2011年7月13日水曜日

これ、キモチ悪い?

タイトルそのままです(笑)
こういうの苦手な人にはごめんなさい。
デモね、私も生まれて初めて触ったんですよ。
もちろんお料理したのも初めて。

レシピを探す時にネットでみたら、日本では普通のスーパーマーケットで真空パックになったものが売られていると書いてありました。
本当?
ロンドンでは「スーパーで普通に」売られていません。
フランス人が多い地域のお肉屋さんとかで、以前見かけたことがありましたが、やっぱり気持ちワルーイと思いました。
フランス人のお友達は、煮込んでゼリー寄せみたいにするって言ってました。
でもお肉屋さんの表には出ていなくて、彼女が注文すると、いつも奥から出してくれるそうです。

そんな「Pigs' trotters(豚の足)」ですが、最近「安くて栄養があるグルメ食材」みたいな扱いで、なんとウエイトローズで、ごくたまにですが見かけるようにまでなりました。
で、つい、好奇心に負けて、買ってしまったのです。
2本で約1kg、1.5ポンドしかしませんでした。

ところがお料理どころか、食べたたことさえないので、一体どうすればいいのかわかりません。
で、ウェブでいろいろ検索すると、
1、スープにして、足そのものは食べない
2、よく煮てゼラチンを溶け出させて、骨を外してテリーヌにする
3、よく煮て冷やして薄切りにして食べる
4、中華風の味付けで、温かいものを食べる
この4つがよくある食べ方のようです。
1は、ちょっと折角のPigs' trotters が見えなくなっちゃうのでダメ。
2は、面倒なのでちょっとね。
3は、やっぱり見た目がキモチワルそうなので、勇気が出ませんでした。
そこで4でがんばってみることに(笑)

初めての食材なんだから、他の人のレシピどおりに作ればいいんだけど、正確さにはどうせ欠けるので、自己流で作ってみることにしました。

これはお鍋に入れたところ。
とりあえず始めは茹でこぼしたほうがいいみたいなので、しょうがとおねぎを入れてみました。沸騰して5分ほどで、足を取り出して流水できれいに洗います。
煮汁は中身も全部捨てました。

次に大きめのお鍋に足を移して、出し昆布をひいて、おねぎ、しょうが、八角、クローブ、ブラックペパー、唐辛子、お砂糖、おしょうゆを適当に入れて、沸騰させて、あくを取ったら蓋をしてコトコト煮込みます。5時間くらい弱火で煮た後に、ふたを取って少し煮詰めたらこんなカンジ。皮とゼラティンの部分を食べました。
でも骨も多いし、食べにくいので、人前ではちょっと食べたくないな。
面倒でも、お料理の途中に骨を外す「テリーヌ」の方がスマートだと思いました。

ティムちゃんも、桃太郎君も、私がキッチンを実験室に使うのは黙認してくれていますが、今回はかなりキモチ悪がっていました。
鳥のガラなんかは平気なくせに、やっぱり足はインパクトあるみたいです。
また作る?
明日のお肌の状態で決めようと思います。
もし、お肌ぴかぴかとかだったら、手間をかける価値があると思うけど、そうでなければ手間の割には味は普通。
手羽先とか、中華の鳥の足をレストランで食べれば十分だというのが感想。

2 件のコメント:

phary さんのコメント...

ブーブーさんの足はおドイツでは普通にスーパーとかで打っています。それどころか目玉をくりぬいた子豚の頭も。ミュンヘンの胃袋ビクトゥリエンマルクトには子豚の足や頭がピラミッドのように積まれて売っています。
→http://phary.blog41.fc2.com/blog-entry-894.html
私はまだ買ったことがありませんけどね。頭なんてどうやって料理するのかしら?

miki bartley さんのコメント...

Pharyさん、こんにちは。
このリンクの記事、何で見逃していたんでしょう。読んだ記憶がありません。
この日付なら、すでにPharyさんのブログはよく読んでいたはずなのに。
頭はイギリスで見たことはありません。
ゼラチンがいっぱいなので、フランス料理のお店でテリーヌの材料になっているのは知っていますけど、自分で触る勇気はないです。
丸焼きなら(スペイン料理などで)レストランで出てきます。
あれはおいしいので、目を合わせないようにして食べます(笑)
というか、イギリスでは普通目は閉じていて、まつげしか見えませんから、目玉が中にあるかどうかは知りません。