2011年7月22日金曜日

バッキンガム宮殿の一般公開

今日は明日からのバッキンガム宮殿の一般公開に先駆けて、ガイド用のプレビューがありました。
ゲストを一人連れてきてもいいということだったので、ティムちゃんと一緒。

バッキンガム宮殿は、夏の約2ヶ月間、公用のお部屋の一部を公開しています。
以前にも、ブログの記事にしました
ただ、毎年、少しだけ内容が変わるので、こういったプレビューはなるべく行くようにしています。
今年はなんといっても、ロイヤルウエディング関係のものが目玉です。
たくさんのガイドがいて、宮殿の正面のほうまで行列が連なっていました。
門の中でいったん待機です。バッキンガム宮殿へ入る時には、エアポートスタイルのセキュリティーチェックを受けます。
それを待っている間。
退屈なので、ティムちゃんに写真を撮ってもらいました。
だって、今日はお客様と一緒じゃないし、観光客みたいなもの(笑)この先は写真は禁止なので、本物を見に行ってください。

いつも、勲章授与式で使われる大きなお部屋があるのですが、そのお部屋の真ん中にケイトさんのウエディングドレスが飾られています。
デザインした、アレクサンダーマックイーンのデザイナー、サラ・バートンがキュレーターの質問に答えるという形で、ウエディングドレスの細かな説明をする映像が、同じ部屋で繰り返し流されています。
ケイトさんとの細かな打ち合わせの話などが聞けて、結構面白かった。
やっぱりそういった説明を聞いてから、本物を見るとよくわかります。
レースの細かさから、ドレスのすそ、ベールとの相性など。
ダイヤモンドのイヤリングも展示されていました。
ブーケはレプリカ。
でも小さなケースなので、近くでよく見ることができます。

びっくりだったのはウエディングケーキ。
これ、絶対に入場したお客様から「本物?偽物?」って聞かれるだろうなぁ・・・。
答えは両方!!
8段重ねなのですが、上の3段がレプリカです。
つまり半分以上は本物。
私もイギリスで結婚したから知っているんだけど、イギリスのウエディングケーキってお酒やドライフルーツがいっぱいで、腐らないケーキなんです。
もちろん食べたり配ったりするので一部は無くなります。
それで上3段がレプリカというわけ。
一番下の段にはちゃんとケーキカットの後が残っていました。
写真が撮れなくて、本当に残念。

1時間ちょっとで外に出ると、カフェがあります。ちょっと見にくいかな?
これはメニュー。ティムちゃんにアイスクリームを買ってもらいました。
3ポンド。
私ここのアイスクリームが好き。
イチゴ味がお気に入りです。お庭にはおみやげ物屋さんもあります。
今年のお勧めはやっぱりウエディングケーキかな?
もちろんこれはレプリカだけど、ケイトさん達がどんなものを食べたか、ちょっとは想像できるかもね。少し重いけど、長持ちします。
フルーツケーキと書かれています。

実は今日、ちょっとしたハプニングがありました。
私たちが宮殿の中に入ってしばらくしたら、先に進めなくなってしまったんです。
なんと女王様がケイトさんと一緒にプレビューに来られていたんですって。
予定よりも長めにご覧になられていたので、私たちが待つ羽目になりました。
担当の係りが、「ごめんなさいね、想定外のことなので。しかも相手が相手ですから、急いでとはいえないので」
それはそうでしょう。

一般公開は7月23日から10月3日まで。
公式サイトをどうぞ

2 件のコメント:

かんとく さんのコメント...

Mikiさん
今年は是非、バッキンガム宮殿行ってみたいと思っています。Queen's Gallaryとか是非見てみたいし。

miki bartley さんのコメント...

かんとくさん、おはようございます。
バッキンガム宮殿、所要時間は2時間くらいみておいて下さい。
出口はハイドパークコーナーとヴィクトリアの中間くらい、裏庭の側です。
おみやげ物屋さんと出口の間にアイスクリームのスタンドがあります。

絵画は本当に観ごたえがあります。
フェルメールもありますよ。

それから今年はファベルジェ展がすばらしいです。
ヴィクトリア女王からチャールズ皇太子までの、ファベルジェのコレクションです。
ぜひお楽しみください。

去年は英国連邦を訪問された女王陛下の衣装というテーマで、彼女の若かりしころのドレスの展示なんかを興味深く見せてもらいました。
やっぱり毎年同じじゃ芸がないというので、宮殿側も工夫しているみたいです。