2009年9月2日水曜日

ドレスコード

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今日のティムちゃんはお仕事関係のディナーです。
グロブナーハウスという、メイフェアのホテルでのブラックタイディナー。
ここのボウルルーム(宴会場)はロンドン一大きいので、大掛かりなレセプションで使われることが多いのです。
ロンドンのレセプションでテレビ中継されていたら、半分以上の確率でココ。

残念ながら、私はお留守番です。

イギリスはヨーロッパに比べると、ドレスコードが非常にうるさい国です。
最近緩やかになってきてはいますが、レストランによっては貸しネクタイを入り口で出されることもあります。
各レストランは、ウェブをチェックしたり、電話をかけてドレスコードを確かめてからお出掛けします。
イベント物は招待状に必ずドレスコードが書かれています。

例えば今日の招待状には Black Tie の表示。
男性はDJが必要です。
DJというのは、ディナージャケットのこと。
フォーマルスーツ(黒)に蝶ネクタイという格好です。
女性はドレス。
別にロングドレスである必要はないけれど、ある程度の華やかさが求められます。
私はブラックタイの時はキモノを着ることもあります。
でも普通は肩を出したドレスかな?
女性のほうがドレスコードは簡単です。
お昼間の集まりは肩を出さずに夜は肩を出せば、大概OKです。
ドレスの丈はひざ前後が一番融通が利きます。
あまりミニ過ぎると、白い目で見られたり、場所によっては入れてくれない所もあるので注意が必要。

一番厄介なのは「スマートカジュアル」
これって日本の男性は苦手みたい。
「カジュアルだけど、お金は結構かかってますよ」って格好でお願いします。
そんな風に案内すると、余計戸惑う人が多いみたい。
「面倒なので、スーツで行きます」とかって。
「パッと見て、わっ、かっこいいじゃん」みたいにしてください。
なんて言うと、泣きそうな顔になるお客様もいます。
デザイナー物のジーンズにノータイ、ジャケット、そんな感じ?

そういったことを考えると、イギリスの古き良きスタイル「ジャケットが必要です」とか「ネクタイをして下さい」なんて、具体的なほうがありがたいかも。


よく考えてみたら、イギリスという国は制服が大好きです。
小学校も中学校も制服があります。
いきなり大人になって「何を着ればいいか判らない」人が多いんじゃないかな?
大陸の子供たちは小さい頃から私服なので、その点イギリスと全く違います。
ヨーロッパの人たちがおしゃれなのは、そんなところに秘密があるのかも。 ランキングに参加してみることにしました。
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12 件のコメント:

NOMO さんのコメント...

mikiさん、こんにちは。
ドレスコードですかぁ。
日本にいると、パーティもないので、
ドレスコードを気にする機会も無いですねぇ。
日本にいてタキシードを着るなんて、結婚式ぐらいなのではないでしょうか?
でも正装って、いいですよね♪
なんだか今日は特別な日・・・というような気がして。
きっとイギリスの人達は、子供の頃から正装~男性ならタキシード~に馴染んでいるのでしょうね。

昔出張中に、代理店やお客さんが主催するラフなカクテル・パーティがあったので、一応トランクの中には蝶ネクタイを入れてました。
普通のタイよりは、ちょっとお洒落かな?
と思いまして^^

mikiさん、ちゃんと着物を持ってらっしゃるんですね、さすが!パチパチ。
ということは、着付けもできるのですね?
もっともっと自分の国の民族衣装を大切にするべきなのでしょうね。
今度チャンスがあったら、是非mikiさんの着物姿の写真をアップして下さいね^^

maki さんのコメント...

こんにちは。
制服のお話しを聞いて、なるほどと頷きました。
日本もイギリスの真似をしているので、制服で学校へ通いますよね。確かに、大学生になって何を着ていったらいいか悩んだ記憶があります(笑)

イギリスの雰囲気が好きでよく旅行するのですが、好きな雰囲気の1つというのが「あまりイギリス人は派手な服装をしない」ということです。(私の見る限りなんですが)。それぞれに似合う服を普通に着ているだけですし、色合いもあまり派手ではないように感じます。
あまり着る服に頓着しない私には、居心地のいい国です。

のび太 さんのコメント...

こんにちは。
ドレスコートの話が参考になりました。
しっかり勉強しなかれば・・と
痛感しました。
ちなみに私も着物を1着持っています。
しかしめったに着ないので
困っています。(汗)

miki bartley さんのコメント...

Nomoさん、こんにちは。
日本って、レストランに行くときに、何を着ていっても大丈夫なんですよね?
スニーカーとか、ジーンズとか?
イギリス料理のレストランはジーンズで行ったら入り口で断られます。
以前はホテルの朝ごはんでさえネクタイ着用のところがあります。
(幾つかのホテルは、アメリカの資本に変わってから、規則が撤廃されましたけど)
キモノは便利ですね。
話しのネタにもなるので、特に知らない人が多いパーティーの時に着ます。

夏の話ですが、浴衣を着ました。
それは主賓の方をびっくりさせようと思って着たんですけれど、そこに行くまでに鉄道を使ったりしたので、回りの反応が楽しめました。

miki bartley さんのコメント...

Makiさん、こんにちは。
そうですね、大学生になって、何を着ていったらいいか、云々、といった話はよく聞きます。
ファッション雑誌が売れるわけですね。
おっしゃるとおり、イギリス人は保守的な人が多いです。
そこでそれに反発して、ミニスカートやパンクが始まったわけです。
人気のあるヴィヴィアンウエストウッドなんかも元はパンクファッションからはじまりました。
でも彼女の実家はまともな仕立て屋さんだったということです。

いずれにしても、街の中では他の人が何を着ていようが見ないフリをするので、楽といえば楽なところがあります。

miki bartley さんのコメント...

のび太 さん、こんにちは。
一番簡単なのは電話で確認を取ることですね。
もしコードがあれば教えてくれます。
レストランでなければ、招待状に必ず指定があります。
競馬を見に行くときだって、日によればコードがうるさい時があります。
ま、そういったこともお出掛けの楽しみの一つです。

着物はいいですね。
たまに着るからいいんですよ(笑)
着ている自分も特別感が味わえます。

ゆき珠 さんのコメント...

ドイツは、殆どと言って良いくらいドレスコードがありません。
ベルリンのホテル・アドロン以外、本当にないんじゃないのかな?

普段はラフなスタイルでもOKですが、冠婚葬祭でもラフ過ぎるドイツ人が多いんですよ。
でも、私はそれが大嫌いなので、夫には結婚式にはタキシードを着せるし、お葬式にもそれなりの服装で行かせるのですが・・・「どうしたの?って聞かれて疲れるよ」って言います。
でも、あまりにもラフじゃ相手に失礼じゃないかと思うんですよね。
ドレスコードがない分、タイの方は随分遊べるのがドイツの唯一良いところかな?


着物を着ると、交通渋滞とわき見運転が増えるのでやめていたんですが…やっぱり私も着ようかな?

miki bartley さんのコメント...

ゆき珠さん、おはようございます。
ドイツに(殆ど)ドレスコードがないのは知りませんでした!
ブログって勉強になりますねー。
来週オランダとドイツの境目辺りに、お仕事で2泊するのですが、いろいろ見てこようっと。
私も冠婚葬祭にカジュアルっていうのは、ちょっと、と思います。
着物、持っているなら(絶対ゆき珠さんなら持ってると思ってた・笑)どんどん着た方がいいですよ。

Twinkle さんのコメント...

こんにちは。

カジュアルな旅にするつもりでおりましたら、「スマートカジュアル」も「わっ。かこいいじゃん!」って格好が必要なのですね。

夏休みが今頃とれて、家族3人でふらりと出かけるロンドンですが、今、一番困っているのが夕食をとることです。気軽にお食事のできるお店ってどこにあって、どう選んで入ったらいいんだろ。。。

以前、パリに行ったときは、娘もまだ8歳でかわいいドレスもあったし、カシミヤの大判ストールでぐるぐる巻きにしてやったりしたのですが、(夫もおしゃれな格好を持って行ったし、私もドレスアップしたし)子供から大人への微妙な年齢の娘はGパンとジーンズ素材のキュロットとモヘアウールのハイネックのワンピース1着しかない!(いくらなんでもまだ暑いよね)
で、今回はレストランなんぞには入らないつもりでおりましたが、
イギリスっておしゃれの国でしたね...
あーどうしよう。。。

いつも制服生活の娘はドレスコードにひっかからないお洋服がないから、万一のため制服で行こうか?・・・なんて言ってます。。。

miki bartley さんのコメント...

Twinkleさん、ほじめまして。
「スマートカジュアル」はちょっとおしゃれが必要ですが、「カジュアル」はその名のとおり、カジュアルで大丈夫ですよ。
イギリス料理やフレンチ、モダンヨーロピアンはドレスコードがあるものも多いのですが、それ以外は大丈夫です。

カジュアルに英国料理を楽しみたいなら、パブもあります。
おしゃれなレストランでもカジュアルなところはいっぱいありますよ。
このレストランはとってもおしゃれだけど、カジュアルでも大丈夫。
http://www.lecafeanglais.co.uk/
私のブログで紹介しているレストランもカジュアルの方が多いです。
「ロンドンのレストラン」を参考にしてください。

Twinkle さんのコメント...

mikiさん。
早速にありがとうございます!

このLe CafÉ Anglais。いいですね。お値段も手ごろでうれしいです。

ここってパディントンの近く?
もしそうだったら、mikiさんって超能力者だわっ。

宿はパディントンなの。

mikiさんのブログの「ロンドンのレストラン」。もう深夜だけど、出発までに頑張って見なくっちゃ。

ありがとうございます!

miki bartley さんのコメント...

ここはパディントンにも近い、ホワイトリーズというモールの中です。
外の通りから直接入るエレベーターもありますし、モールの中からもアクセス可能です。
楽しんできてくださいね。