考えると、本当に大満足の結果です。

「折角プライベートの学校に行ったんだから、将来はリーダーシップの取れるような分野で活躍させれば」という意見をしてくれる人も周りにはいるのですが、私たちは本人の好きなようにさせるつもりです。
私もティムちゃんもラッキーなことに、自分の好きなことを職業にしています。
桃太郎君にも、やりたいことで生活できる人間になって欲しいと思っています。

簡単に言えば、朝起きることが楽しい生活。
人生は一回しかないんだから、イヤなことを我慢しながら生活するなんて、もったいない時間の使い方はしてほしくありません。
結果、貧乏でも、それはそれ。
そんなボヘミアンなアーティストになるのも、いいかなーと思います。

2012年8月2日木曜日

ロンドンの日本

 美味しそうでしょう?

ロンドンはオリンピック真っ最中。
私もこの期間中は毎日お仕事です。

日本から、選手の応援に来られている方々や、選手のご家族。
また、オリンピックのスポンサーの企業やそのお客様など、バックグラウンドはいろいろ。

こういった機会に、日本を知ってもらおうというイベントも盛りだくさんだし、
イギリスにお越しの日本人のためのホスピタリーティーも万全です。

「2020年には、東京でオリンピックを」ということで、
JOC(日本オリンピック委員会)もがんばっているみたい。
日本選手の情報や競技のアップデイトもJOCのウェブサイトで見ることができます。
イギリスのオフィシャルのサイトから、日本選手の情報を探すのは大変です。
特に携帯の小さな画面なので、すごく役に立っています。

また、メイフェアーには、JOCのスポンサー企業が出展もしている、
JAPAN HOUSEという場所が用意されています。

中はホスピタリティー用のラウンジや、記者会見のできる場所も用意されています。
東京オリンピックを是非、なんていうコーナーには、開催予定地の情報などもありました。
一番上の写真は、そこで用意されていた軽食。
とっても美味しかった。

建物の外観はこんな風。
この回りはIOCのオフィシャルの人がたくさん泊まっていて、警備が厳重。
パスのある車しかアクセスできません。
 ロンドンに住んでいるアルバイトっぽい女の子達がたくさん中でお手伝いしていました。
日本人以外の人も来るようで、ラウンジに「ナンチャッテ着物」が置いてありました。
着せてくれて、写真も撮ってくれます。
お客様が「みきちゃん、着せてもらえば?」って仰るので、
はい。
着替えをするわけじゃなく、自分が着ている服の上から着せてもらうので、太ってます。
なんだか、言い訳っぽい?
襟のところからワンピースの襟ぐりが見えてるし、ストッキングもはいているの分かる(笑)?

所変わって、こちらはロンドンアイの乗り場横。
日本の酒屋さんが出店していました。
サッカーの中田選手が選んだお酒のバーですって。
 このお酒はJALのファーストクラス用に造っているんですって。
だから、市場には出ていないそうです。
美味しかった。
JAPAN HOUSEは招待客のみなんだけど、こちらは一般の人も立ち寄れます。
日本酒が好きな人は、是非どうぞ。
8月11日まで、ロンドンアイの乗り場の脇(テムズ川沿い)です。