2007年9月26日水曜日

アーセナル対ニューカッスル



エミレーツに試合を見に行きました。
ティムちゃんとはヴィクトリアの駅で待ち合わせをしました。
桃太郎君が学校から帰ってくるのを待って、着替えをさせてから鉄道でヴィクトリアまで。
週日のフットボールは8時前後に試合開始です。
土曜日や日曜日は夕方からが多いので、お昼ご飯をレストランで食べてからスタジアムに向かうのですが、夜の試合はそんなことをしている時間はありません。
大概軽く腹ごしらえをしてから夜食にイタリアンかな?
でも桃太郎君は明日も学校なので、どうしよう?

ティムちゃんが歩いてくるのが見えました。
今日は試合を見に行くから、と手ぶらで出掛けたくせに何を買ったのかフォーとナムメイソンの大きな袋を提げています。
「これはみきちゃんに」
中はパイとかマフィンとか試合の途中でも簡単に食べられるものがたくさん。
「スタジアムの周りでバーガーとか食べるのが雰囲気があるけど、みきちゃんの口に合わないかもしれないから」だって。
エラーい。
これも日頃の教育かも。
「日本女性は従順だという幻」は付き合いだした当初から完全に崩壊させてあるので楽です。
幸い私の周りには強気の日本女性ばかりなので、ティムちゃんはこれが当たり前だと納得しています。

アーセナルのチケットを買ったのは実は今回が初めて。
去年まではフレディー・ユンバーグの「お友達チケット」をたまに利用していたのですが、彼がウエストハムに移籍してしまったので、残念ながらタダ券とはおさらばです。
「お友達チケット」はいつも決まってセンターライン辺りの中間くらいの席だったのですが、スタジアム全体が眺められてまぁいい席なんでしょうね。
でもテレビを見慣れていると実際の試合は少し遠い気がします。

今回は電話でチケットを買ったのですが、どんな席がいいのか解らないので、コールセンターのお姉さんの勧める席をそのまま買いました。
エミレーツのスタジアムはわかり易い様に4つに色分けされていますが、今回私たちの席があるのは「オレンジクウォーター」スタジアムに大きなモニターがあるのですが、ちょうどその対角線上です。
試合が始まる時にみんな立って拍手や歓声で選手を迎えます。
「わぁ、今日のお客さんって熱心なファンなのね。」
試合も始まったし、さぁ座ろうかと思ってもまわりは一向にその気配がありません。
それどころか周りからは歓声に混じって歌も聞こえてきます。
私の隣にインテリっぽい女の人がいたので目配せをしました。
「私もはじめてなの、この辺りはシンギンクウォーターって呼ばれているらしいわ、噂には聞いていたけど」
ですって。
「かなり下品な歌詞もあるらしいから、覚悟したほうがいいわよ。」
とも。
次から次へと即興のような歌詞が飛び出してきます。
相手がニューカッスルなのにチェルシーに移籍してしまったアシュレイ・コールの名前も出てきました。
ベンガー監督を褒め称えるものとか。
一番笑えたのは「ロンドン橋落ちた」のメロディーに乗せて「スタンフォードブリッジ(チェルシーのスタジアム)崩壊」。
ハーフタイムが瞬く間に過ぎてしまいました。
後半戦になって最後ぎりぎりのところでアースナルが2点入れました。
ずっと立ちっぱなしだったので、ちょっと疲れたけれど、最高の雰囲気を楽しめました。
「オレンジクウォーター」お勧めです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

サッカー観戦楽しそう^^
まだ一度も観に行ったことないねん。

今週は土曜日に阪神の応援に甲子園にいってきます。甲子園球場は10月から改修するので、土曜日が最後のゲームやねん。
優勝争いから一歩離脱。大逆転してほしいな。。。

Miki Bartley さんのコメント...

スポーツ観戦ってやっぱりテレビで見るのと全然違うよね。
テレビの方がアングルとか再生とかスグレモノだけど、迫力が違います。
応援している人たちの歌とか振動って行って見ないと味わえないし。
甲子園には行ったことがないけれど、新しくなっちゃうの?
日本のことだから来年の高校野球にはちゃんと間に合うのかしら?
イギリスはウェンブリー競技場の工事が随分遅れて大変でした。
土曜日、楽しんできてね。