2010年3月20日土曜日

鍵穴手術


桃太郎君は気胸の処置に少し反応を見せたものの、良好な結果が得られないということで、手術を受けることになりました。
そこで、この手の手術では定評のある、ロンドンのある病院に移ることになりました。
リッチモンドからは少し距離はありますが、車で3-40分くらい。
無事におととい手術を終えました。

開胸手術ではなく、キーホールサージョリーといわれる手術です。
訳すと鍵穴手術。
小さな穴を開けて、カメラを挿入して、その映像を見ながら手術をします。
全身麻酔なのですが、体への負担が随分軽いので、術後が楽なのがプラスです。
イギリスで、幾つかこれのエキスパートといわれる病院があるのですが、今回お世話になった病院もそのひとつ。

すべて無事に終わったので、来週には退院できそうです。

新しい病院は前と同じ大学病院というカテゴリーですが、大学の格はひとつ(たぶんもっと)上です。
デモね、立地がいただけません。

イギリスでも有名な刑務所のお隣。
だからどうってわけじゃないけど、病院の建物も工事中の部分が多くって、全体に暗い雰囲気です。
とりあえず、刑務所の写真を載せておきます(笑)
BBCのすぐそばです。

そしてね、一番イヤだったのは、駐車場のシステム。
これまでの病院は駐車場に車を入れた時にチケットをもらって、出る時に払うシステム。
今度の病院はペイアンドディスプレイといって,時間分の駐車場代金を先払いして、ダッシュボードのそのチケットを提示するシステム。

もう言わなくてもわかりますね。
初日にティムちゃんは駐車違反の切符を切られてしまいました。
病院側の都合で待たされて、気が付いて追加分を支払うために病棟を出たものの、道に迷って駐車場で車を見つけたときには手遅れ。
この間の切符も、どうやらそのまま払ってしまう雰囲気です。
金運ナシ、ティムちゃん。
でもね、病院の駐車場にこのシステムはちょっと非人道的では?と思ってしまいました。

6 件のコメント:

rosso さんのコメント...

みきさん、ごぶさたしていたら、大変なことになっていたのですね。
桃太郎君はまだ入院中でしょうか?
心配ですね。
前回の記事を読んでいて、男女一緒のお部屋があるなんて、びっくりです。
日本では最近は4人部屋が多い気がします。
昔は6人が普通でしたけど。
どうかみきさんもお体に気をつけてくださいね。
お大事に。

rottenmeier さんのコメント...

手術無事終わって良かった。お子さんの病気はお母さんにとって自分が病気になるよりつらいそうですから大変でしたね。
とにかく息子さん、一日も早く全快されますように。

それにしても、イギリスの病院食、イギリスでは絶対けがや病気をしたくなくなるくらい、食欲を減退させるメニューのようで。
わたしは、無理。

nekonasu ねこなす さんのコメント...

mikiさん、こんにちは。

桃太郎君、心配でしたね。
でももう手術をして大丈夫のようなのでよかったです。
子供の具合が悪いとほんとに心配ですよね。
mikiさんも無理をせずに、体に気をつけてください。
出産のとき以来入院してませんが、病院食はなんだか今もマズそうですね。(笑)

miki bartley さんのコメント...

Rossoさん、こんにちは。
お久しぶりです。
今日退院しました。
今、PS3で遊んでいます。
調子がよかったら、明日からでも学校に行っていいそうです。
ご心配ありがとうございます。

miki bartley さんのコメント...

ロッテンマイヤーさん、こんにちは。
やっと退院しました。
今晩ナニが食べたいか聞いたら「ローストビーフ」ですって。
病院の食事もひどかったけど、病気の時って食べる気力もなくなるみたいです。
入院中は食事の規制がなかったので、かなり差し入れをしたのですが、いつもよりも随分食べなくなってしまいました。
これからはたくさん食べてもらいます。

miki bartley さんのコメント...

ねこなすさん、こんにちは。
イギリスの病院って、イギリスブログのネタにはぴったりですよね(笑)
桃太郎君は早く学校に行きたいみたいです。
GCSEの年なので、本人もちょっと焦っているみたい。
でも学校側からは、特別な処置なども考えているので心配しないように、と連絡がありました。
既にアートの試験は日時をずらす手配が済みました。
こういった配慮は、イギリス、なかなかだと思いました。