2009年1月26日月曜日

桃太郎君の外出


先週末、桃太郎君が初めて大人の付き添いなしでロンドンに行きました。
15歳にもなるのに、今更、と日本の人は思うかもしれませんが、桃太郎君は箱入り息子なので、これまで学校とおうちの往復以外は必ず大人が付き添っていました。
ちょうど1年位前に、道を渡っただけの郵便局に行くのにも不安だったのに、ロンドンなんて鉄道に乗らなきゃいけないのに。

最近仲良くしているシックスフォーマー(第6学年、学校の最上級生)から、一緒に写真を撮りにロンドンへ行こうと誘われて、出掛けることになったわけです。
桃太郎君の学校は11歳、12歳がジュニア、13歳から16歳までがGCSEレベル(中等教育終了)、そして17歳18歳でAレベル(シックスフォーマー、大学進学資格)になっています。
シックスフォーマーは制服の代わりにビジネススーツの着用が認められて、車で通学することも許されています。
学校の出入りも随分緩いので、授業の合間に外へ出ることも可能。
まぁちょっと大人の扱いというわけです。

この冬はロンドンは例年にない寒さで、折角買ってあげた1眼レフのカメラも、おうちの中でばかり使っていましたから、ちょうどいい機会なので、外出の許可に至ったわけです。

ティムちゃんは「まだ子供なのに」という理由でかなり渋っていましたが、説き伏せてやっと承諾させました。
少しずつ自分の力を試させないと、一人で何も出来ない子になってしまうのが心配です。
ロンドンは場所にも拠りますが、リッチモンドからロンドンの真ん中というのは昼間は問題ありません。

桃太郎君は外出がよっぽど嬉しいらしくって、前の晩から着ていくものなんかを用意していました。
当日も何回も持ち物チェック。
お財布の中身もチェック。
「午後6時までに帰ってくるのよ」
と言い聞かせて、家を出しました。

結局桃太郎君が帰ってきたのは8時半。
でも途中から携帯でずっと連絡を取っていたので、心配はしませんでした。
ピカデリーサーカスで「ガザに平和」をというデモ行進を見たこと、デモのために地下鉄の駅がいくつか閉鎖になっていたこと。
週末にありがちなメンテナンスのおかげで、路線のいくつかが運行していなかったこと。
たくさんの出来事を晩ご飯を食べながら話してくれました。
食事の後は腿太郎君のお部屋で、その日撮った写真を見せてもらいました。
ティムちゃんも私もビックリする位、素敵な写真が撮れていました。

4 件のコメント:

ゆき珠 さんのコメント...

やっぱり、箱入り息子さんは違うのね。
一人っ子の兄弟がいるというのの違いもあるでしょうけど。
先週の土曜日のお昼くらいに次男が『友達が車を買うっていうから、一緒に見に行ってくる』って出かけたんですよ。私は州内をグルグル回るのかと思ったら、ネットでチェックしたおいた車を見に行ったそうです。
但し、場所はスイス国境付近。多分、400kmくらい離れていると思います。

桃太郎君の年齢は、うちのちび君に近いので、まだまだ心配っていうのは良くわかります。…兄二人の時には、放置だった気がするけど。

phary さんのコメント...

うちは毎週土曜日に補習校へ行ってたからミュンヘンなんか行き慣れていると思っていたのですが、やっぱり13歳だった末っ子が一人で(といっても友達と)行くとなったときはちょっと心配でした。
こっちのS-Bahn(Sバーン=近郊電車)って、しょっちゅう何かトラぶっていて、そうなると臨時バスが出たり、ほかの線に乗り換えたり、大人だって「え、どうすればいいの?」ってことがしょっちゅうあるからです。
携帯を持つようになってそういう心配が少し減ったかな。とにかく常に連絡が取れる状態というのは安心です。

Miki Bartley さんのコメント...

ゆき珠さん、こんにちは。
桃太郎君だけに限らず、イギリスでは子供に対してとても過保護だと思います。
桃太郎君のお友達も、殆どが自分だけで外出経験のない子ばかりです。
それが急に変わるのが15歳を過ぎた頃。
徐々に慣れさせるのが一番なのでしょうが、そうはいかないようです。
400kmなんてすごい距離ですね。
うちでもそのうちそんな風になるかな?

Miki Bartley さんのコメント...

Phary さん、こんにちは。
やっぱり子供だけだととっさの判断に困るみたいですね。
桃太郎君もリッチモンドまで直通があるはずなのにその線が決行していたので、別の路線を利用したり、機転を利かせるという必要に迫られたようです。
携帯のおかげで本当に安心しました。