2009年5月30日土曜日

新しい包丁

先日2日に亘るお仕事でドーバーにお泊りする機会がありました。
この写真はお泊りのホテルのお部屋から。
海の見えるお部屋でした。日本からのクルーズ船のお仕事で、たくさんのガイドが同じようにドーバー泊でした。
知り合いのガイドとお夕食を食べていると、ティムちゃんからお電話。
「みきちゃん、怒らないで聞いてね。みきちゃんの大切なもの、壊しちゃった」
一体何のことかと思ったら、セラミック包丁を落として割ったということらしいです。

実はもうすでにひびが入っていたんだけど、きっとそこが割れちゃったみたい。
でも折角電話までかけて知らせてくれたんだから、
「アラ、そう」じゃ申し訳ないので、
「えーっ、信じられなーい!!すごく大切に使ってたのに、どうしよう!!!」
と大げさに悲しむフリをしておきました。
「新しいのをちゃんと買ってあげるから、怒らないでね」
ということで、今日、一緒にお買い物に行ってきました。
このセラミック包丁は日本から取り寄せたもので、セラミック包丁は日本にしかないと思っていたのですが、昨日、なんと近所のキッチン用品屋さんで発見。
早速今日のお買い上げとなりました。

セラミック包丁は京セラだけだと思っていたのですが、ここにはフランス製の「セバティエ(Sabatier)」というブランドのも置いてありました。
初めて知ったブランドだけど、ティムちゃんがいうには
「とっても有名で、いいブランド」
らしいので、こっちもいいかもね。

気になるお値段ですが、京セラのものが89.95ポンド、セバティエは55.90ポンドでした。
でもパッケージはセバティエの方が高級感があると思います。
貰ったらうれしいのはこっちかな?

悩んだ挙句、両方買ってもらう事にしました。
だって、全然形が違うんだもん。
割れているのがティムちゃんの落とした包丁。

ところでドーバーに行くときに先輩のガイド、Mさんが手作りのマフィンをたくさん持ってきてくれて、道中いただいたのですが、とーっても美味しかった。
ふわっとして、しっとりして、甘くなくって、上品なお味。
早速レシピを聞いて、昨日作ってみましたが、見た目も味も全然だめ。
Mさんのはブルーベリーがたくさん入っていて、ラップをあけるとすごくいい匂いがしたんだけれど、私のはベチャッとしていて、ブルーベリーの匂いもありません。
おまけになぜか「ヨモギパン」みたいな緑色・・・。
冷凍のブルーベリーを使ったのがまずかったのかな?
とりあえず写真だけ載せておきます。
気が向いたら、今度は別のブルーベリーで再挑戦してみます。

2 件のコメント:

phary さんのコメント...

ふふ、みきさんったら演技派なのね。
ティムさんきっと電話した甲斐があったって喜んでいたかな?
セラミックの包丁が割れるとは意外でした、すごく丈夫なものっていうイメージがあったので。
私はドイツの有名メーカーのもの数本と日本の普通のスーパーで売っている文化包丁を持っていますが、和食が多いので主に使うのは日本製のものです。お野菜とかを千切りにしたりするのはこちらの包丁の形がいまひとつなんですよね。

Miki Bartley さんのコメント...

Pharyさん、こんにちは。

セラミック包丁は、刃こぼれとか、ひどいときには割れることもあります。
瀬戸物と同じ感じです。

今回買ってもらった京セラのものは、菜切り包丁のカタチです。
以前のものは三徳タイプだったんだけど、桃太郎君が割れた包丁の形と、新しい包丁の形がそっくりなことに気がついて、「何で割れた包丁と同じ形のを(新しく)買う必要があったのか」ともっともなことを言っています。

セバティエのものは小ぶりの肉包丁なんですが、使い勝手はこちらの方が上です。
さすが包丁のメーカーだけあって、持ったときのバランスがとてもいいことと、切れ味で満足しています。
ドイツは刃物の有名メーカーが幾つかありますね。
でも千切りとかカツラむきには日本の包丁の方が良さそうです。