2010年6月9日水曜日

サリーラン

昨日は温泉で有名で、お風呂(バース)の語源にもなった、バース(BATH)に行きました。
この建物は、バースの中で一番古い建物(だそうです)サリーランのお店です。

昔ここに、サリーランという人が住んでいて、名物料理を出していました。
あまりにも有名で、周りに住んでいる人だけではなく、遠くからも食べに来る人がたくさんいたそうです。
いつの間にか、サリーランの名物料理は「バースバン」と呼ばれるようになって、なんと今でも同じお店で食べることが出来るのです。
当時(17世紀)のオーブンなんかも展示されている、博物館が下で、上はレストラン。

それではバースバンとは何か、というと、柔らかめの軽いパン。

なーんだ、って言わないでください(笑)
300年前のイギリスでは珍しかったんです。
サリーランはフランスから亡命してきた人だったので、きっとイギリスにはない、エキゾチックな食べ物って感じだったんでしょうか?

ここではこのバースバンに、いろんなものを乗せて出してくれます。
例えばベーコンとサラダ、とか。
こんなカンジです。柔らかいパンの上にサラダとお肉が乗っているだけなんですけどね。

これ、直径が20センチくらいあるので、出てくるとびっくりかもしれませんが、意外と軽いので全部食べてしまえる量です。
このお店はとても小さいので、お昼ごはんの時間にはいつも行列。
それでも名物なので、バースに来られたら、一度はどうぞ。

2 件のコメント:

Rottenmeier さんのコメント...

ベーコン好きなので思わず写真に引き寄せられてしまった。ああ、明日はベーコンエッグでも作ってベーコンたべようっと。

miki bartley さんのコメント...

ロッテンマイヤーさん、こんにちは。
へぇー、ベーコンがお好きなんですか(意外)
ベーコンを焼いている匂いって、いいですよね。
お休みの日に、お昼頃まで寝ていようかなって主っても、キッチンからこの匂いがすると、起きてしまいます。
つくづく、食い意地がはってるなぁ、って実感する一瞬です(笑)