2011年6月11日土曜日

カプリ島のお勧めウォーク

カプリ島の一番の魅力は、なんといってもその美しさだと思います。
今日はそんなカプリ島の自然を楽しむことのできる、ちょっとしたお散歩を紹介したいと思います。

小さな島だとはいえ、私達はまだ、カプリ島に到着して1週間半。
今回紹介するところ以外にも、きっとたくさんのウォークがあると思いますが、とりあえず食べ物以外の記事も書いておかないとね(笑)
上の地図はお散歩の途中に見つけたもの。
左下の部分を拡大したものがこれです。地図上に、赤で「A」と印をつけたのは、アナカプリと青の洞窟のちょうど中間地点にある「ダメキュタ」という名前のバス停です。
ここからウォークは出発します。

バス停の脇から細い道が2本出ています。
1つは上り坂で「レストランがこの先250mにあります」という黄色い嘘の看板が出ています(笑)
何で嘘かって言うと、実際はその3倍はあるから(爆)
もうひとつの道は「ヘリポートはこちら」「遺跡」の2つの看板が出ています。
そっちに入ってください。

1分くらいで、左手に展望台みたいに張り出した部分に出ます。
その脇の階段を、とりあえず、ずーっと、ずーっと、ずーっと降りて行きます。
正直、ひざに支障のある人には向かないウォークです。
でも、きついのは、多分この階段だけだと思う。
これがクリアできれば、後はそんなに大変じゃありません。
これ、階段のごく一部です(笑)そしてこれが階段の終わり。赤く「B」って地図に書いてあるところ。この地点から北に向かって(地図上では左に向かって)どんどん歩いていきます。
この辺りの景色はこんなカンジ。きれいでしょう?
どこを見たってステキです。
これは、地図上で赤く丸で囲んだ、右手の遺跡です。この遺跡の脇には、タイルにこの場所の歴史なんかがきちんと書かれています。
イタリア語と英語。
写真はクリックすると大きくなるので、読んでみてください。
ナポレオン時代にイギリス軍が作ったものだけど、元はサラセン人の侵入を防ぐための、1000年以上の歴史のある砦でしたこれって、水かなんかを流したのかなぁ?お部屋の仕切りなども、地面の様子でわかります。こういった壁を見ると、さすがに要塞らしい。
石が豊富なところだから、当然石造り。一通り見たら、また、崖のお散歩に戻ります。
歩きながらの足元は、ほとんどこんな崖のふちです。こんな風に歩きやすいところばかりではありません。こんな風に全然道っぽくなかったりするんだけど、もうカプリの地図に出てくる「道」が「一般常識の道」とはサイズの桁が全く違うことに慣れたので、不安にもなりません(笑)所々でその辺りの草花に関する情報が、きれいなタイルで説明されています。渡り鳥や、この地方独特の鳥の説明もあります。鯨も見えるんですって。
ちゃんと説明を読まなかったけど、季節とかもあるかもね。とにかく歩きやすい靴で行くこと。
出来ればウォーキングシューズの方がいいかも。
私は普段から歩くほうなのですが、今日はちょっとふくらはぎの辺りがタイトです。
写真の好きな人、自然の草花に興味のある人にはもってこいのウォークです。
地図上、赤で「C」と書いてあるところからバスの通る道につながります。
すぐ横にバス停がありますから、そこからアナカプリに戻ってもいいし、青の洞窟まで歩いても10分くらいです。

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